2010年09月28日

戦争






ランク
1位

俺は、君のためにこそ死ににいく [DVD]

岸惠子 , 徳重聡 , 窪塚洋介 , 筒井道隆 , 多部未華子 ,

レビュー数
61
レビュー平均得点
3.5

○ 作戦ではなくこれは狂気
レビュー内容: 勇ましく散った彼らに対する敬意と共に私は誇りさえ感じますが、

特別攻撃隊とはやはり作戦なんかではなく、劣勢に立たされた日本が、

一億玉砕という狂気の内に発した、大本営の破れかぶれな犯罪にも近い

愚行であるとしか思えません。

「死ぬ覚悟で出撃すること」と「死ぬために出撃すること」の間には

とても大きな隔たりがあるのです。



しかし、こうした映画は「日本は愚かだった」と伝える部分と「戦地で戦った

兵士は皆誇り高く勇敢だった」と伝える部分がとても難しそうですね。

そういう意味ではうまくやった方ではないでしょうか。

「兵士は様々な葛藤あれど勇敢だったが、いかんせん大本営が阿呆の狂気だった。」



製作としては、トメさんを演じる岸恵子さんに不満はありませんが、やや石原氏の

「都合」が邪魔をしているように感じました。

よく出来ている映画だと思うので、是非観ていただきたいと思いますし、

後世にも視聴のチャンスを残していってほしいと思います。



特別攻撃隊の戦果、実際は初めて特攻した敷島隊以外はほとんどが、

敵艦に体当たりする前に撃墜されてしまっていた。それを知りながらも大本営は

二千数百名の若者に特攻をさせた。

これにつて全く触れられていなかったので、個人的希望からの減点で☆4つ。

○ 映像の美しさに
レビュー内容: この映画は全体的に良かったと思います。
特攻が存在した事実が忠実に描かれています。
物語のテンポも良く岸さん演じるトメさんは生前の姿が伝わってくるようでした。
そして私が感動したのが映像の美しさ。
全ての場面が美しい!背景がきれいだしアングルが上手い!!
敵艦に突っ込むシーンは息をのむ迫力でした。敵艦の空中弾がいっせいに爆発する所は映画であることを忘れさせるよう!!素晴らしい。

ただ…特攻隊員たちが楽しそう。
死に逝く緊張感が伝わってこないんです。
惜しい。なんてもったいない!!!

○ 制作陣の頭を疑う
レビュー内容: これは特攻と戦争の悲惨さよりも、日本は正義の戦争をして負けたんだ!!という右系効果がミエミエ。



今は亡きおじいちゃんやおばあちゃんから戦争の話を聞いたという人の話によれば、こんな映画みたいなのは有り得なかったとか。



大東亜戦争(つーか、自分達の無責任で起こした戦争全て)が未だに正しいと思う人しか楽しめません。

○ 未来へ受け継いでいきたい作品
レビュー内容: 涙がとまらなかった。
自分はまだ結婚もしていないけど、子や孫ができた時に、伝えたいものがこの中にあると思う。
一生懸命に生きて、僕らのために特攻していった人達がいる。
この事を日本人は忘れたらいけない。

○ 最悪の作戦だとわかっていても、やらねばならぬ時がある。
レビュー内容: いわゆる「神風特攻隊」を取り上げた作品。



まず最初に書いておきたいのは、

軍事作戦としての特攻(自爆攻撃)は「最低最悪の作戦」だと言うこと。



これは昭和天皇や今上陛下(当時の皇太子殿下)も

はっきりと表明されている。

指揮官や実働部隊も同じことを考えていて、

本作品の最初と最後に描かれている。



そこまでをしっかりと理解した上で

「全てを理解した上で、それでもなおやらねばならぬ時がある。」

と覚悟を決めた人たちの思いを理解したい。



本作品は、上記全てをしっかりと描ききっている。

時に残酷に、時に美しく。



目を背けるのは辞めよう。

僕たちは彼らが見た未来を生きているのだから。







ランク
2位

日本のいちばん長い日 [DVD]

三船敏郎 , 加山雄三 , 黒沢年男 , 小林桂樹 , 宮口精二 ,

レビュー数
34
レビュー平均得点
4.5

○ 迫真の演技
レビュー内容: 阿南陸相役の三船敏郎は当然だが畑中少佐役の黒沢年男や古賀少佐役の佐藤充も大汗をかいての熱演でした。当時はエアコンなんか無かったから終戦の詔勅の文書作成のための閣議もあんな密室で文官はスーツ、武官は暑そうな軍装で見ているほうが暑そうだ、たまらんなと思いました。個人的には畑中少佐や井田中佐の言い分にも一理あると思いましたね。「最後の一兵まで戦わずにここで戦いを止めてはこれまで死んでいった将兵を欺くことになる」というのはそうだろうな。

○ 戦争で亡くなった方たちへ胸を張れるような日本人に自分たちはなれたのでしょうか。
レビュー内容: 時間とお金をたっぷりとかけた歴史的超大作です。岡本喜八監督の代表作です。キャスティングもベストです。登場する俳優は東宝オールキャストの豪華版で、一人一人が大俳優、名俳優ばかりです。黒沢映画に出演している人もほとんど出ています。橋本忍氏の脚本もすばらしい。



物語は大きく分けて前編後編に別れています。前編は連合国からのポツダム宣言から、それを受諾するまでの内閣と陸軍内での葛藤。後半はポツダム宣言受諾後、玉音放送をめぐる8月14から15日にかけての陸軍若手参謀たちの反乱です。一億総本土決戦と絶対にあきらめません。登場人物、関係者の全てが実名です。



陸軍大臣を演じる三船敏郎は、まるで本物の阿南陸相ようで、ものすごい迫力です。青年将校役を演じる黒沢年男も迫力ある熱血演技です。戦争続行に向け、泣いたり喚いたり、脅したり口説いたりと、最初から最後まであちこち駆け回り、純粋な軍人を演じ切っています。この役は、まさにこの時の黒沢年男にしか演じることができなかったでしょう。その相棒として中丸忠雄は冷静沈着に彼をサポートしています。鈴木貫太首相郎演じる笠智衆は、いつもひょうひょうとしていますが、閣議では阿南陸相の主張をさえぎり、自ら終戦の決定をする強い意志も見せます。ここはすばらしい名演です。これで日本のポツダム宣言受諾、つまり無条件降伏が決まりました。



若手将校を前に切腹にのぞむ阿南陸相は、この映画のクライマックスです。この先日本はどうなるかわからないが日本は大丈夫だ、君たち若い人たちが新しい日本を作っていきなさいと、世辞の言葉を残して切腹します。この言葉のように、戦争で亡くなった方たちへ胸を張れるような日本人に、今の自分たちはなれたのでしょうか。



最後に、DVD保存版としては切腹シーンのパッケージが不気味で、まるでホラー映画のようです。映画の中身を知らない人、特に若い人はこの絵だけで引いてしまいそうです。せっかくの歴史的超大作がパッケージで観てくれないのでは台無しです。ここは「日本のいちばん長い日」という題字だけでいいのではないでしょうか。この映画を末永く後世に残すものとしてパッケージの改版を望みます。

○ ♪若い血潮の予科練の〜♪
レビュー内容: ポツダム宣言受諾決定から玉音放送までの24時間

自分の為ではなく、日本という国のことを自分自身の頭で真剣に考え、悩み、そして、行動した男たちの物語です。

ポツダム宣言受諾決定を知らず、8月15日午前零時、ゼロ戦で飛び立つ特攻隊たちを、日の丸を振って送り出す地元住民たちの♪若鷲の歌♪が耳に残ります。



若い血潮の予科練の

七つ釦(ぼたん)は桜に錨

今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃ

でかい希望の雲が湧く



命惜しまぬ予科練の

意気の翼は勝利の翼

見事轟沈した敵艦を

母へ写真で送りたい

    (作詞 西条八十)




○ 『ヒトラー最期の12日間』と比較すると興味深い
レビュー内容: この映画は何度も観ている。

実際のできごとを題材にした映画は、事実を淡々と描写すれば、

くりかえし観るに値する作品になるといういい例だからだ。

先日『ヒトラー最期の12日間』を観た。

おなじ最後の日をあつかっていながら、その内容のちがいにおどろいた。

『ヒトラー最期の12日間』は、ひたすら頽廃と絶望を描いている。

『日本のいちばん長い日』は、ひたすら敗戦までの手続きを描いている。

これは『ヒトラー最期の12日間』を観て、はじめて気がついたことだ。

原作がそうだからと言えばそれまでだが、このちがいは興味深い。

観るたびに想像をあそばせることのできる映画が好きである。

後年、おなじ原作で8月15日を描いた『歴史の涙』というTBSのテレビドラマは

駄作だった。何人も女優がでてきて、泣いたりわめいたりするからだ。

こういう作品には、想像をあそばせる余地はない。


○ 終わらせることの難しさ
レビュー内容:  8月15日に玉音放送が流れるまでの24時間を追った、緊張感みなぎる傑作。監督・岡本喜八、脚本・橋本忍。そして男汁だくだくだの豪華俳優陣――長尺でも安定感が段違いだ。



 当時首相の鈴木貫太郎(笠智衆)、本土徹底抗戦を訴える陸軍大臣阿南(三船敏郎)、そして国体護持のためにクーデターを画策する青年将校(黒沢年男)、そして昭和天皇――それぞれがそれぞれの立場で国を想い過ぎるがゆえに、意見は平行線を辿り続け、その間にも下界では被害が苛烈さを増してゆく……。



 特に強烈なインパクトを残すのが、ひたすら肩周りにびっしりと汗を染み込ませながら皇居周辺を行き来する青年将校たち。彼らの国を想う気持ちは純粋そのものなんだろうけど、純粋過ぎるゆえにその近視眼っぷりは見るに堪えない。天皇を守ることが任務の近衛兵たちが、玉音放送を阻止するために、宮内庁に銃を向けるのだ――とんでもない妄執だ。結局彼らにとって天皇は絶対であり、絶対ではなかった。よく、戦況が悪化しないうちにどうして戦争を終わらせなかったのか、という声は多い。自分もそう思う。けれども、時の為政者たちは終わらせることの難しさを誰もが知っていた。そして事実、終わらせることはとんでもなく難しかった。これを見るとそう思わざるを得ない。玉音放送によって戦争がすんなり終わったと勘違いしていた自分のような人間に、是非見て欲しい激動の昭和史。







ランク
3位

男たちの大和 / YAMATO [DVD]

反町隆史 , 中村獅童 , 鈴木京香 , 松山ケンイチ , 渡辺大 ,

レビュー数
143
レビュー平均得点
3.5

○ 生き様
レビュー内容: 公開から約5年経った今、思い立って見ることにしました。 わずか15歳で死に直面し儚くも散って行った人々、そして、生き残り死んでいった人々の思いを背負って生きていく姿を通し、改めて生きることの意味を思い知らされました。 こういう時代に生きてきた人がいるからこそ平和な現在があり、自殺や命を粗末にする人が多い今命の大切さを感じました。 話の中で長嶋一茂(役名は不明)が言っていた、 「死ぬのも覚悟、生きるのも覚悟。覚悟するということはとても重いことだ。」 一番印象に残った言葉です。 美化するつもりはありませんが、甘えて生きていた自分にとって非常に感銘を受けました。

○ 所詮は人間ドラマ
レビュー内容: 男たちの友情や生き様等で感動したい人にはお勧めです。

無理やり感動させようとする場面が多々ありますが、お涙頂戴物としては良いと思います。

ただ戦争映画として考えると残念な出来と感じるを得ません。

かの有名なプライベート・ライアンでは、自分が本当にそこにいるような臨場感があり、

戦闘の悲惨さを淡々と流して、見ている人に何を感じてもらうかを委ねる雰囲気があります。

しかし、この作品はそのようなものは無く、事実を捻じ曲げてまで見ている人に「ああ感じてほしい」「こう感じてほしい」という押しつけ感を終始感じさせます。

もう戦争映画なのか男の武勇伝話なのか分らなくなりました。

○ 沖縄の海を見ると思い出す
レビュー内容: 1回目は劇場で観ました。

終戦記念日が近づいてきたので、もう一度DVDで観てみました。

やはり素晴らしい映画だと思います。

この映画に出てくるような、若い10代の人達にこそ、観てほしいと思います。



同じ特攻を題材にした映画で比べると、「俺は君のためにこそ死ににいく」よりも、

こちらの方が戦闘シーンが多いです。というより、「俺は…」はラストまで戦闘シーンは無い。上官による体罰のシーンなどもリアルで、途中、目を伏せたくなることも多いです。

それでも、現実はもしかしたらもっとひどかったんじゃないだろうか…と思うと、

辛いけれど、同じ日本人として、目をそらさないで見なくては…と思いました。



家族や恋人と、乗組員達が最後に会うシーンは、涙が止まりませんでした。

言葉では言えない、感謝の想いだったり、悲しみだったり、乗組員たちは、これで最後とは誰も言わないのに、愛する人たちはそれぞれにそれを悟り、言葉や、眼差しや、表情でいろんな気持ちを語っていて、みなさんすごく良い演技をされてました。

もう、本当に痛いほど気持ちが伝わってきます。



そして、神尾さんが同期の子の実家へ行き、田植えを手伝うシーン…

神尾さんの気持ちも、お母さんの気持ちも、すごく理解出来るので、誰が悪いわけではないんだけれども、苦しかった…。



あんなに若い乗組員たちが、「死に方用意」などと海に向かって家族に最後の想いを叫ばなくてはならなかった歴史が憎いです。

年若い人達を大勢、特攻作戦なんていう非道な作戦に使っておきながら、自分達はのうのうと生きていた「お偉い」人達も憎いです。



日本人は絶対に忘れてはならない歴史だと思います。

○ 何これ?
レビュー内容: レビューを書くにも値しない作品である。

思い出すだけで腹が立つ。

○ 何度も見ると粗が目立つ
レビュー内容: 気になった点を書いていきます。

多いにネタバレです。



最初ですが、内田さんの娘が、「北緯30度22分 東経128度04分」に連れて行ってくれと何度も懇願するシーンがあります。

一度ならいいのですが、何度も何度もこの台詞です。率直に「大和が沈んだ場所」と言ったほうが違和感はありません。



次に、若い水平が大和に乗艦する為に、ボートで大和に近づくシーンがあります。その時にとある水平が、「おい、大和や!」と叫びました。

そこまで近づかないと分からないのですか?かなり巨大な戦艦の筈なのですが。



次に山本五十六が死んで、そのニュースを映画館で放映するという変わったシーンがありました。

その時の、実写映像の周りのCGが陳腐。これは酷い。



更に神尾の母とあの小娘は、機銃掃射されている中を何をしていたのか。死にたいのなら別ですが。



反町が演じていた兵士は何者なんですか?炊事長かと思いきや戦闘にも参加してますし、しかも一人だけ髪が長いのが不自然です。

最後の行動は最早意味不明です。



戦闘シーンはかなり酷い。カメラに水滴がついています。臨場感は皆無です。戦闘機もなんだかなぁ・・・



この映画のキーともなっている、内田さんの短刀は、原作では行方不明になっていたと思いますが。



切腹した兵士の刀が柔らかすぎます。もっと上手く撮れと・・・



もっと変なところは沢山ありました。役者さんはもっとナチュラルな広島弁を練習してください。





まぁこのような粗は、大した問題ではありません。

ストーリー自体はお涙頂戴な展開があまりにも多く、涙どころか逆にイライラしました。

準主役級の兵士が多すぎたせいだと思います。







特別版では「名も無き兵士への鎮魂歌」というショートムービーが入っていました。

「名も無き」って何ですか?死者に対する冒涜としか思えません。





この映画、結局のところ、賞は1つも取れなかったと聞いています。

ま、当然でしょうね。







ランク
4位

真夏のオリオン [DVD]

玉木宏 , 北川景子 , 堂珍嘉邦 , 平岡祐太 , 吉田栄作 ,

レビュー数
30
レビュー平均得点
3.5

○ 色々な評価があるとは思いますが、映画としては楽しめました
レビュー内容: 映画は観てのとおり。コテコテの反戦映画という訳ではなく、登場人物も状況設定の割には身綺麗過ぎるような気もしたが、憎むべき戦争の悲惨さは十分に伝わり、映画の面白さも堪能できた。作品のラスト、両船の邂逅シーンと主人公たちの再会のシーンは観ていて思わず胸が熱くなった。



それにしても、映画の冒頭で鈴木瑞穂演ずる旧乗組員を北川景子が訪れる際の凛とした美しさは素晴らしかった。

○ 子供も一緒にみられる(少し補足)
レビュー内容: 様々なご意見があるようですが、小さい子供と一緒でも大丈夫な内容だったと思います。 私は実は玉木ファンだから見ていたのですが、息子達が途中から加わったために、「戦争がかっこいいと思われたらいかん!!」と、実際はどんな時代だったか、とかいかに戦争が悲惨だったか(潜水艦の恐怖など)等々、その都度補足しました。 戦争映画をみる大人の方は、戦争の悲惨さや不条理さ等を書籍や映像などで知り得ていると思うので、その映画ごとに、視聴者への強いメッセージが一つあればいいのではないでしょうか。回転の乗員を諭した艦長の言葉は、現代にもつながるものがありますし。私はこの言葉で星五つです。
個人的には昭和に作られた作品(テレビ用も含め)はより強く悲惨さや、遠く離れた日本の安全な場所にこもって指示を出すお偉いさんへの怒りなんかがよく描かれていたとは思いますけど。ちなみに、テレビや映画の反響は大きいらしく、悲惨すぎる内容だったりすると自衛隊の入隊減とかに影響するよーなことをチラッと聞いたことがあるので、やはり映画を作る上で、いろんなかねあいがあるんだろうなと思います。かといって戦争美化は監督の本意ではないだろうし。難しいですね。

○ 戦争美談かな?
レビュー内容:  「戦争って、感動的なもの?」・・と、思われるような内容ですね。わかりやすくいえば、戦争に伴う死や悲しみ、残虐性というものは余り出さず、美談として戦争を描いているような感じがします。

 作者のテーマを尊重すると、コンパクトにまとまった映画ですが、残虐な戦争映画を見てきた人や当時戦争を生き抜いてきた世代からすると、艦長の優しい言葉使いだけを取り上げても、やや物足りないと思われる方も多いのでは・・?きっと、物語にはモデルがあったんでしょうね。


○ 「雷撃深度一九・五」の映画化と思わない方がいい
レビュー内容: この映画の原作とされている「雷撃深度一九・五」も史実に基づいたフィクションですが、この映画はその原作を部分的に参考にしている程度の別物です。



「雷撃深度一九・五」を先に読み、その映画化を期待した私には、この映画はストーリーが軽薄に感じられてしまい、「え!?終わっちゃったの!?」という感じのエンディングでした。



「原作とは全く別の映画」という観点で見れば、それなりにストーリーが構成されており、星3つ程度は与えて良いのではないかと思います。



原作を読むことを推薦するとともに、原作に忠実、若しくは原作を超える映画をもう一度撮って欲しいと願ってやみません。



今の時代に第二次大戦を題材にした映画を作ろうという姿勢には拍手を送りたいと思いますが。

○ 8月15日に思うこと
レビュー内容:  「映画館で見たけど、DVDが出たまたみたいな」と思っていたのをレンタルビデオ屋で思い出し、借りた。

 別に計ったわけではないのだが、借りたのが8月13日で、見たのが8月15日、今年で65回目を迎える『終戦記念日』だった。

 

 劇場で見たときもいろいろと考えさせられたが、8月15日に見るとやはり違った見方になってくる。



 そんなにこの種の映画は多く見ているわけではないのだが、他の戦争を描いた作品とは少し違ったとらえ方をしていると、観終わったあとそう感じた。



 戦争を描いた作品というのは、「散り際の美学」を前面にだしたものが多いというイメージを持っている。

 しかし、本作はその傾向がほとんどなく、現に死者もほとんど出なかった。

 本作は「生きることの大切さ」を伝えたかったのではないだろうか。



 それを感じさせられたのが、「回天」に単独で乗り込もうとした部下に対して、倉元艦長が言った言葉だ。



 「いいか、俺たちは死ぬために戦っているんじゃない。

  生きるために戦ってるんだ。

  人間は兵器じゃない。たったひとつの命だ。

  もったいない・・・」



 戦争が終わって65年、日本は戦争のない平和な国のように一見見える。

 しかし、交通事故の死者よりも自殺者のほうが多いという事実もある。

 それを戦争で亡くなった方が見たら何と思うだろう。



 怒り震えるかもしれない、涙が枯れるほど悲しむかもしれない。



 現代に生きる私たちは、そう思われないように戦わなければいけない。

 「たったひとつ」の命なのだから・・・。



 



 



 



 







ランク
5位

ビルマの竪琴 [DVD]

中井貴一 , 石坂浩二 , 川谷拓三 , 渡辺篤 , 小林稔侍 ,

レビュー数
14
レビュー平均得点
4.5

○ 切ない、なのに心暖まる
レビュー内容: 戦争映画の多くは悲しいものや、人間の非道な部分も描かれていますが、この映画の特徴は、登場人物のほとんどが優しくて純粋な人ということです。

日本兵に終戦を伝えるために、英国兵とインド兵が肩を組んで歌を歌い、日本兵もそれに続いて大合唱になるシーンなど特にそう思います。

一人ひとりの優しさ、純真な思いが時に切なく、時に暖かいです。

ビルマ独特の仏教の建物、現地の人々、そして歌にも見所があります。「埴生の宿」は特に心に残りました

○ 言葉がなくともこれほど思いが伝わるものなのか
レビュー内容: 見てしまった、知ってしまったものは無視できない。

何も出来ない無力をかみ締めていたけれども、弔うことだけは出来ると考えてしまったから、帰還の望みも振り払う。

そのような思いが、水島上等兵の足を引き返させたのでしょうか。また彼が隊員との友情から何度も迷っていたことが、逆に思いの強さを物語っていたようです。

最後まで水島上等兵の考えはほとんど語られなくても、その思いが音楽や演技から伝わってきたような気がしました。

子供のころにこの作品を見ていなかったことが、少し悔しいです。とても綺麗で、感動しました。

○ いいですね
レビュー内容: 昔見たことはありましたが(子供の頃)、時代が変わっても

色あせることはなく感動しました。


○ 昔の映画とは思えない
レビュー内容: この映画は、私が小学生の頃見ました。その時、あまりのお互いの思いやりの強さに感動しました。

私が覚えている場面は、ルビーが土の中から出てきて、現地の人から魂だと言われ、涙を流して決心すれシーン。私も小さいながら涙しました。どうしても見てみたいと思って、買ってしまいました。

昔と変わらず映像が綺麗で見やすいです。是非、買うことをオススメします。
俳優さん達が若いですよね。

○ 美しい歌声
レビュー内容: 歌声の美しさは、出色。

対比される戦争のバカバカしさが静かに強く印象付けられる。



石坂浩二、中井貴一、他、好演が光る。



惜しむらくは。

水島上等兵が、何故。

ビルマに一人、残留する理由が。

どうも、釈然としない事。








ランク
6位

激動の昭和史 沖縄決戦 [DVD]

小林桂樹 , 丹波哲郎 , 仲代達矢 , 森幹太 , 睦五郎 ,

レビュー数
14
レビュー平均得点
5.0

○ 当時の思想や雰囲気を伝えている
レビュー内容: 沖縄戦での悲劇を描いた作品は多い。またそのような作品はその悲劇さ、残酷さを強烈に打ち出し、二度と戦争を繰り返さないという教訓めいたものもも多いと思う。また視聴者としてもどこかでそのような(悪い意味でなく)欲求があるのではないか。その意味で考えると戦争ドラマというものも、「悲劇のドラマ」という一種のジャンルになり、エンターテイメント化されつつあるものかもしれない。



この作品は当時の考えや悲劇をごく当たり前として描かれており、戦争という馬鹿げたことを訴えるだけでなく、当時の思想や状況が「戦争というものが当たり前のことで、人ひとりの命は国存亡のためにある」という状況を忠実に伝えてきている。その中で一人ひとりのキャラクターが戦争と国への疑心を言葉ではなく、演技や表現であらわしている部分が素晴らしい。



本作品は右・左という思想ではなく、戦争の必然性や矛盾、またその状況下におかれた人間たちの「自分たちの人生活路はどこにあるのか」という視点で描かれた作品。


○ 公開当時観ました
レビュー内容: 九年前にビデオテープがダメになって以来観ていませんが、この映画は必見です。

公開当時は中学生でしたが、生き延びろろと命じられ狂気を眼に焼き付けていく八原参謀と、ラストシーンの子供が印象的。

世代の違う二人が戦後の日本を作ったのだと感じました。

日本映画嫌いの私ですが、この作品は映画としての役割(どの時代でも受け入れやすく)を考えて限界まで頑張った傑作だと思います。

○ 仲代演じる八原高級参謀の視線を追え
レビュー内容: あらためて見て思います。傑作です。

子供時代、おそらく生まれて初めて映画館で見た

(見につれていってもらった)戦争映画でした。

そうか、脚本は新藤兼人だったのかというのが正直な感想でもあります。



子供の時は、長参謀長役の丹波と、八原高級参謀役の仲代のカッコよさばかり、

目に付きましたが、いま見ると、やはり牛島司令官役の小林桂樹がすごい。

どちらかというと、市井の善人役やコミカルな役どころが多いイメージだが、

この作品では、すさまじい迫力。武人の覚悟、かくのごとき、か。



まったくアプローチは違うけれども、イーストウッド「硫黄島からの手紙」で

栗林司令官を演じた渡辺謙より、遥かに「日本陸軍の司令官」っぽい。

いろいろな意味で。

もっとも、存命した(してしまった?)八原参謀を演じた仲代の最後の

彷徨のシーンこそ、監督や脚本の最大のメッセージなのでしょうね。



それと、脇で、なつかしい名優がいっぱい出てるのが嬉しい。

同じ岡本喜八監督の傑作「日本のいちばん長い日」にも出ていた、

中谷一郎、高橋悦史、井川比佐志、天本英世(!)……(涙)



中でも個人的には、航空参謀役の川津祐介。

たしか当時のパンフレットには、健在だった源田実(元海軍航空参謀)

との2ショットが掲載されていたはず。

それから、軍医役の岸田森。

川津の士官役はともかく、岸田の医師役というのは、すごいキャスティング。

これも今になってわかるけれど、当時、熱い視線で見つめたファンも多かったのでは。



70年代前半の日本映画の(製作も配役も)底力を知る一本。


○ 沖縄県民斯ク戦ヘリ
レビュー内容: アジア・太平洋戦争の末期、日本国内で最大の地上戦の舞台となった沖縄。本作は、沖縄の防衛を担当した第32軍を中心に、軍・官・民をあげて徹底抗戦をした沖縄戦の実相を忠実に描き上げている。



大本営と現地軍の意思疎通は思うようにいかず、第32軍の作戦指導も沖縄県民のことを顧みるものではなかった。また第26代沖縄県知事の泉守紀も「すぐ帰ってきますから」と言いながら本土へ逃亡してしまう。



しかし、その後任の島田叡が命を賭して沖縄県民のために働く姿は涙ぐましいものがあった。また大田実少将が、その島田知事に代わって打電した「沖縄県民斯ク戦ヘリ」の電文も引用され、沖縄県民の激闘についてもよく描かれている。



とりわけ、現在も我々は沖縄に米軍基地の負担を強い続け、島田や大田の「県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」という願いに応えられていないように思う。この歴史を忘れることなく、我々も沖縄のことを真剣に考えていかなければいけないだろう。



なお、沖縄戦に関する2人の県知事について興味を持たれた方には、野里洋『汚名―第二十六代沖縄県知事 泉守紀』(講談社、1993年)と田村洋三『沖縄の島守―内務官僚かく戦えり』(中央公論新社、2003年)をオススメしておく。

○ 日本戦争映画の傑作
レビュー内容: 海軍を描いた映画は数多いが、陸軍のそれも血生臭い地上戦をメインに据えた映画は少ない。その中で、この作品は圧倒的な迫力で観る者の琴線に触れる点では「硫黄島からの手紙」といい勝負だろう。私的には日本戦争映画の最高傑作だと思っている。軍目線でストーリーが展開すること、地上戦に入るとストーリー自体が破綻しつつ最後は滅茶苦茶になって登場人物のほとんどが死に向かって憑かれたように突き進む様は太平洋戦争での帝国陸海軍の姿そのままで、変にリアルな点も興味深い。演出も荒っぽいところも多いが、全体の迫力はそれを補って余りある。当時の軍が、膨大な民間人の犠牲を出しても沖縄を捨て駒とみなしていたのが本当なら(たぶん本当なのだろう)、軍部にとって当時の日本という国は軍のために存在するものであったわけで、昨今の政治を見れば、今の霞が関も同じ体質なのだということに気が付く。結局、根本的なところで日本という国の体質は変わっていないということなのだろう。決して楽しめる映画ではないが、沖縄の現在を理解するためにも是非見ておいたほうが良い作品だ。



ランク
7位

連合艦隊<劇場公開版> [DVD]

小林桂樹 , 永島敏行 , 古手川祐子 , 鶴田浩二 ,

レビュー数
1
レビュー平均得点
4.0

○ なつかしい!
レビュー内容: もうだいぶ以前にテレビで見た内容ですが、あの頃と全く同じ感動を味わえる作品ですので、戦争モノの邦画が好きな方にはお奨めできる作品です。



昔の作品ではあり、演出も幼稚な部分もありますが、今見ても内容はすばらしいです。



戦争のドンパチシーンだけでなく、軍人の苦悩や家族の愛情などが含まれており、見てて飽きません。



また中井貴一をはじめ、当時の俳優もその頃は本当に若いなぁって心底痛感しました。



始めてみる方にも、昔見た方にも買う価値大の作品ですが、もう少し安くなってくれればありがたいんですけどね。







ランク
8位

加藤隼戦闘隊 [DVD]

大河内傳次郎 , 藤田進 , 灰田勝彦 , 黒川弥太郎 ,

レビュー数
10
レビュー平均得点
4.5

○ 軍神・加藤建夫の最期を描く。航空機映画は海軍だけじゃない。
レビュー内容: 本作は昭和19年の3月に公開され、同年のNo.1ヒットを記録した作品だ。軍都・旭川に行くと加藤建夫の展示品が多く見られるが、それもそのはず、加藤は旭川の出身で、当地は未だに陸軍の遺した建物が点在しており、全国でも一番「軍都」の面影を残しているところだ。興味のある方はぜひ訪れて欲しい。陸軍省としては映画の加藤を「神」としたかったのだろうが、山本嘉次郎はあえて「人間」として描いた。よって今観ても違和感のない仕上がりなのだと思う。豪放磊落でカメラ好きという面もきちんと採り入れ、うっかり英語を口にしてしまうエピソードまで映像化されている。陸軍は戦後、もっぱら「鬼の憲兵」「海軍に比べて暗い」「閉鎖的」と悪口を言われるが、本作や木下組の大問題作「陸軍」を検閲で通してしまうセンスは、ある意味で凄い(笑)。国全体の暴走は十分非難されるべきものだが、現代の認識では海軍のムチャが敗戦の糸口になっているし、また関東軍が頑張らなければ今ごろ北海道はロシア領だ。我々もそろそろ正面から歴史を見据えなければいけないね。それにしても「隼」のカッコいいこと!海軍の三菱製・ゼロ戦と陸軍の中島製(現スバル)・隼は、やはり世界に誇る名機だと思う。これをハリウッド帰りの撮影監督・ハリー三村が豪快に撮り上げており、ドッグファイトも凄い迫力だ。特典映像を観ると、敵機も英軍から奪った「ホンモノ」を使用しているとのことで、そりゃ迫力も出るわけだ!加藤役の藤田進は当時の東宝のエースでもあり、黒澤の「姿三四郎」でも主役を張っていた。基地にクリスマスツリーやリースが飾られていたりと、昭和19年なのにかなりお茶目な映像も素敵だ(笑)。映画はもちろん軍神の死で終わるが、大東亜戦争もいよいよ終末に向かう時期であり、そんなことを考えて観ると違う見方が出来るだろう。星は4つです。

○ 加藤隼戦闘隊は心躍らせる名作でした
レビュー内容: 昭和16年ごろを背景とした昭和19年公開の映画であるが、日本映画のレベルの高さを教えられた。

軍隊趣味はあまりないが、戦闘機の戦闘シーンや特攻には感動を覚える者で、何の予備知識もないままこのDVDを手にした。

東映映画のヤクザのような軍人たちと違って、すがすがしい役者たちばかりで戦前の日本人を誇りに思えた。

何よりすごいのが、戦後の映画と違って、本物の戦闘機が登場し、技をお披露目していることだ。

現在もアメリカではプロペラ機の競技があり、テレビで垣間見たことがあるが、違う! 戦闘機ならではの精神的な緊張が心地よく伝わってくる。見てよかった! ゼロ戦の影に隠れてしまいがちだが隼にも注目したくなった。

○ ビデオ版より長い
レビュー内容: 限られたチャンネルだけで発売されていたビデオ版を持っていました。10回以上は観ているので、今更DVD買ってもねと思っていました。が、それは間違いでした。ビデオ版より10分以上長くなっています!!船団上空直援帰還時の夜間飛行や入院中の加藤部隊長の言動など、観た事のないシーンが随所に登場します。パッケージの「昭和19年公開の全長版で初DVD化」とはこういう事だったんですね。ビデオをお持ちの方で、まだDVDをご覧になっていない方、一度ご覧になって下さい。また、音声状態が良くないので、クローズドキャプション方式の字幕も大変有り難い。特にパレンバンに降下した挺身隊員達の台詞等は、DVDで初めて全貌が判りました(ただ、「高度を取って雲の上に出る」は「雲の上に出よ」の間違いでは?←僚機への指示なので)。画質もビデオより良いように思います。「意図の通ずる事多く、部隊長は愉快であるっ!」

○ 一式戦の燕返し(^_^)v
レビュー内容: 一式戦隼の大ファンであります。この映画『加藤隼戦闘隊』でも出てくる一式戦の華麗なる燕返しのモノケロ映像に目が釘付け間違いなし。一式戦というところが抜群です。エンジンナセルに機関銃の銃口二つ。少し盛り上がっているところに、一式戦の魅力が詰まっています。

 レシプロ戦闘機は、近くでは知覧平和記念館で観ることが出来るのですが、小生の産まれる前、60年以上も前に、これを乗りこなし空戦を繰り広げておられた先輩方に畏敬の念をいだきます。

 それにしても、重爆や輸送機もろもろ実機か出てくるだけでもう大感激です。凄いの一言。それに撮影の素晴らしいこと。たいへんなロケが想像されます。映画を越えたものを感じます。

 この物語では、悲観という言葉は相容れない、当時の若者達のひたむきさと優しさ。もう何とも言えない味わいです。コーヒーミルでコーヒーのうんちくをみんなに隊長が談笑されるシーンには、思わず涙です。併せて、水木しげるさんの『ラバウル戦記』も読んで観て欲しいです。

○ 一つのなぞ
レビュー内容: 話の展開といひ、特撮といひ、当時としては見事な映画でせう。特に空中戦の実写映像は他を以て替へられませんね。

それはさうと、映画中で加藤隊長就任(実は再任だけどね)の際に隊員によつて部隊歌(加藤隼戦闘隊の歌)が歌はれるシーンがあります。このシーンは昭和16年4月のことです。この映画の解説でも言及があつて、後に感状を七度受けたと歌はれてゐるのが、この時期ではまだ二度だつたので、歌詞もさうなつてゐるといふ話が出てきます。でもこのときこの加藤部隊に「隼」はまだ配備されてゐないのですよ。配備は16年8月です。映画中でも、加藤隊長就任後数か月を経て最新鋭機「隼」が配備されたといふ話になつてゐます。しかし最初のシーンの部隊歌ですでに「隼は征く、雲の果て」と歌はれてゐます。隼はまだないのに、何ででせうかね。加藤隊長が最初に登場するときも、固定脚の九七戦に乗つてゐるといふのに。







ランク
9位

二百三高地【DVD】

仲代達矢 , あおい輝彦 , 夏目雅子 , 丹波哲郎 , 森繁久弥 ,

レビュー数
7
レビュー平均得点
4.5

○ 丹波哲郎がすばらしい!!
レビュー内容: 児玉源太郎役の丹波哲郎の名演技は迫力があり、すばらしいです
まるで本物の児玉源太郎みたいです

○ 地上波再放送できるかな
レビュー内容: 平成生まれの映画を何回も再放送するよりこういった作品を再放送すべきでしょう(あおい輝彦の一騎打ちシーンが凄惨なのが原因かも)。平成生まれの人に観てもらいたいのは戦争の悲惨さより昭和俳優たちの演技力を判断してほしい点。 注目は新沼謙治で俳優が本業でないからこそあのキャラ設定が生き、まわりの俳優陣にいい相乗効果がでている。脚本家の本骨頂か。 それにしても夏目雅子を超える女優が出てこないのはどういうことなのか。20代半ばで完成された女優、夭折しなければどうなっていたのか、レベルの低い作品に出演しなかったのがよかったのか悩ましい。

○ 日露戦争知るには良い
レビュー内容: 存在意義のある良い作品だと思います。が、あおい輝彦と夏目雅子の色恋沙汰はもう少しライトでも良かったかなとか、防人の詩の歌詞ロールは有り得ないなとか、マイナス面も少なくないです。

○ 本当に戦争を知っている人たちが作った映画
レビュー内容:  近年の薄汚いヒューマニズム戦争映画にはうんざりしていた今日この頃。そろそろ、「自由」「反戦」「平和」が使用され過ぎてまるで死蝋のようである。先日、偶然「二百三高地」の一部を目にする機会があり、その出来の良さに惚れ込み、本編をゲオでレンタルしてしまった。低予算ながら良くできている。人道主義的な哀愁漂う内容は、多分日本人の好みなのだろう。軍歌や演歌も明るい物はあまりないのだから。しかし、その当時の時代背景を正確に模写していることは、素晴らしい。ソース顔のかつての名優達が総力を上げて演じている。伊藤博文、児玉源太郎、乃木希典、明治大帝それぞれそっくりである。秋山好古も少しは出てほしかったかもしれない。

 本日から、NHKは「坂の上の雲」を放送することになっているが、極左活動家によって日本の侵略戦争として描くようにと注文がついたそうだ。敵弾に当たり、銃後のために儚くも散った先人たちの顔に泥を塗るようなことだけは、してはいけないね。

○ 日本版「戦争と平和」
レビュー内容:  国の運命を背負い、政治家として命をかける伊藤。そしてやはり国を背負い友人、私人であることを捨て軍首脳として死力を尽くす児玉(戦争終結8ケ月後に脳溢血で急死)。軍司令としての職責と人としての情の間で苦悩する乃木。司令と部下との間で次第に人から軍人へと変わっていく小賀少尉。運命に逆らえず死んでいく庶民兵の苦しみと意地、したたかさ。そしてそれらを囲む人々の悲しみや憎しみ、愛情。

 この作品は見る時々よって異なるストーリが見えてくる。昔、最初に見たときは単なる残酷で眠い戦争歴史映画。2度目に見たとき乃木への怒り、庶民兵への悲しみ、変わっていく小賀少尉への違和感。3度目に見たときは逆に小賀少尉への共感。そして4度目は望むと望まざると人の上に立つ者、国を背負う者のあり方と苦悩する姿を児玉と乃木そして伊藤に見た。

 そして、それらの人々の中に、理性と感情の戦い、人それぞれに異なる親子の情の姿、個人が個人ではなくなる時、非情の中にある友情が散りばめられている。

 戦果が上がらない乃木にいらだつ国民が乃木の自宅を襲った時、乃木の妻が「好きにさせてあげなさい。こんな家なんかどうなっても構いません」の一言は、武人の妻としての言葉なのかそれとも、息子の死を悲しむことさえできない乃木家への憎しみなのか。

 日本が勝ったはずなのだが、全然、勝った感じがしない。救われるのは生き残った兵士が国で普通の生活に戻った姿と、残された人の悲しみを乗り越えた笑顔、そして平和な山河に溢れる明るい日差しに彩られたエンディングだ。

 戦争というものを単に残酷なものとして扱うだけでなく、また戦争スペクタクルとするでもなく、人にスポットを当て、見れば見るほど一人一人のキャラクターが背負うものを見せる作品だ。

 この戦争をめぐる人の描き方の重厚さは、奇しくも、この映画で人の善性の象徴として登場する「戦争と平和」につながるものを感じる。それにしても良く何度も見たものだ。 








ランク
10位

明日への遺言 特別版 [DVD]

藤田まこと , 富司純子 , ロバート・レッサー , フレッド・マックィーン , リチャード・ニール ,

レビュー数
26
レビュー平均得点
4.0

○ 泣けた。泣けた。不思議な映画
レビュー内容:  この映画は泣ける。そして戦闘シーンは出てこないが、なぜか戦闘シーンのイメージが湧く。すべて会話で話が進む。出てくる人は実はいい人ばかり、なぜ戦わなければならないのか?そしてなぜこのような行動をさせたのか。自分へのけじめとは。人は思い通りには生きられない。そして知を持たなければならない。この映画はそんな気持ちにさせてもらいました。

○ 部下を守り抜いた
レビュー内容: 意外だったのは裁判が結構しっかりしていたこと。判事もほとんど中将の証言をさえぎらない。それから弁護士がかなり本気であの手この手で検察官をてこずらせたこと。

彼にとって何の得も無いでしょうに。自国じゃ非国民あつかいでしょう。

日本が勝ったらああいうことはできたのだろうかと思わずにいられません。検察官の笑顔がよかったですね。勝利の瞬間の無力感に満ちた表情も印象的でした。

藤田さんの声は力強く説得力がありました。もうけっこう弱弱しい感じが漂っているのかもしれないなあと見る前に予想していましたが全体的にそういう雰囲気はありません。

すごい信念の人なんですがそういうのを押し売りするような暑苦しい感じの人ではないという難しい特徴をふまえて演技できる適任者だったのではないでしょうか。

劇中、たぶん兵卒も含まれているでしょう、大浴場で部下たちと一緒に湯船に漬かっていますが果たして戦犯になった将官でああいう風に人が集った方って何人くらいいたのでしょう。

佐官でも怪しいと思いますけど。

最後は部下を全て窮地から拾い上げ、判事の助け舟を拒み、もって己のなした証言すべてを人類への警句と転じた彼の生き方は学ぶには正直立派過ぎて荷が重すぎますが

同時に残された者が崩れないための最期の誇りを残してくれました。有難う。

こういう場合人物像が非常に美化されている危険性がありますが

検事の助命嘆願、部下が一兵卒まで生き残っていること、裁判記録

相当しっかりした証拠の裏付けがありますのでおおむね私は信用することにしました。

ただご本人はこれほど裁判で超然たる覚悟で臨めたのだから

戦中の空気に埋没しないで何かできたんじゃないのかと悩んだのではないでしょうか。

戦争が避けられないとしても裁判で見せたような死を厭わぬ気概で奏上していたら、もっと別のやり方ができたのではないかとふと考えたりはしたと思います。

できなかったからから苦しい、それを他人は責められません。覚悟とは状況にも左右されますから。

そういうことまで考えていただろうなあと第三者に思わせるくらい立派な人格の方だなあと見ていて感じました。


○ 法廷場面中心でやや退屈だが丁寧な作り(蒼井優を観る為のレビュー)
レビュー内容:  蒼井優の出番は裁判の証人役として前半部分に5分間位(計測した訳じゃないので、あくまで感触です) その後30秒飛ばしの機能を使ってジャンプしながら見たが、その他の出演シーンは見つけられなかった。好演してはいたが、優ちゃんだけの目的ならわざわざ観るほどでもない。

 導入部にあたる記録映画的な部分はかなりの訴求力があったが、裁判部分は興味を持続できなかった。軍事法廷に興味があるなら、作りの丁寧さを感じたので一見の価値があるかもしれない。


○ 何となくストレス
レビュー内容: 何となくストレスがたまる作品。

岡田資、賛美一色の作品。

しかし、捕虜斬首は、如何見ても犯罪。

彼らも、命令に従っただけ。

自分は、彼らを許さず、自分の部下の減刑を計るのは、

ダブルスタンダードとしか思えない。

米軍の残虐行為に対する追及も中途半端。



法戦を主題のする割には、杜撰。

何となくストレスの一言。

○ 日本兵はすばらしかったということだ。
レビュー内容: 映画作品としてみました。作品としてみた場合岡田中将の静かな心の内を表現していたのであれば、全体としての雰囲気はよく作られていたと思います。戦勝国による裁判ですから、結局は有罪はハナから確定しているのです。その中で私心を捨てて部下を思い遣り一貫した主張を続けたところに岡田中将の人としての誇の在り方、潔さを感じました。



全編を通して淡淡としていましたので、娯楽としては少し退屈かもしれません。



歴史としてみた場合、冒頭の画像で南京の捏造写真と言われている写真なども見かけたので、史実としては、どこまで正しいものかどうかは分かりませんが、概論としては非常に良いテーマだったかもしれません。いわゆる大東亜戦争に於ける日本の戦犯ですが、とにかくA級戦犯をテーマにしたものが、左右の論戦のテーマになっていて、なかなかB級C級について知る機会が少なかったので、ひとつのきっかけとしてよかったと思います。


posted by はやぶさ じろう at 21:00| 日本映画

特撮





ランク
1位

ガメラ2 レギオン襲来 デジタル・リマスター版 [DVD]

永島敏行 , 水野美紀 , 石橋保 , 吹越満 , 藤谷文子 ,

レビュー数
4
レビュー平均得点
5.0

○ 平成ガメラシリーズ第2弾!にして最高傑作!デジタルリマスターで蘇る!
レビュー内容: 平成ガメラシリーズ第2弾!にして最高傑作!

血湧き肉踊る、怪獣映画の醍醐味を満載!

もちろん大人が見て面白い!!



前作を凌ぐ怪獣災害シュミレーション描写、自衛隊の作戦行動などのリアルさ、

そして、ガメラのデザインのかっこよさ(前作ではまだ、丸っこいかわいらしさがあった)、

新怪獣レギオンの生態とデザインの複雑さ、

そしてもちろん対決シーン他、グレードアップした特撮、

などなど、軽く前作を超えてます。



主演俳優陣も、いかにも自衛官・永島敏行、

青少年科学館の学芸員・水野美紀(役名の穂波碧はどこか綾波レイっぽい?)、



「主の問いに答えて曰く“我はレギオン。我ら大軍なるが故に” 」



・・・と、"群獣"を前に聖書の一説を引用するインテリ自衛官・石橋保、

水野美紀が気がかりなNTT技術者・吹越満、

偶然ガメラと再会し、心が通じない寂しさを感じる藤谷文子(浅黄)、

他、脇役も魅力的。



すり鉢状に壊滅する仙台市、

なかなか離陸できないヘリコプターを守って戦うガメラや、

子供たちの祈りを集めて復活するガメラ、

ガメラに敬礼する自衛隊員(全員は敬礼しないところが超リアル)・・・



ざっと考えただけでも、数々の名場面が思い出される、まさに名作です。

○ ダークナイトと同じく
レビュー内容: ガメラが出てこなくても成立してしまう作品です。

レギオンの生態(宇宙植物との共生関係、電磁波コミュニケーション、珪素を摂取する・・・)と、

それに振り回される国内対応という、前作よりリアルになった描写が、パトレイバー2(劇場版)

を上梓した伊藤脚本の真骨頂だと思います。

ガメラがいなくても・・・とは書いたものの自衛隊の協力、怪獣同士のバトルはさすがこなれた感のある

演出と相俟って「日本沈没(オリジナル版)」的な雰囲気を感じます。

落ちのつけ方も、安直とはいえすっきりとしていて個人的には好きですね。

○ この機会にぜひ
レビュー内容: 既に十年以上前の特撮作品だが、今観ても圧倒的に面白い。三部作の中でもっともバランスの良い作品で、シリアスなテーマを扱いつつも、同時にSF映画として可能な限り綿密に宇宙生物の生態系を描き、人類とガメラ、そしてレギオンの戦いを迫力のある映像で魅せる。



ゴジラシリーズになくてガメラシリーズにあるもの、それはスピード感で、怪獣が猛スピードで空を飛びながら地上に降り立ち、火球を吐く画は圧倒的に格好よく、美しい。レギオンの造形も昨今の怪獣たちの中でも最高レベル。テンポも良いしキャラクターも立っている。エンターテインメント作品としての楽しさと、可能な範囲でリアルに描き切った演出の巧みさ、どちらも兼ね備えた、最高級の特撮映画だ。



三部作で行くと、前作はまだ技術的な部分で少々古臭さを感じたり、まだどこか明るさや軽さを感じるし、3の方は暗すぎるし痛快さは少々足りなく、やや難解に過ぎる。そう考えると、やはり素直にすすめるとしたら「2」を選ぶ。

○ リマスター版でこの価格は嬉しいです。
レビュー内容: 公開当時、いわゆる「平成ガメラシリーズ」に一拍遅れ「2」から劇場に行った私ですが、しっかり楽しめた一篇です。この第2作から観ても「大丈夫」というか、第1作もさぞ面白かったろうと思わせる迫力でグイグイ見せます。後にLDで再見した時の興奮といったら!あの予告篇で”戦闘スイッチ”が入った人は多かったのではないでしょうか(BGMは第1作の「ギャオス逃げ去る」でしたが)。

今作の敵役レギオンと草体の共生関係とか、正直小さな子には理解するのは難しいかなという所もありますが、むしろ脳内補完を促進させるような勢いがあって、それがこの映画の魅力かも知れません。

この作品は人物を良く描いています。個人的にはレギオンの生態解明に奔走したNTTエンジニア:帯津と自衛隊の花谷一尉、対照的な二人が同じ目的のために行動をともにするうち意気投合するくだりにはグッときます。他にも、葛藤の末にガメラ援護を命令する師団長、群レギオンをおびき寄せるため意図的に電波漏れを起こす送信所職員、娘に近づく男には無言の最大圧力をかけるヒロインの父親、等々印象的な登場人物が物語を盛り上げています。もちろん、ガメラとレギオンの戦いも大迫力でした。

折にふれて観返していたLDもプレーヤーが限界を迎え、ブルーレイ機も高いしなァと嘆いていた私にこの価格は嬉しい限りです。BR版の画質、音質の優位は言うまでもありませんが、DVD機のみの家庭ももまだまだ多いはず。廉価で気軽に楽しめるシリーズが発売されるのは、BRかDVDかを選べる、という意味で良いことだと思います。




ランク
2位

ガメラ 大怪獣空中決戦 デジタル・リマスター版 [DVD]

伊原剛志 , 小野寺昭 , 中山忍 , 藤谷文子 , 渡辺裕之 ,

レビュー数
2
レビュー平均得点
2.5

○ 怪獣映画とは
レビュー内容: いろいろなところで書き尽くされてきたことだが、この映画は怪獣映画ありきで育った人が、

その時持てる技術を総動員して(費用・時間的な制限はあれど)正統的に表現した作品。

良くも悪くも当時ゴジラに招聘されなかったスタッフの、怨念めいた粘っこさも感じる。

10年以上前の作品だし、でかい亀だし、演技はアレだし(笑)、総合的に今の目で見るとマイナスはつけますが、日本で怪獣映画を見るのであればマストアイテムであることは間違いない作品だと思います。

○ 低価格はいいのだが
レビュー内容: 低価格はいい。デジタルリマスターも。だがブルーレイ時代が始まりブルーレイ3Dの声も聞く今、デジタルリマスターDVDを出す意味があるのだろうか。特撮系は特にマニアックなマーケットだ。とっくにマニアはブルーレイに乗り換えつつ有ると思うのだが? それだけにマーケティング的に発売するメリットがあるのか非常に疑問である




ランク
3位

ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒 デジタル・リマスター版 [DVD]

中山忍 , 前田愛 , 藤谷文子 , 山咲千里 , 手塚とおる ,

レビュー数
2
レビュー平均得点
5.0

○ ラストの雄叫びが意味するものは・・・
レビュー内容: 「1」で怪獣映画とは、を提示し、

「2」で、主役怪獣がいなくても成立してしまうディザスタームービーに怪獣映画の可能性を見出したあと、

この「G3」は当時ものすごい期待感を持って公開された(一部マニアも含みます)と記憶しています。

怪獣映画に限らず、映画の文脈を知らない子供や、デートに観るようなものではないと言えるくらい

ストーリーも登場人物も複雑に絡み、状況も二転三転します。同じくらい評価も二分されましたし。

しかし純粋に画作りとか、そこから伝わってくる、あるはずのないガメラの感情や感覚など、敵役のイリス側(人間も含む)と、ガメラ側で対比するように見ているとその対極構造が良くわかります。

観終わった後の脱力感と熾火のような高揚感は、ラストバトルに至る一連のシークエンスで、

「単なる娯楽映画じゃないぞ」と言う気概を見せ付けられる、この作品独特のものだと思います。

従来の怪獣映画ではなく、ディザスターMでもなく、怪獣映画のふりをした(陳腐だけど)問題作に

仕上がっている作品だと思います。

劇場公開時ペーペーだった自分が管理職になり、久しぶりに見直したこの作品で、

ファイナルカット、雄叫びをあげる満身創痍のガメラに「漢」を感じない訳にはいきませんでした。

○ 賛否はあるだろうが
レビュー内容: 「2」の後、ファンからは相当な期待を持って迎えられたであろうこの「3」だが、ふたを開けてみると相当な賛否両論だった。それもそのはずで、まずいわゆるアクションシーンが圧倒的に少ないし、過去作のキャラクターを一通り登場させながらさらに新キャラクターも登場し、ガメラの存在や「なぜ日本にばかり怪獣が集まるのか」という疑問など、とにかくてんこ盛りの構成。そこにさらにイリスに関係することになる少女と、少年の物語も加わるわけで、100分程度の作品ではきついのは当たり前だ。



そんなストーリー上の欠陥はありながらも、十年以上たった今改めてみると、それでもやはり観るべき作品であるということがしみじみとわかる。

「1」「2」を経てさらに進化した戦闘描写は短いながらも圧倒的な迫力と美しさだし、特にラストバトルはさながら絵画のようだ。燃え盛る京都の街をバックにたたずむ二体の怪獣。そして京都駅の「中」(!)での屋内バトル。三部作を締めくくるラストバトルをわざわざ狭い室内でやったことに対しては色々な意見があるだろうが、人間たちが入り乱れながら怪獣の戦いも描く為にはこれしかなかっただろうし、最後の最後になっても火球の打ち合いでは終われない。それまでの怪獣映画の限界や定説を覆してきたシリーズ。派手さはないが、痛みと壮絶さが伝わってくる、屈指の名シーンだと私は思う。

渋谷襲撃シーンのさながらパニック映画のような迫力も最高レベルだ。



尻切れトンボなラストは、普通に考えたらありえないが、終末観と、片腕を失くした怪獣の悲壮な、しかし気高い叫び。怪獣映画の中に「ドラマ」を挟んだのではなく、怪獣そのものにドラマを与えた。欠点は色々と抱えているが、それでも尚、語り継ぐべき怪獣映画の最高峰である。いまだに、これを超える作品には出会っていない。







ランク
4位

平成ガメラ Blu-ray BOX

伊原剛志 , 永島敏行 , 中山忍 , 水野美紀 , 前田愛 ,

レビュー数
26
レビュー平均得点
4.0

○ ブルーレイで観るガメラ
レビュー内容: 日本怪獣映画の代表三部作をきれいな画面で見られたいへん満足しております。

○ 作品はもちろん素晴らしいですが、特典映像が大大大不満!!これが本当に「平成ガメラ最終保存版」?
レビュー内容: LD購入後、DVD-BOXは見送っていたので、今回BD発売に飛びついて予約購入しました。

作品の素晴らしさ(もちろん☆5つ)はもう語りつくされたと思うので、今回の製品について。

高画質かどうかも、それほどよいモニタで観ているのではないので、他の方に譲ります。

(私には、際立って高画質になったような感じは受けませんでした。)



しかし、BOXケース裏のコピーで「平成ガメラ最終保存版」とありますが、映像特典が大不満!

特典映像は、各作品の「現在での」スタッフインタビューと特報・予告編・TVスポットのみです。



DVD-BOXはわかりませんが、なぜ、LD-BOXの山のような膨大な映像特典、「当時のメイキング映像」や特番、プロモーション映像などの特典映像をなぜ付けない!

またしても複雑な権利問題か?

作品の素晴らしさに反して、パッケージング、商品化の姿勢に納得がいきませんでした。

本当に本当に本当に残念。

○ ありがとう
レビュー内容: 家にあるだけでこんなに幸せな商品は、なかなかないと思います。

○ 私は 待ってました。
レビュー内容: 画質が ハッキリして無いとイヤって方 購入されると ちょっと残念かな、映画館で見ている感じで、ちょっとザラザラ感の有る画質でした。私は DVD(ガメラ3)を購入していましたが 今回このブルーレイBoxを購入しましたが 良かったですよ 特に ガメラ3でガメラが京都の街へと急降下する場面は、街の灯かり 一つ一つ綺麗に見えて ちょっとビックリでした。 ハッキリ画質に拘らない(最新映画の様に)のであれば 最高の 媒体です。まぁ 画質や 音質には 個人差が有りますからね。

○ DVDより確実に上
レビュー内容: DVDをお持ちの方で買うか迷っているなら買い!やはり差は、ありますね。完璧ではないけど合格点と言えます



ランク
5位

大魔神 デジタル・リマスター版 [DVD]

高田美和 , 青山良彦 , 藤巻潤 , 五味龍太郎 , 橋本力 ,

レビュー数
1
レビュー平均得点
5.0

○ すばらしい画質
レビュー内容: Amazonでリマスター版大魔神3部作のDVDを購入し、鑑賞しました。

まず、画質のすばらしさに驚きました。40年前の作品なのに、現在の映画のように感じました。

ただ残念なのは、旧版のDVDにはメイキングなどの特典が入っていたのですが、このリマスター版には予告編しか入っていませんでした。







ランク
6位

ガンヘッド [DVD]

高嶋政宏 , ブレンダ・バーキ , 円城寺あや , 原田遊人 , 水島かおり ,

レビュー数
30
レビュー平均得点
4.5

○ うれしいサントラ付き
レビュー内容: かつてはYAHOOOオークションで高値が付いていた伝説のサントラCDが付属されているとは!

俺個人的には、これだけでも買う価値充分(^_^)
映画自体の出来も悪くなく戦車のようなガンヘッドと巨大重機のようなエアロボット(三つの単眼がクモのようで不気味)との激しいぶつかり合いの戦闘シーンも当時を考えれば迫力満点!

○ パーティやろうか、ガンヘッド? for ブルーレイディスクへ
レビュー内容: VHS版はテープがすり切れ、カビが生えるまで見ました。

サントラCDを買ったときは小遣いを貯めておいて良かったと思いました。

DVD版は発売と同時に即買いしました。サントラCD付き特典に感動のあまり震えました。

・・・

日本国製の特撮SFリアル指向ロボット映画であり、2010年のコンピュータよりも

超絶な進化を遂げているはずのガンヘッドと主人公の会話(コミュニケーション)が

笑えて泣けるし熱い魂を感じています。



燃料切れで絶体絶命のピンチの際に、諦めかけた主人公へガンヘッドは語りかけ、

一緒に戦おうと説得を続けます、その際の名台詞、

『確率なんか、クソくらえでしょう!』

...。機械が、ロボットが人類に向かってこう言うんですよ...!!!

これで熱くならない漢はいないでしょう。



時が流れ、VHS→DVD→BDへと記録メディアが変遷してゆく中、

特撮SF邦画傑作の映画である『ガンヘッド』に再び光を当てようではないですか!



ブルーレイディスク マイスタークイズ Webサイト(BDA公認)では、

皆様がブルーレイディスクにして欲しいと思っている作品タイトル名の募集と、

そのタイトルへの応援メッセージを2010年現在も募集しております。



「洋画」・「邦画」・「アニメ」・「ミュージック」・「ドラマ、ドキュメンタリー、ノンフィクション、その他」

の5つのジャンルに分けて皆様の熱い思いをBDAがメーカーに届けてくれます。



邦画部門にエントリー中の『ガンヘッド』は、83のコメント数を獲得し、

2010年05月25日(火)現在、1位 / 22 作品中です。



邦画部門投票先URL↓

http://meister.blu-raydisc.com/jp/vote/wantBD/japanese.php?idx=2



この作品に熱き魂を感じるあなた様へ。

あなたの熱きコメントを毎日一票づつ投票してみて下さいm(_ _)m。

※注: お名前と応援推薦文付のみ得票数にカウントされます。

是非是非メーカーへの熱きコメントと、お名前の欄にニックネームを記載して

投票をお願い致します。1日1票を投票出来ます。



ひょっとしたら皆様の応援で、BD化ガンヘッドが世紀を越えて生まれるかもしれません。



ちなみに他の各ジャンル毎にも1日1票ずつ投票できます。

リストにまだ載っていないタイトルは、新たに推薦をすることでリストに登場します。

あなたの意志と行動力が、これからもつづく世界をつくりあげていくのです。



どうか、映画・音楽・映像といった文化を愛している皆様へのお願いでした。


○ 80年代の特撮
レビュー内容: >特撮で頑張った作品。小説のように自由電子レーザー砲も無ければ、ゲームのように飛行機に変形もしないが、ヒトガタ(スタンディングモード)から戦車へと変形するさまは見事。

特撮ゆえか?監督の息子可愛さからか?いらないシーンもいくらかある。

SFなので不自然な事がたくさんあるが、細かい事は気にせずにロボットアクションとサウンドを楽しんで下さい。

好きな人にはたまらない傑作!

○ あの名作をもう一度
レビュー内容: ふと懐かしくなり購入してしまいました。調べてみると、最近になってやっとDVD化したらしいですね。

20年近く前の作品ですので、今のCGバリバリの映画と比べると、模型のアクションが見劣りするところもあります。しかし、等身大ガンヘッドと俳優との絡みは、合成では見られないリアリティがあることも事実です。

そしてこのDVDですが、サントラCD付きでとてもお得です。

○ 特撮は良い
レビュー内容: 導入部でいきなりメインキャラが死んでしまい何かと思った。何に襲われているのか分からんから盛り上がりに欠ける。全体的に説明不足でストーリー展開が分かりずらい。特撮は観る価値有り。







ランク
7位

加藤隼戦闘隊 [DVD]

大河内傳次郎 , 藤田進 , 灰田勝彦 , 黒川弥太郎 ,

レビュー数
10
レビュー平均得点
4.5

○ 軍神・加藤建夫の最期を描く。航空機映画は海軍だけじゃない。
レビュー内容: 本作は昭和19年の3月に公開され、同年のNo.1ヒットを記録した作品だ。軍都・旭川に行くと加藤建夫の展示品が多く見られるが、それもそのはず、加藤は旭川の出身で、当地は未だに陸軍の遺した建物が点在しており、全国でも一番「軍都」の面影を残しているところだ。興味のある方はぜひ訪れて欲しい。陸軍省としては映画の加藤を「神」としたかったのだろうが、山本嘉次郎はあえて「人間」として描いた。よって今観ても違和感のない仕上がりなのだと思う。豪放磊落でカメラ好きという面もきちんと採り入れ、うっかり英語を口にしてしまうエピソードまで映像化されている。陸軍は戦後、もっぱら「鬼の憲兵」「海軍に比べて暗い」「閉鎖的」と悪口を言われるが、本作や木下組の大問題作「陸軍」を検閲で通してしまうセンスは、ある意味で凄い(笑)。国全体の暴走は十分非難されるべきものだが、現代の認識では海軍のムチャが敗戦の糸口になっているし、また関東軍が頑張らなければ今ごろ北海道はロシア領だ。我々もそろそろ正面から歴史を見据えなければいけないね。それにしても「隼」のカッコいいこと!海軍の三菱製・ゼロ戦と陸軍の中島製(現スバル)・隼は、やはり世界に誇る名機だと思う。これをハリウッド帰りの撮影監督・ハリー三村が豪快に撮り上げており、ドッグファイトも凄い迫力だ。特典映像を観ると、敵機も英軍から奪った「ホンモノ」を使用しているとのことで、そりゃ迫力も出るわけだ!加藤役の藤田進は当時の東宝のエースでもあり、黒澤の「姿三四郎」でも主役を張っていた。基地にクリスマスツリーやリースが飾られていたりと、昭和19年なのにかなりお茶目な映像も素敵だ(笑)。映画はもちろん軍神の死で終わるが、大東亜戦争もいよいよ終末に向かう時期であり、そんなことを考えて観ると違う見方が出来るだろう。星は4つです。

○ 加藤隼戦闘隊は心躍らせる名作でした
レビュー内容: 昭和16年ごろを背景とした昭和19年公開の映画であるが、日本映画のレベルの高さを教えられた。

軍隊趣味はあまりないが、戦闘機の戦闘シーンや特攻には感動を覚える者で、何の予備知識もないままこのDVDを手にした。

東映映画のヤクザのような軍人たちと違って、すがすがしい役者たちばかりで戦前の日本人を誇りに思えた。

何よりすごいのが、戦後の映画と違って、本物の戦闘機が登場し、技をお披露目していることだ。

現在もアメリカではプロペラ機の競技があり、テレビで垣間見たことがあるが、違う! 戦闘機ならではの精神的な緊張が心地よく伝わってくる。見てよかった! ゼロ戦の影に隠れてしまいがちだが隼にも注目したくなった。

○ ビデオ版より長い
レビュー内容: 限られたチャンネルだけで発売されていたビデオ版を持っていました。10回以上は観ているので、今更DVD買ってもねと思っていました。が、それは間違いでした。ビデオ版より10分以上長くなっています!!船団上空直援帰還時の夜間飛行や入院中の加藤部隊長の言動など、観た事のないシーンが随所に登場します。パッケージの「昭和19年公開の全長版で初DVD化」とはこういう事だったんですね。ビデオをお持ちの方で、まだDVDをご覧になっていない方、一度ご覧になって下さい。また、音声状態が良くないので、クローズドキャプション方式の字幕も大変有り難い。特にパレンバンに降下した挺身隊員達の台詞等は、DVDで初めて全貌が判りました(ただ、「高度を取って雲の上に出る」は「雲の上に出よ」の間違いでは?←僚機への指示なので)。画質もビデオより良いように思います。「意図の通ずる事多く、部隊長は愉快であるっ!」

○ 一式戦の燕返し(^_^)v
レビュー内容: 一式戦隼の大ファンであります。この映画『加藤隼戦闘隊』でも出てくる一式戦の華麗なる燕返しのモノケロ映像に目が釘付け間違いなし。一式戦というところが抜群です。エンジンナセルに機関銃の銃口二つ。少し盛り上がっているところに、一式戦の魅力が詰まっています。

 レシプロ戦闘機は、近くでは知覧平和記念館で観ることが出来るのですが、小生の産まれる前、60年以上も前に、これを乗りこなし空戦を繰り広げておられた先輩方に畏敬の念をいだきます。

 それにしても、重爆や輸送機もろもろ実機か出てくるだけでもう大感激です。凄いの一言。それに撮影の素晴らしいこと。たいへんなロケが想像されます。映画を越えたものを感じます。

 この物語では、悲観という言葉は相容れない、当時の若者達のひたむきさと優しさ。もう何とも言えない味わいです。コーヒーミルでコーヒーのうんちくをみんなに隊長が談笑されるシーンには、思わず涙です。併せて、水木しげるさんの『ラバウル戦記』も読んで観て欲しいです。

○ 一つのなぞ
レビュー内容: 話の展開といひ、特撮といひ、当時としては見事な映画でせう。特に空中戦の実写映像は他を以て替へられませんね。

それはさうと、映画中で加藤隊長就任(実は再任だけどね)の際に隊員によつて部隊歌(加藤隼戦闘隊の歌)が歌はれるシーンがあります。このシーンは昭和16年4月のことです。この映画の解説でも言及があつて、後に感状を七度受けたと歌はれてゐるのが、この時期ではまだ二度だつたので、歌詞もさうなつてゐるといふ話が出てきます。でもこのときこの加藤部隊に「隼」はまだ配備されてゐないのですよ。配備は16年8月です。映画中でも、加藤隊長就任後数か月を経て最新鋭機「隼」が配備されたといふ話になつてゐます。しかし最初のシーンの部隊歌ですでに「隼は征く、雲の果て」と歌はれてゐます。隼はまだないのに、何ででせうかね。加藤隊長が最初に登場するときも、固定脚の九七戦に乗つてゐるといふのに。


ランク
8位

大魔神怒る デジタル・リマスター版 [DVD]

本郷功次郎 , 藤村志保 , 丸井太郎 , 内田朝雄 , 橋本力 ,

(まだレビューはありません)


ランク
9位

大魔神逆襲 デジタル・リマスター版 [DVD]

二宮秀樹 , 北林谷栄 , 名和宏 , 安部徹 ,

(まだレビューはありません)


ランク
10位

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス デジタル・リマスター版 [DVD]

本郷功次郎 , 笠原玲子 , 丸井太郎 , 北原義郎 , 夏木章 ,

(まだレビューはありません)


posted by はやぶさ じろう at 11:00| 日本映画

2010年09月27日

ファンタジー






ランク
1位

時をかける少女 【完全生産限定版】 [DVD]

仲 里依紗 , 中尾明慶 ,

レビュー数
17
レビュー平均得点
4.0

○ 続編として、これも一つあり
レビュー内容: 原作は何度も読みました。

理科実験室でガチャンとビーカーの壊れる音がする時のドキドキハラハラ感がいいし、3人でいた空間が2人になって感じる訳の分からぬ切なさみたいなのが好きでした。



原田知世主演の映画も見ましたが、思いの強い作品だけに少々違和感を感じる部分もありましたが、大林監督が真っ当に取り組もうとした熱意や青春時代の瑞々しさを感じさせられる作品でした。



何度かリメイクされているみたいですが、今度は主人公・芳山和子の娘が時をかけるということで、宣伝時から関心を持っていた作品でした。



母の伝言を伝えるという使命があるにせよ、意識不明になっている母親がいるのに娘がかなり呑気にやっているように見えるのが変でしたし、色々なエピソードをてんこ盛りにしてまとめようとするため、流れ的に不自然に感じる部分や、この部分を厚く描く必要があったのか、等という思いがあったのは確かです。



でも、未来から来た現代っ子が見る昭和の風景というのがうまく描けていましたし、私自身は今まで見たことがない仲里依紗と中尾明慶という役者さんが等身大の役柄を自然体で演じていたのがよかったです。

(普段ドラマを滅多に見ないので、実写化された小説をテレビで見て、若手の俳優さんの学芸会かと思うような演技にたまに呆然としてしまう事があったので、それを恐れてましたが、いい意味で裏切られました。)



以下ネタバレあるので、未見の方はご注意を。











芳山和子は大人になって本当に彼と再会する事はあるんだろうかと、考えたことがあるので、自分以外の人間が考える「成長した姿の一つ」と「未来で再会した光景」や、「娘から見る母親の同年代位の姿」を見せてもらえて、興味深かったです。



どうせなら原田知世をお母さん役に据えた方がますます続編という感じが出たのにと思いました。ここら辺もう少し拘りがほしかったかな(笑)。



ちなみに中尾明慶が駅で傘を持って彼女の帰りを待っている後ろ姿や、青木崇高の家で熱く語ったり泣いたりして、彼女を困らせたり呆れさせたりするシーンがなぜか印象に残りました。

本当に表情豊かな女優さんですね。



彼をバスには乗せたけどフィルムを返した点につい設定的な甘さを感じてしまいましたが、喪失感を乗り越えて前向きに生きていこうとする彼女の後ろ姿は、一生懸命その姿を撮っていた彼の想いとも繋がって、なるほどと思うラストになっていたと思います。





書いてる内に長ったらしくなってしまい、失礼しました。

○ ★今度は仲里依紗さんが時をかけてくる!
レビュー内容: 時を遡る昭和の時代。



時間は夕方、場所はNHK。

僕らをくぎ付けにした番組があった。



筒井康隆先生の原作をもとにした

少年ドラマシリーズ「タイムトラベラー」である。



その番組は不運が重なり、

永遠の時間の彼方へと消え去ってしまったが、

名作は原田知世、中本奈奈、南野陽子、内田有紀、

安倍なつみさんと、その時の「旬」の人により

演じ続けられた。



そして今、時のバトンは2006年のアニメ版でも、

声の主演を務めた仲里依紗さんに手渡された。



過去の作品において主人公だった、

芳山和子の娘の物語がここに紡がれてゆく。

あの当時、ラベンダーの香りに誘われた

我々にも見ておかねばならない一作となった。



この映画、平成の芸能界では

仲里依紗さん以外には考えられないキャスティング!。

里依紗さんの「現在」(いま)が、フィルムに

焼きつけられています。



「時かけ」で仲ファンになったあなたには、

いきなりの「ゼブラーマン」は目の毒、気の毒、お気の毒。

鑑賞には、くれぐれも注意されたし。

○ 良かったと思います。
レビュー内容: 「ゼブラーマン」以前に上映した映画だったためまだ仲里依沙に興味があって観た作品。悲しい映画とか観ても涙のでない俺だったが正直ラストにぐっとくるものがあった。それにしても主人公がほとんど制服姿なのにはいろんな意味ではまってしまった。

○ 切ないと言うよりは悲しい
レビュー内容: 本作では仲 里依紗と中尾明慶の演技が光っているが、5点満点で採点すると、

・演出:2

・俳優と演技:4

・ストーリー:3

・値段:2

総合で3点位だろうか。



細かい所で不自然な表現が多々あり、気が散って困った。例えば、お母さんが車にはねられて頭を強打して意識を失い、あかりがお母さんと言ってゆすって頭が揺れるが、絶対安静のはずだし、昔に戻って、まだ若いお母さんやお父さんに出会った時の感慨が表現されていない。また、寒いのにコタツに入って両足を出していたり、あかりが部屋を出るときに鍵を掛ける動作をしない、等々。監督の谷口正晃は注意が足りない感じがする。



主人公役の仲 里依紗は等身大の自然な演技でとてもいい。恋人の涼太役の中尾明慶は切ない情感をよく出している。深町一夫役の石丸幹ニはターミネーターのようで、優しさ不足か。カメラマンで父親役の青木崇高は役どころをよく心得た演技。



物語は、あかりと涼太の淡く切ない想いが中心で、後半のクライマックスでは抱き合って気持ちを確かめ合うものの、例によってその記憶も消されるから、見ている方としては気持ちが宙に浮いてしまう。各シーンは断片的で短いのが連続していて見辛い。感じとしては現実的で、切ないというよりは悲しく、今までの作品にあった青春の甘酸っぱさ、ファンタジーのやさしさがない。時をかけるというテーマをもっと出してほしかった。

○ 初時かけ
レビュー内容: 俺は大林版もアニメ版も観たことがなかったので

これが初の時をかける少女観賞でしたが

1974年の再現度はかなりこだわりを感じました。



ヒロインといい感じになる男も(いい意味で)ダサクて

昭和っぽくていいんじゃないでしょうか。

彼はルーキーズの関川役もやってたりするので

演技の幅が広いなと感じました。

もちろんゼブラクイーンの仲里依紗も凄いけど。



大林版をリアルタイムで観た世代の方が、昔を懐かしみ

ノスタルジーに浸りたい場合はかなり楽しめるのでは

ないかなと思いました。



ランク
2位

時をかける少女 通常版 [Blu-ray]

仲 里依紗 , 中尾明慶 ,

レビュー数
1
レビュー平均得点
4.0

○ 考え直して欲しい販売方法
レビュー内容: 個人的にはもう映画のソフトはDVDとBlu-rayを同梱した通常版と限定版の2種類だけで良いような気がします。

こういう分け方をしてBlu-rayの限定版が出ないので、結局通常版のBlu-rayと限定版のDVDを予約しました。

特典を欲しいと思うコアなファンの方がよりBlu-rayを求めると思うのですが・・・



そんなわけで劇場には3回足を運びましたが★は-1です。




ランク
3位

時をかける少女 通常版 [DVD]

仲 里依紗 , 中尾明慶 ,

レビュー数
2
レビュー平均得点
3.5

○ 胸が締め付けられたラスト数十分の展開
レビュー内容: お恥ずかしい話、宣伝文もロクに読まず、単純にもう大分以前に観た原田知世版「時をかける少女」のリメイクだとばかり思って本作を観たのですが、その期待は非常にいい意味で裏切られ、新たな作品世界を堪能することができました。また一作、青春映画の傑作が誕生したことを素直に寿ぎたいと思います。



本作の良さを語ることは即ちネタばれになってしまうおそれ大なので詳述は避けますが、仲里依紗嬢の闊達な演技そして過去と現在を自在に往還するヒネリの効いた脚本により、本作は「時かけ」の世界を見事に継承し発展させたものとして、永く記憶に残るものになると思います。(確かに、ラベンダー館の存在など原田知世版を観ていないと背景情報が抜け落ちた状態になり、すんなりとストーリーを理解できない(本作の世界に入っていけない)のは事実ですので、その意味では前作を観てから本作の世界に浸るのがベストかと思います。)



それにしても、最後のバス・ターミナルのシーンから自宅での上映会シーンまで、久し振りに胸を締め付けられるような思いを抱きつつ涙を流しました。青春時代に戻りたい、素直にそう思わせてくれた佳作でした。仲里依紗嬢の今後の活躍にも期待しています。


○ 原田知世版を知らないとその内容の連携が理解できない
レビュー内容: 「時をかける少女」というタイトルがつく作品は

もともとの原作小説、1983年公開の原田知世主演の実写映画、

最近、話題になったアニメ作品、そして仲里依紗が主演する今作がある。

すべてタイムリープ(タイムトラベル)を題材にしていることは共通しているが、

内容はそれぞれ異なっている。個人的にはアニメ版をチェックしたのみ。



今作はややこしいことに、アニメ版で主役の声を演じた

仲里依紗が主演しているにも関わらず、

内容はアニメ版には似ても似つかず、原田知世版の流れを受け継いでいるのだ。

つまりアニメ版を気に入った人が声優つながりで観たとしても

原田知世版を知らないとその内容の連携が理解できない。



さて、昭和49年にタイプリープする主人公だが、

その時代の雰囲気は非常にうまく表現されていて、

当時の町並みや登場人物、生活用品を味わえる。



ただ、ストーリーとしてはどうにも淡白で、必死の想いでタイムリープしてきた割に

やけにのんびりと毎日を送っていたり、

目的を達成する手段にしても行き当たりばったりな印象が強い。

未来から所持品として何を持ってきたかもしっかり説明されないため

資金の問題や未来へ戻る手段がクリアされているのかハッキリしない。



終盤に現れる人物に関しても主人公に情をかけたいのか

ルールを守りたいのかがの線引きが甘く、

結局、主人公のタイムリープはなんだったのかという感じだ。

そのあたりを補完するためには1983年の原田知世版を観ている必要があり、

そちらを観ていればもう少し感慨深いのだろうなぁ、と思った。







ランク
4位

空気人形 [DVD]

ぺ・ドゥナ , ARATA , 板尾創路 , オダギリジョー , 高橋昌也 ,

レビュー数
27
レビュー平均得点
3.5

○ 素晴らしい
レビュー内容: ぺ・ドゥナの魅力に尽きます。私は完全に惚れました。

残酷ではあるけどやさしい映画です。

○ 心のすきま
レビュー内容: 人間誰もが感じる心のすきまを、美しい映像と共に表現していた。

空気人形が心を持ち、様々な人間と関わる中で成長し、恋をし、痛みとせつなさを持つようになる。

ラストの空気人形の回想シーンは、彼女の本当の意味で愛されたかったという心の表れであり、現代の人間の満たされない心とリンクしているように感じた。

個人的にはストーリー構成が良いとか悪いとかではなく、せつない心理描写一つ一つで深く考えさせられた映画だった。美しい映像と演出がそれだけ素晴らしかった。

○ 期待以上の映像
レビュー内容: 原作者の業田さんは昔から大好きす。

漫画自体も読んでいたので、それを選んだ監督の感性を信用して、DVDを購入。

(カンヌ映画祭なんて興味ないので、ちょっと遅めの購入です。)

いや、これは久々のヒットです。

ゆっくりと流れる映像に惹き付けられました。

この切なさは何なんでしょうね?

それと、ぺ・ドゥナさんの演技力が凄い凄い!

よくぞ、この女優さんを選んだなと関心しています。

ともかく、心に残る映画でした。

以上


○ ややあざといが現代性の一端を描写している
レビュー内容: 初めに見た時はただぺ・ドゥナのエロティクを含む身体性に圧倒され、また吉野弘の詩に感動した。詩は「生命とは」を引用。 映画は現代的な《私とは一体何者なのか》というthemeをダッチワイフという言わば交換可能な商品を通じて《代用品》として語るのだが、残念なのはぺ・ドゥナを取り巻く人々だろう。 星野真里は拒食と過食を繰り返す《引きこもり》 また高橋昌也は《代用》教員 余貴美子は若い子に嫉妬して《自分の価値を見いだせないOL》…富司純子は孤独に独りで無理矢理《繋がりをみいだそうとする老人》 確かに現代的な人々かもしれないがあまりに《あざとすぎる》言い換えれば《誇張しすぎ》な感が拭えない。 そしてそれらの人々が僅かに触れあうか触れあわないかの関係性の中で物語は終わる。 誰もが抱く虚無感をthemeにしたのはいいが、ドキュメンタリー畑出身の是枝監督らしくないあざとさが気になった。

○ あまり深く考えなければ良映画
レビュー内容: ファンタジー映画なわけで深く考えずに見れば有りなんですが、原作も何も知らなかった僕にはARATAの一件は見過ごす事ができなかったです。ほんわかした映画の中にアクセントをつける為なのか?心を持ってしまった人形なのに、どこか心がないなと。でも悪くはない映画ですね。素敵な映画ではあります







ランク
5位

西の魔女が死んだ [DVD]

サチ・パーカー , 高橋真悠 , りょう , 大森南朋 , 高橋克実 ,

レビュー数
41
レビュー平均得点
4.0

○ 期待はずれ
レビュー内容: 今年初の駄作。

原作は読んでいませんが、タイトルからつい期待してしまいました。

きっとこうゆう作品にしたかったんだろうことは伝わりましたが

(ゆったり、心にじんわり系の作品にしたかったのだろう)

からまわり作品とゆうか観てて鳥肌がたちました。

基本的に出演している役者の演技力に問題もあると思うのですが。

主役の女の子。きっと大成はしないんだろうなと。

観てて悲しくなりました。



「おばぁちゃん大好き」って孫が言うたび

「I know.」って答えるくだり

原作もそうなんですか?

苦笑い通り越してぽかーーんなりました。

何であそこだけ英語なの?w

そもそもおばぁちゃんの日本語にも違和感あるし。

キム兄って演技下手ですよね?この映画に関わらず。

何であんな出てんだ?



あーこんなに生理的に受け付けない映画は久々でした。


○ チープすぎる
レビュー内容: 感動要素が0。

とりあえず主人公の女の子の表情が険しく態度もよくない。

この時点でこの作品が死んでいるが。

登場人物ほぼ全てにおいて、まともな人物が登場しない。

脚本は先が見えすぎで面白みが一切ない。

原作はよいのかもしれないが(読んでないからわからない)

この映画に関しては完全な駄作。

後半ホラーでもよかったんじゃないかな?と思えるくらいつまらなかった。

○ 2回見るコトをおすすめします。
レビュー内容: 私の幼い頃の「死」に対するイメージは“ブラックホール”だった。闇の中、永遠に一人ぼっちで浮かんでいる事を想像して怖くてしょうがなかった。
だから、映画の中でまいが死について話した後に「じゃあ、まいはずっと怖かったですね」とおばあちゃんが言った時すごく感動した。誰かに共感してもらうと安心するんだなと。

初めて見た時は全体的に薄い印象しかなかったのに二度目に見た時は場面のひとつひとつが染み込んできて、ラストシーンから手嶌葵の歌が終わるまで動けなかった。

丁寧に丁寧に撮られた映画だと思う。

○ 心の教科書
レビュー内容: レンタルで借りたDVDを観た時、この映画を劇場で観なかった事を後悔させられました。自然の中で穏やかに優しくでも凛として生きるおばあちゃんの生き方は魔女そのものです。が、昔は誰もが普通にしていた生き方なのでしょうね。孫娘のまいちゃんへの接し方も参考になることが満載です。途中何度も涙し、ラストはおばあちゃんとのさよならにまいちゃんと一緒に号泣してしまいました。女性として母親として、そして何より人間としてずっと忘れたくないおばあちゃんの教えが詰まったこの映画はいつまでも手元に置いて時々読み返したい私の教科書です。

○ いつまでも大切にしたいお話
レビュー内容: 舞の、好きなもの嫌いなものを表現する感受性豊かで、ステキな時間だけでなく、後悔したままの別れもまた、とても現実的で人間らしく共感できた。おばあちゃんの舞に対する距離の置き方、接し方が何ともいえず良く、言葉も丁寧で、本当に勉強させられた。何より、まずは規則正しい生活をする、ということ。当り前に知っていることだけどなかなか出来ないから、自分も背筋がピシっとさせられ、死ぬという概念も目から鱗で、すごく良かった!

おばあちゃんちの家、庭がとても素敵で、最近ハーブに興味を持ち始めた自分にとってはすごく憧れの情景だった。ジャム作りやサンドイッチも美味しそうで。手島葵さんの歌がまたすごく良かった。

映像もお話も本当に良くて、ずっと大事にしたい映画です。







ランク
6位

空気人形 豪華版 [DVD]

ぺ・ドゥナ , ARATA , 板尾創路 , オダギリジョー , 高橋昌也 ,

レビュー数
13
レビュー平均得点
4.5

○ ユーモアで、しかたがない
レビュー内容: (暴露あり)



空気人形のダッチワイフが心もって生きたらという設定のユーモアさ。

少女ようなむっちりをさらしながら、クリンとした風鈴や滴れを確かめるかのように触れようとする窓風景のユーモアさ。

メイド姿で混じって砂遊びの不審さにあきれたかのように子供を連れて行く母親たちのあわただしい後姿のユーモアさ。

空気を吹き込まれながら恍惚な表情で身体を反らすユーモアさ。

卵ご飯で切れるおじさんに一句説教されながら交わされる始末のユーモアさ。



好きな人に告白して自分をささげたら返事は空気入れごっこを求められたというユーモアさ。

そのようなごっこがてんで愛と思いきや、受身でなく初めて与える身分になろうと、なんと腹に穴を開けてやって吹き込み口はどこなのと純粋にたずねる血まみれなユーモアさ。

そして燃えるごみとして丁寧に包んであげてから別れを惜しむユーモアさ。



燃えないごみの集め場を飾ってから自分と心を捨てるかのようにとうとう無機的に動かなくなったのを、ごみ山の部屋に閉じこもって自分の空虚を大食で満たそうとしている干し女が階上から羨望とも受け取れる眼差しで口にしたセリフが「美しい」というユーモアさ。



そうです「ユーモアさ」たまらないほど一杯です。



とくにその「美しい」というセリフに覚えた違和感で、考えさせられました。なにか心を触れるものを目の当たりして「美しい」とかの月並みな形容詞の程度な表現や感銘しか出てこないことに、はしたな滑稽さを自覚したことありませんでしょうか。結局、「空気人形」とあまり変わらない浅はかな心もちではないか。浅はかに交わされたり、交わしたり、殺されたり、殺したりする身に今まで幾ばくあったのではないのかと、思いつかされてぞっとされるところに、最大のブラックユーモアが潜んでいるような気がしてしかたがない。



ただ、これらのユーモアは意図されたものではないと思います。それぐらいの意気込みとか余裕を持ち合わせていたら、豪華版に印刷物なんかをよりも、小型の「空気人形」を同梱せずにいられなかったはずです。そう、商品に作品と同等のユーモアがないのが残念です。

○ 「空気人形」への是枝監督のこだわりなど
レビュー内容: 最初に本編の映像を見たときは、何とも切ない話と思いましたが、特典での監督のこだわりやインタビューなどを見て、改めて見直すと、命への想いがしみじみと伝わってきました。大人のためのファンタジーとしての「空気人形」を充分に楽しませていただいてます。主人公を演じられたペ・ドゥナさんや撮影のリー・ビンビンさんの撮影の様子など、作品を理解するために不可欠だと思います。

吉野弘さんの「生命は」の詩が、響きます。


○ 生命を与え合う交わり
レビュー内容: ペ・ドゥナさんの魅力に満ちた女優映画です。

世界と身体内部を循環する空気を象徴として、息という生命性を帯びた空気が

印象的に描かれています。



ドゥナさんが空気入れを使って自らを膨らませていくシーンでは

女体の完璧なフォルムと輝く美肌に見惚れました。



ドゥナさんの冷たく空っぽの身体が、ARATAさんの臓腑から産み出された

温度と湿度を持った息で満たされていく様子は、ドゥナさんの恍惚と赤らんでいく表情と

艶めかしい女体の生命感が相まって、出色のエロスです。

愛する人の生命で内部を満たされる幸福感が、肉体性を持って表現されています。

欲望をぶつける店長との、互いの内部から空気を抜き合うような空虚さとは対照的ですね。



自分が産まれて来た事に気付き、世界を学び、いずれ死ぬ事を知る。

そして自分が自分である事を意識し、その唯一性を他者に認めて欲しくなり

与える歓びを知る。



観賞後の印象に、閉じられた絶望感を覚えないのは

教訓としての寓話でなく、世界の理としての寓話性を感じたからでしょうか。



監督の生硬なテーマ性に回収されかねない作品構図に

ドゥナさんの肉体が奥行きをもたらし、官能性という縦軸を通しています。

これこそ真の意味で裸となる必然を持った映画です。



ドゥナさんは、作品の核心を掴む知性と、それを肉体表現へと昇華させる

野生の勘を併せ持つ素晴らしい女優ですね。



女体という自然が作りし生命の偉大さを感じると同時に

映画は脚本のテーマ性を越え得る総合芸術なのだと再認識しました。

○ がっかり感
レビュー内容: もともとの内容が気持いのはいいとして、最後まで観て感じたがっかり感は残念。

○ ラストシーン・「空気人形」の流す涙は本物。是枝組の傑作です。
レビュー内容: ひょんなことから「心」を持ってしまった空気人形。純粋無垢な彼女から見た「薄汚れているけど、必死で何かを捜している人間たち」との関わりは、自己の人生や生き方さえ見直させてしまうリアルさで迫ってきた。ペ・ドゥナは「リンダリンダリンダ」の時も素晴らしかったが、現代の日本映画で主役を張って違和感のないアジア人女優は、間違いなく彼女だけだ。生きることの辛さ・楽しさ・儚さをこれだけ見事に表現出来る女優は少ない。自分は性的処理の「代用品」でしかないと思っていたら、人間たちも「替え」のきく人たちばかりだった。ファミレスの店員も教員も、受付嬢も、そして映画に詳しいレンタルビデオ店の店員までがみな「代用可能」。でも必死で毎日を生きている。それだけにラストで皆に誕生日を祝ってもらうシーンで、空気人形の感情が爆発したのだと思う。あれは空気人形ではなく、ペ・ドゥナその人の心からの涙だった。食べることも、泣くこともできなかった人形が「夢」の中でおいしそうに料理を食べて、流した涙は、邦画史に残る名シーンになるだろう。それにしてもこの短編をここまで情緒溢れるシャシンにした是枝監督は凄い!また、リー・ピンビンのカメラワークも最高だ。特典ディスクにはメイキングとカンヌでの風景などが収録されている。撮影前に空気人形にどう空気を入れるかで格闘している監督の姿は、どうみても「あぶない」人だが(笑)、ワンシーン・ワンカットにこだわるスタッフの集中力やこだわりも、映画界を目指す人にはぜひ見てもらいたい。決してハッピーエンドじゃないけれど、なぜか観た後はココロが洗われる作品です。文句なしの5つ星。







ランク
7位

曲がれ!スプーン [DVD]

長澤まさみ , 三宅弘城 , 諏訪雅 , 中川晴樹 , 辻修 ,

レビュー数
20
レビュー平均得点
4.0

○ また見てしまった。はあ。
レビュー内容: 『冬のユリゲラー』が舞台原作の映画化。言わずもがな日本邦画界の戦犯である亀山・本広コンビがどうしようもない映画を送りだす。『踊る〜』一作目の振り逃げ感たっぷりの奇跡はもうないんですよ。



子供の頃、UFOの墜落?を見たことから、超常現象を信じている長澤まさみが何とも残念。

舌っ足らずで異性に媚びるように映る言動や仕草が同姓受けせず、映画やドラマはおろか、CMのにさえ露出が減ってきた昨今、更にダメダメ感たっぷりに提供する今作では前半まで舞台版が努力してきた結果を帳消しにする演技。いや、これは設定や演出サイドの問題か。私は長澤まさみが不憫で仕方がない。いや美人で巨乳だからという理由ではないが…。



声の張り方やセリフの置き方、テンポのとり方など舞台そのまんまの空気を持ちだす役者も(お前ら誰だw)問題だが、本広『面白そうだからいんじゃね?』亀山『まぁ、一本撮っとくか?』とでも言ってそうな舞台侮辱感が画面全体に出ていて吐き気がする(別に私は舞台のことなど何もわかりませんが)



長澤まさみの凱旋が如く善通寺の映像が何度も描写されるのもイミフだが、それ以上に脚本も謎。ヨーロッパ企画が書いているにもかかわらず、ここまで駄作にしてしまうとは。



『踊る〜3』ヒットしたらしいけど、もういい加減、お金儲けに映画を使うのは止めてもらえませんか?…まぁ映画はビジネスだけどね。

○ 面白いが、観る人を選ぶ
レビュー内容: 本広克之監督の「サマータイムマシンブルース(STMB)」、「UDON」に続く香川三部作とも呼べる作品。



年に一度、巷の超能力者が密かに集うカフェでのドタバタ劇。世の不思議を信じるTV局AD(長澤まさみ)は取材する度、偽者に失望させられながらもひょんな事から此のカフェへと辿り着き...。其の能力たるや、どれもせこいかったり、安っぽかったりするが、心優しい彼らは傷心の白雪姫に七人の子人の如く小さな奇跡を起こす。



劇団系の個性的な役者の旨いが空気に馴染めていない演技と、前出二作を見ていないと分からない小ネタ満載で、観る人、観る順番を選びそう。原作舞台「冬のユリゲラー」は'00年初演以来、何度も再演され完成度は高い。しかし、空気感で得られる笑いと銀幕越しとでは文法が違う。役者自身の手探り感と相まってギャグがお寒く感じられるのは其のせいだ。他メディアを映画の作法で如何に観客にお見せするかも監督の腕の見せ所。舞台と映画は別物と割り切って良い。出来、商業的共に悲惨だった前作「少林少女」の後だけに監督自身の弱気(BGMの使い方といい、ラストの見せ方といい)が見え隠れする気がした。長澤の甘ったるい、舌足らずな話し方は好みが別れるが、とてもキュートだし、もっとメインに持って来た方が良かったのではないか?其の方がクリスマスキャロル的なオチが活きたと思う。



ちっこい超能力に、大袈裟なストーリー。ファンタジーなのだから其れぐらい大層で良いのだ。所々らしさを秘めながら名作STMBを越え得ないのが残念。イケメンや見慣れたタレントが溢れかえり其れを売りにする映画の多い中、新鮮ではあった。“「踊る捜査線」以外観るべきもの無し”のレッテルを貼られぬ内、機会が有れば是非、次の本広&ヨーロッパ企画作品に期待したい。

○ 信じることをあきらめてはいけない
レビュー内容:  どんなことでも諦めなければいけないことも出てくるしがない世の中だけど、信じることを諦めてはいけないと思わされた。

 

 『サマータイムマシンブルース』のメンバーが造った映画ということで見てみたが、面白さは甲乙つけがたいほどだったが、本作はそれに加えて感動の要素が強かった。



 『サマータイムマシンブルース』は「昨日に戻って壊れたリモコンを持ってくる」というものが話の主だったので、本作のそれは「桜井米の名刺入れに紛れている毒グモを退治する」ということだと思った。



 この「毒グモを退治する」ためにというのが、とにかく面白い。

 そのために『CAFE・de・念力』に集まる超能力者たちがいろいろな知恵を出し合い、挑戦する。

 その知恵や試みが面白いし、さらに落ちも抜群に面白かった。

 しかし、それが話の主だと思っていたのに落ちが来ても残り時間がかなりあって、「あれ?おかしいぞ」と思った。

 だがいまにしてみると、毒グモ退治は主ではなく、むしろラストの感動のための布石だったのではないか思っている。



 エスパーたちが米を励ますためにとった作戦と、マスターの「心の中のスプーンはなくさないようにね」というマスターの言葉には特に感動させられた。



 「サマータイムマシンブルース」が好きな人は絶対に面白いと思う。

 まだどちらも見ていない人はまず「サマータイムマシンブルース」から入ることをお勧めする。

 そのほうが本作を見たときの面白さが倍増するからだ。

○ メディア批判色があれば良かったが、、、
レビュー内容: 真相とか科学的アプローチは後回しに、

とにかく「ネタと視聴率」につなげようと

するメディアの手法をもっと辛辣に描いたら

作品に深みがでたと思いますが、メディア自らが

そんな告発は不可能ですから、予定調和で終わり

ました。軽妙と言うのでしょうか。










○ とってもハートフル
レビュー内容: この映画を観る方はすでに「サマータイムマシンブルース」と「UDON」を観られた方と思いますが、万一まだ見られてないようでしたらまずそちらを順番に見ていただいてから「曲がれ!スプーン」をご購入の上ご覧ください。そうでないと、あらゆる小ネタを十分に楽しめない恐れがあるからです。

それとロケ地の香川県善通寺、丸亀、坂出などの土地をご存知の方は、ぜひロケ地を訪ねてみてください。

とっても楽しいですよ!

讃岐うどんの名店をも訪ねながらね!







ランク
8位

パコと魔法の絵本 特別版(2枚組) [DVD]

役所広司 , アヤカ・ウィルソン ,

レビュー数
20
レビュー平均得点
4.5

○ すみませんが…ρ(..、)
レビュー内容: 私は夜勤明けの重い足を運んで劇場に観に行きましたが、正直 ハッキリ言って退屈な映画でした。後免なさいヲ内容も詰まらないし、何故こんな映画を皆様方が大絶讃するのか?…解りません。土屋アンナは好きですが、あの看護婦の役柄キャラに嫌悪感を覚え拒絶してしまいました。挙げ句には夜勤明けのせいも有るカモ知れないですが。居眠りをこいてしまいました。m(_ _)mアヤカ・ウィルソンさんが可愛かったので☆3つです。

○ アヤカ・ウィルソンはJ・ガーランドを超えたか?いい映画です。
レビュー内容: 本作は正直言って「クセのある映画」だと思う。ド派手&奇抜なメイクとコスプレで爆裂する日本映画界きっての一級俳優たちに、これまた邦画では珍しい大掛かりなCG合成。舞台劇のような(というか元が舞台なのだが)セリフまわし。このテイストが合わない人は苦手な一本かもしれない。でも恐らくその人は「オズの魔法使」も敬遠していると思う。そう、本作は紛れもなく「オズ」の日本版なのだ。一見本作のラストは悲しく思えるけれど、ひとりの子供が成長して旅立っていくまでのエッセンスは変わらない。アヤカ・ウィルソンはジュディ・ガーランドにあたる訳だが、中島監督がメイキングで「棒読み演技も含めて近年の子役では出色」と言っていた通り、まさに天使のような輝きで映画を引っ張る。この作品は役所演じる偏屈じいさんが、パコとの触れ合いで立ち直っていくことが主軸だが、「ガチボーイ」の如く1日しか記憶の持たないパコにどうしたら「その1日」を楽しんでもらうかに没頭しだす後半は、パッケージにあるまじき(笑)涙なくしては観られないストーリーになる。病院内での舞台劇当日、パコは「オズ」の国に招かれる。そういうイメージで監督も考えたのだろう。実際にメイキングで本読みの時、アヤカが抱えている本が「オズ」だったからね。1939年のジュディの輝きと、現代のアヤカの存在感は単純に比較など出来ないが、少なくとも負けてはいなかったと思う。土屋アンナ、妻夫木、阿部サダヲに女装の國村準まで、楽しそうな芝居も印象的だった。特典ディスクはメイキングがメインになっているが、この世界観を知るには必見だろう。星は5つです。

○ 映画館で買うことを決めました。
レビュー内容: コマーシャルを見て面白そうだなと思い、気軽に見に行ったこの作品。

まさか映画館で号泣することになるとは思ってもみませんでした。



私が映画館へ行ったときには小さな子どもを連れてきている家族づれが多かったのですが、子どもたちはきゃっきゃきゃっきゃと笑い、親がその横で鼻をすすっていました。子どもも大人もどちらも楽しめる、いい作品だと思います。



映画を観終わった瞬間、いつDVDが出るのかと調べたほど気に入っています。

DVDが来てからももう何度も見ているのですが、何度見ても飽きません。ここ最近の作品で一番好きです。

先日、遊びに来た友人にも観せたのですが、家に帰ったら自分も買いたいと泣き笑いしながら言っていました。



大貫がパコのほっぺたに触ったときにパコが必ず言う一言があるのですが、それをパコが言うたびにもうどうしようもない気持ちになります。その言葉を聞くたびに涙が出て、私はそこからほとんどずっと泣きっぱなしです(笑)

「泣ける映画」と宣伝している映画はあまり好きではないんですが、これはとてもおすすめです。

○ カエル苦手で観れない人いたんだろうか(笑)
レビュー内容: 金懸けた舞台…。ただそれだけの印象です。クスッと笑える部分が沢山あるのは全然OKですが、中身がスカスカなだけに面白くなかった。

例えば「お前が私を知ってるってだけで、腹が立つ。気安く私の名を呼ぶな」とクソジジィの台詞。
それが、パコの頬を触りなにかしてあげたいと思い始めるクソジジィ。

クソジジィがパコに出会い泣くまでの感情の経緯は?どんな過去があったの?

そのまま何も分からずラストシーン。

おもちゃの世界が飛び出してきたような映像だけを楽しみたいのなら★5つですが、 ずーっとコメディーで、スカスカな内容だったのになぜ最後だけパコを死なせて泣かせようとしたのか…。


★はあげません(笑)


○ 良い映画
レビュー内容: 邦画の年度NO1ですね。でも笑いはクスクス程度です。

CGの持つ違和感をうまく消化してました。同じ監督作の松子よりもよかったです。







ランク
9位

秘密 [DVD]

広末涼子 , 小林薫 , 岸本加世子 , 徳井優 ,

レビュー数
33
レビュー平均得点
4.0

○ 広末涼子の透明感が心に残る
レビュー内容: 原作を読んで、映画を観ました。多少の設定の違いや脚色はありますが、非常によくできた作品です。

やはり見せ場は、小林薫と岸本加世子の灯台での別れのシーン。このシーンは何度観ても目頭が熱くなります。

キャスティング、テーマソング(竹内まりや)も非常に良く、広末涼子や石田ゆりこがまだまだ透明感を放っていて、スクリーンに輝いて見えます。

滝田洋二郎監督は、この作品で広末涼子をお気に入りになったのでしょう。「おくりびと」で下着が見えるシーンがありましたが、その瞬間この映画のワンシーンが思い浮かびました。

○ 超えられないもの
レビュー内容: 原作を先に読みました。



そして、ずっと気になってた映画版も見ました。

役者さんたちの演技も良かったです。ただ、原作が長いだけにカットされている部分も沢山ありました。



そのせいか、原作を読み終えたときの感動は味わえませんでした。決して悪い作品ではないと思いますが、一度観たら繰り返し見る気は起きませんでした。

むしろ、原作を読み返しました。

私は、やはり原作には勝らないのかなぁと思ってしまいましたね。

なので、評価は☆3です。



この作品を初めて見ようと思う方はまず、こちらを観るほうをお勧めします。

○ 見てよかった
レビュー内容: 原作が好きだったので見てみたが、期待していなかったせいか予想外によかった。

物語の核心部や、盛り上がる部分は外していない。

主演の二人はがんばったなー。

夫婦喧嘩のシーンなど、演技も演出も頑張っているなーといった感じ。

広末良子で売っているため、直子の葛藤も表現されていて、原作とは違った感動がありました。



前半部が明るすぎたり、

小林薫がよい人すぎるというか二人の仲が良好すぎたり、

金子賢がチャラ過ぎたり、

ラストの改編はなかった方がよかったり、

と所々にやはりあらは見えるものの、見てよかったです。


○ 原作を超えられず
レビュー内容: 「秘密」の原作読了後のDVD購入でしたが、映画化するた為にストーリーが変えられ違和感を覚えました。原作の小説が秀逸なだけに、残念です。

○ ただの乗り移り系映画だと思ったら大間違い。さすが東野圭吾原作。広末の演技にも感服
レビュー内容: なんにも前提知識なしに、単に、広末を見たさにこの作品を観た。



最初は、「なぁーんだ、また乗り移り系か」と思って、ちょっとがっかりしたが、

中盤から、とてつもなくオモシロくなってくる。というか、小林薫と同年代の自分として

もう、見てられなくなってくる。



愛している妻、でも体は娘。社会的には大学生の女の子で、当然友達は普通の女子大生だし

ヨット部に入れば、男子学生から口説かれる。しかもその男子学生が伊藤英明だからたちがわるい(笑)。



お父さんの小林薫の情けないことといったらない。手を出したいけど手を出せないもどかしさ。



やきもき、お笑いのパートが終わると、そこからストーリーに変化が訪れる。そして衝撃のラストへ。



こんな難しい状況の役を見事に演じきった広末の才能には感服。ますます広末のファンになってしまう作品でした。














ランク
10位

パコと魔法の絵本 通常版 [DVD]

役所広司 , アヤカ・ウィルソン ,

レビュー数
59
レビュー平均得点
4.0

○ もったいない
レビュー内容: 映像がとても綺麗で、俳優の演技も面白い(上川隆也の弾けっぷりには驚き!)ですが、ストーリーが善良すぎて面白みに欠ける印象を受けました。

○ えげつなさにはまれ
レビュー内容: えげつないほどの色の使い方。でもそれが僕らを魔法の絵本の世界へ導いてくれるのだ。逆に言えば、中島監督のこのえげつなさがなければ、なんということもないストーリーで箸にも棒にもかからない映画なのだ。


○ ターゲットが大人か子供か疑問。
レビュー内容: 下妻物語は、本当にすごくよかったです。

でもこの作品は…なんとか頑張って最後まで見たって感じでした。



CGとか独特な映像があまりに突飛で、話の内容とギャップがありすぎというかチグハグ感が否めませんでした。

ディズニー系の映像と生身の人間の映像を変に混ぜすぎてます。



見ててすごく思ったのが「何歳くらいの方がターゲットなんだろう」でした。

ストーリー自体は結構良いですが、複雑にいろいろな映像が交わり、良くも悪くも捻られているので、子供にちゃんと内容が理解できるか疑問です。また大人だと好みがかなり分かれます。



万人受けする作品ではないと思います。

もう少しシンプル、ストーリーと映像の統一感を持たせて欲しかったです。

○ ハイテンションハチャメチャ感動作品
レビュー内容: 評判のいい映画であるのにオープニングからしばらくの間

超ハイテンションなハチャメチャさにまったく入る事ができなくて、、、

私は時代からずれているのかと思いましたが杞憂でした。



その後の抽象的、舞台劇的展開のために必要なテンション、設定だったようです。

最初はクサイ言葉ともとれる絵本の言葉が

繰り返されるうちに次第に深い意味を持ち始め胸を打ちます。

アヤカ・ウィルソンがお人形さんのように可愛いです。

俳優陣皆さんがやりすぎくらい熱演です。



ただちょっと気になったのは

ティム・バートンの映画の影響を受けすぎな事。

感動シーンにダニー・エルフマンのような曲を使うのはやりすぎかと。

おかげで感動しそこねました。

その点だけマイナスでこの評価です。


○ あまり
レビュー内容: あの独特な世界観に入り込めない。
いかにも笑わせてやろうという感じが見え見えなのが嫌です。
一回見ただけでしまっちゃいました…


posted by はやぶさ じろう at 22:00| 日本映画

sf






ランク
1位

20世紀少年 DVDセット (本編DVD3枚組)※初回生産限定

唐沢寿明 , 豊川悦司 , 常盤貴子 , 香川照之 , 平愛梨 ,

レビュー数
6
レビュー平均得点
3.0

○ 漫画と映画は違う
レビュー内容: 金儲けで漫画を映画化しているだとしたら、

それは毎号展開を楽しみにし雑誌やコミックを読んでいた原作のファンに対する冒涜だ。

原作の人気を支えたのは、毎週本屋に通っていた読者であるにも関わらず、

映画化した途端に、本来のファンである読者の心など置き去りになる。



映画化したらより原作の良さが感じられる作りなら、読者は何も言わない。



けど、この作品はどうだろうか。

原作のキャラクターをそのまま俳優に演じさせ、違和感さえ感じる安い作り方。





こんな作り方を誰も望んでいなかった。

実に原作の価値を地に落とすような作品。

原作のファンは見ない方が賢明と思われる。

○ 日本のDVD商売の仕方がねぇ・・・。
レビュー内容: 英国でも20世紀少年のDVD trilogy setが先日発売されたが、実売価格は£14.99。ちなみに特典ディスク、24頁のカラー印刷ブックレットも入った4枚組です。(といっても単品売りをセットにしただけではありますが。)

それが、3枚しか入っていない国内盤DVDセットの価格が英国盤の2倍以上もするのはどういうカラクリなのだろうか。

中国やインドの話をしているのではなく、ヨーロッパにある英国での話です。まあ、カラーフォーマットがPALなので日本のDVDプレーヤーでは再生できませんが。でもリージョンコードは「2」ですからね。何を言いたいかはお察しのとおりではありますが。

CDにしてもDVDにしても日本は無意味に値段が高過ぎなのではないか。こんな商売続けてたら業界自ら自分の首を絞めているだけだと思うのだが...。

○ 歴史的傑作
レビュー内容: あの手塚治虫氏さえ嫉妬したと言われた浦沢直樹原作の実写版。

もう、何がスゴイって登場人物が実に原作に忠実に再現されている所が観もの。

チョットした見逃し的な所で山田花子や藤井隆か出ていたり、

ふれこみでは「原作には無い・・・」と謳っているが原作に忠実に作られた三部作。

この三部作を見た時に思ったのは浦沢氏の書ききれなかった原作の総括が

この実写版で訴えかけている所には見え隠れする。

漫画の実写版としてはその表現的手法は斬新なもので天国の手塚氏も歯ぎしりをしているのではないだろうか?

楽な気分で観てもらいたいがつい力が入ってしまう作品である。

○ マークボランが泣いている
レビュー内容: 良かったのはT-REXのタイトル曲だけ?って言ったら怒られるかな?結局、原作をなぞるだけではマンが見といた方がいいしね。実写よりアニメにすれば良かったかもね。登場人物が多すぎて感情移入出来ないのだ。製作発表時から抱いていた不安が的中した気がする。皆、似ていただけに残念で仕方ない。3部作でも短すぎたかな?原作に夢中になった人たちには薦めないけど、もう手遅れかな?ベストセラーだから映画化すると言う安易な考えはやめた方がいいと言う見本みたいな作品である。

○ 置いておくのにスペースをとらないのは良いですが…
レビュー内容: 1章と2章のDVDが重なっていて2章を見たい時取り出しにくいです
後は満足です







ランク
2位

20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗 通常版 [DVD]

唐沢寿明 , 豊川悦司 , 常盤貴子 , 香川照之 , 平愛梨 ,

レビュー数
35
レビュー平均得点
3.0

○ なにを楽しむ映画なのか?
レビュー内容: 莫大な制作費を掛け、映画三部作にする必要があるのか?

と疑問に思える作品。CGも演技もチープだし、肝心の"トモダチ"の正体なんて

第一部を見れば「完全に死んだ描写」の無かったアイツしかないって解ったし。

ものすごいスケールで創られているので「きっと何かすごいんだ!すごい展開になるんだ!」

と期待していましたがフツーに幕が下りました(笑)

原作は有名らしいですが、これだけ見れば何がしたいのか解らない意味不明な映画でした。

深夜に細々と1クールやってりゃ時間的にも丁度だし、そっちの方がよかったんじゃないかな?

外国人に同じ3部作のロードオブザリングとかと比べられるとすげぇ恥ずかしい。

○ 批評する気はありません
レビュー内容: 一個人の意見ですが原作ファンの私としてはキャストは素晴らしいと思いました。ほとんどと言っていい程皆さんそっくりです!拍手です!でも、カンナの勇姿、カンナのケンジへの思い、強さ、ラストのケンジとカンナの再会のシーン等…書ききれませんがやはりその辺は原作には到底かないません。というのが印象です。個人的には山ちゃん演じるコンチはそっくりすぎてツボです(笑)




○ エキストラが多彩
レビュー内容: 全編通して観ました。



正直いってストーリーはあらゆるところで破綻しており、

矛盾点や不可思議な行動が随所に出てきます。



原作を読んでないのでもとからそうなのかは分かりませんが、

無理に短くしたせいもあるように思います。



テレビ局の記念作品ということで多くの場面でエキストラ的に

有名タレントが出てくるので、それが結構楽しいです。



細かいストーリーにツッコミを入れだすとキリがないので、

あんまり深く考えず、

オーバーな演技や、

昭和の下町の雰囲気、

多彩なエキストラを楽しむのが正解な気がします。



最終的なテーマである少年時代のイジメや後悔は

強いメッセージ性がありますが、ストーリーがいい加減な

せいで弱冠、説得力に欠ける気がします。

○ メッセージをくみ取れるか。
レビュー内容: 他のレビューからもわかるように、肯定的否定的とはっきりわかれる作品かもしれない…個人的にも二つの意見が混ざりあっているので、とりあえず☆は真ん中(3)に。

しかし…リアリティーや構成に関して批判することより、要は作品から何かを学ぶこと、何かを再確認することが大切だと思う。
しかも、単にいじめについてメッセージを投げ掛けているわけではない。
やって良い事やっちゃいけない事の区別や、やってしまった過ちに対する一番率直な解決法…そして、勇気を出すことの大切さ…二つの過去の世界において、現代人が欠けていることを投げ掛けている。
極端な話だが、現代人の多くの行く末が劇中テロのような結末に結び付かないとは限らない…それ相応に現代人は大切なことが欠けてしまっているように思える。

『古き良き時代』を持ち出しているのも、あくまでそういったメッセージを伝えるための要素。 現代の文化をただただ否定する為ではなく、現代人自体を否定し、観ている人自身について何かを気づかせる為の映画構成だったのかもしれない。

つたないリアリティーや構成ばかりに視点を向けるのではなく、あくまでもメッセージを感じ取ろうとすることが大切なのではないか?
これも、冷めきった現代人の失っている大切なことであるかもしれない。

○ 他のレビューでは触れられてないですが…
レビュー内容: ケンヂやオッチョ、ヨシツネが白髪のおっちゃんになっているのに何故トモダチは歳とってないんでしょうか…。




もしかしてトモダチは本当に神なのでは!?







ランク
3位

平成ガメラ Blu-ray BOX

伊原剛志 , 永島敏行 , 中山忍 , 水野美紀 , 前田愛 ,

レビュー数
26
レビュー平均得点
4.0

○ ブルーレイで観るガメラ
レビュー内容: 日本怪獣映画の代表三部作をきれいな画面で見られたいへん満足しております。

○ 作品はもちろん素晴らしいですが、特典映像が大大大不満!!これが本当に「平成ガメラ最終保存版」?
レビュー内容: LD購入後、DVD-BOXは見送っていたので、今回BD発売に飛びついて予約購入しました。

作品の素晴らしさ(もちろん☆5つ)はもう語りつくされたと思うので、今回の製品について。

高画質かどうかも、それほどよいモニタで観ているのではないので、他の方に譲ります。

(私には、際立って高画質になったような感じは受けませんでした。)



しかし、BOXケース裏のコピーで「平成ガメラ最終保存版」とありますが、映像特典が大不満!

特典映像は、各作品の「現在での」スタッフインタビューと特報・予告編・TVスポットのみです。



DVD-BOXはわかりませんが、なぜ、LD-BOXの山のような膨大な映像特典、「当時のメイキング映像」や特番、プロモーション映像などの特典映像をなぜ付けない!

またしても複雑な権利問題か?

作品の素晴らしさに反して、パッケージング、商品化の姿勢に納得がいきませんでした。

本当に本当に本当に残念。

○ ありがとう
レビュー内容: 家にあるだけでこんなに幸せな商品は、なかなかないと思います。

○ 私は 待ってました。
レビュー内容: 画質が ハッキリして無いとイヤって方 購入されると ちょっと残念かな、映画館で見ている感じで、ちょっとザラザラ感の有る画質でした。私は DVD(ガメラ3)を購入していましたが 今回このブルーレイBoxを購入しましたが 良かったですよ 特に ガメラ3でガメラが京都の街へと急降下する場面は、街の灯かり 一つ一つ綺麗に見えて ちょっとビックリでした。 ハッキリ画質に拘らない(最新映画の様に)のであれば 最高の 媒体です。まぁ 画質や 音質には 個人差が有りますからね。

○ DVDより確実に上
レビュー内容: DVDをお持ちの方で買うか迷っているなら買い!やはり差は、ありますね。完璧ではないけど合格点と言えます







ランク
4位

狂い咲きサンダーロード [DVD]

山田辰夫 , 中島陽典 , 南条弘二 , 小林稔侍 ,

レビュー数
7
レビュー平均得点
5.0

○ まさに、狂い咲き…!
レビュー内容: 冒頭からアドレナリン全開で主人公が98分間暴れ周り、そして果てる。



それだけの映画ともいえるのだが、にもかかわらず強烈な面白さ。

『狂い咲き〜』とは的を得たタイトルだ(英題『クレイジーサンダーロード』では弱い)。



主人公は映画の最中ほとんど怒りっぱなしだが、映画が進むにつれてその熱さが驚くほど魅力的に見えてくる。(とても痛快だ)

映画のリズムや構成のバランスも無視して衝動的に作られた映画のように見える。

ところどころおかしな場面もあるし、つっ込みどころ満載の映画でもある。

しかし、そんな破綻すれすれの映画であるにもかかわらず、驚くほど面白い。



強烈な熱気を見事に真空パックしてある。その中のいろいろなもの(←監督の才気、俳優の素晴らしさ、時代背景、等々)が今も鮮度抜群の状態でつまっている。



熱い映画を見たい方は是非

○ 人生の道標
レビュー内容: この映画を観たのは多感な高校生の頃でした。

いろんな意味で衝撃を受けましたが、その後の自分の

人生観まで変わるとは自分でも思わなかったな〜

どんな状況に陥っても信念を貫く凄さ、カッコよさ・・・・・・

シブさの中で時折見せる山田さんのはにかんだ笑顔は

一生忘れません。

とにかく若い人に見てほしいな。

○ なんて刹那的なんだ!ったく!!
レビュー内容: 日本映画業界で名前に石井と付く人はブッ飛んだセンスの人ばかりだな!

「石井輝夫」といい・・・「カールスモーキー某」も別の意味で・・・

石井總互監督のセンスは自分に良くあってるようで、ほとんどの作品が好き。

「エンゼル・ダスト」や「水の中の8月」あたりはだいぶ完成されてきて誰でも観れる感じだけど、

初期の頃はこの作品といい、「爆裂都市」といい個性が厳しい作品だよね。

主人公の乗っている単車が最後のシーンで「ケッチ」なのに、冒頭は「バブ2」なのは何故?

○ 突き通した信念
レビュー内容: 主演の山田辰夫さんが亡くなってからこの作品を見る事になるのだが、もっと早く見ておくべきだった…と思わせてくれるような映画。


“他の奴らがマッポにビビってチンタラやってもよぉ、俺たち魔墓呂死だけは最後までつっぱり通しゃいいじゃねぇかよ!!”


誰にも邪魔されずバイクで爆走したいと、最後まで信念を通し、戦った男の話。

映像、音楽、台詞等最高でした。

初っぱなから全開です。


音楽はサントラが発売されてたら速攻で買ってます。


哀川翔がしゃがれたような感じの山田辰夫さんの声も凄くいい。


ブランキーとかミッシェルとか唄ってもらったらはまりそう。

エンディングにでてくるテロップも凄くイケてます。




○ あのころこの映画しかなかった。
レビュー内容: たしか、ザ・スターリンのミチロウがこの映画すごくほめててそれで、自主上映で見て脳みそがいかれちまった。22歳のころだと思う。それでビデオ借りてダビングして何回となく隅々まで見たな。セリフも覚えるぐらいみた。何が良かったかって脚本に山田辰夫のキャラが文句なくマッチしてたからあの映画の持つパワーはすごいよ。全くおれの言いたいこと、やりたいことをすべてやってくれたそれがあの映画だ。映画は何百本見たけど質はどうあれもっとも思い出深く、印象に残った映画はないね。いま俺はもうすぐ50代、真面目な仕事してるし子供もいるけど、だけど今でもジンの叫びはおれの頭の中に響いてるよ。あの映画のようにおれもどこまでも突っ走りてえよ。山田辰夫さん安らかに。合掌。



ランク
5位

爆裂都市 BURST CITY [DVD]

陣内孝則 , 大江慎也 , 伊勢田勇人 , 町田町蔵 , 泉谷しげる ,

レビュー数
1
レビュー平均得点
5.0

○ とにかく(初期)パンクファンは必見!
レビュー内容: この作品はすごい!80年代初頭は日本のインディー音楽シーンのビッグバンと言ってよい。その80年代のロックシーンが良く判る映画。当時、如何にメンタイロックが勢力だったかが良く判る。人によってはいろいろ詰め込みすぎ、目が回る、と言う意見もあろうがそれらが渾然一体となって、わけのわからないパワーを生み出しているのが本作。劇中に出てくるスターリンの歌のホトンドは「TRASH」にしか収録されてないので、入手はすごく難しいのね・・・何とかならんか・・・あと、エンドロールに「手塚 真」って出ているケド、あれって、あの「手塚 眞」か??謎だ・・・。







ランク
6位

20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗 豪華版 (本編DVD1枚+特典ディスクDVD1枚)※生産限定

唐沢寿明 , 豊川悦司 , 常盤貴子 , 香川照之 , 平愛梨 ,

レビュー数
13
レビュー平均得点
4.0

○ 話はともかく
レビュー内容: ケンヂがしたことはやっぱ許されない

友達が勝俣君だとわかったときの回想シーンはまじで泣きそうになった

勝俣くん役の子供演技でもかわいそすぎる

○ 【本格冒険科学映画 20世紀少年】は【本格冒険科学漫画 20世紀少年】 の COVER Version
レビュー内容: 改めてDVDで見返すと、【本格冒険科学映画3部作】は原作を知らない人でも(原作をしらない人こそ)楽しめるようになっていると思う

キャストの印象も原作に忠実だし、ストーリー原作にこだわらず別物とすれば楽しめる。

しかし仕方のないことだと思うが、原作を知らない人、話題だから観ようとする人、キャストの魅力で観ようとする人など、万人にもうける

ようにしたサービスのやりすぎ感には失望した。ハッキリとした種明かしはないでしょ、「野暮」以外の何者でもなかったなぁ



まぁ「日本テレビ」製作でカルト映画を作るわけにはいけないんだろうけど。



もう3作目は[EDIT]とかの問題ではなく、大胆なアレンジをした[COVER Version]という印象だ

ここにきて、ようやく「原作と映画は別物」と割り切って観れたけど、やっぱり最近の軽い映画だという感想になる

カメオ出演者うざいし(もう、ユカイこんなとこに出ちゃだめだろ〜、最近のあんたには本当がっかりだよ)



ケンヂやオッチョが好きだった60、70年代のロックではなく、軽薄な80・90年代のロックっぽいポップスみたいな映画だった



悪くないけど、良くもない

○ “Short Edit Version” of Super Long Comic.
レビュー内容: 冗談みたいに大きな初回盤は、袋に入っていても、何を買ったかバレバレで… 実はそれが意図だったりして(笑)。「20世紀少年」のEpisodeは、全て、昭和から平成にかけて、実際に起きた事が元になっている。「♪グータラ」は勿論「スーダラ節」。万博音頭は三波春夫。「教祖」が国家転覆を謀った事件だって、つい何年か前に東京で起きた。日本が、世界が、一番騒がしかった頃を、ちょっと大げさに描いているのだ。



―ケンヂが子供の頃に、草むらの「秘密基地」で書いた【よげんの書】。28年後にそれと全く同じ出来事が起きる。「ともだち」と名乗る謎の人物は、かつての仲間の誰かなのか?―



「20世紀少年、映画に出来るの?!」って思わず笑った(常盤貴子)。あまりに壮大で、とても映画に出来そうにない漫画を。飄々としたキャラクターの監督が、俳優という俳優に声を掛けまくって、本当に作ってしまった。実写的に無理なシーンも強行突破。だから、「リアリティの映画じゃない」(豊川悦司)。そして三部作を以てしても、相当「駆け足」なので、音楽で言うなら“Short Edit Version”と言った趣である。



でも、イベントとしては十分に面白い。木南晴夏を初め、キャストは皆、子役までそっくり。そして何と言っても、二足歩行ロボット!! これが凄かった。「速い… 前の奴より格段に速い」(ケンヂ)。本当に巨大なロボットが街を踏みつぶしている様に見えるのだ。「ともだち」が2人?! というラスト予告も、「なるほどぉ そう来たか」と納得の展開。芝居はやや「平」板も、平愛梨はかなりタイプだし、ツインズをコミカルに演じた佐野さん最高。



DVD独自の「もう1つの」Endは、ラスト前に「詳細解説」を加えた的なもの。最後に、「自然な」演技力で魅せてくれた、豊川さんに星4つ。

○ 対価満足度が高い
レビュー内容: 劇場公開版、もう一つのエンディング版、1〜3までのメイキング。

これだけ堪能できてこの値段は安すぎる。

しかし、今の時代になると「LPサイズ」のジャケットは収納に困る・・・。


○ 得した気分
レビュー内容: 劇場版とエンディングスペシャル版と楽しめてラッキーな気分です。買って良かったマジで




ランク
7位

20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗 Blu-ray (本編BD1枚+特典DVD1枚)

唐沢寿明 , 豊川悦司 , 常盤貴子 , 香川照之 , 平愛梨 ,

レビュー数
2
レビュー平均得点
4.0

○ OK
レビュー内容: 劇場でも見たけどまたみたくなったので購入しました。

○ 特典ディスクもHD収録してほしかったなあ・・・
レビュー内容: 「20世紀少年」3部作は、近年の日本映画では間違いなく最大規模のスケールだ。1部で世界観を広げすぎたため、段々としぼんできた感も否めないが、ラスト10分の種明かしまで堂々とした「超大作」の締め方だったと思う。トヨエツ演じるオッチョが「赤ひげ」の三船そっくりだったのが笑えたが、逆にいえばそれだけ風格がついてきたということか。ケンヂの見せ場もたっぷりで、昭和風トランスフォーマーのようなロボットに飛び乗る場面などは、手に汗握るハリウッドライクなシーンだった。カンナは第2部の方がシーンは多かったが、大役を見事に演じ切った。どの作品でもメイキングでは泣いているイメージがあり(笑)、本作でも大泣きの舞台挨拶を観ることができる。目が強い女優なので、次回作も楽しみである。この他のメインキャストも普段はピン主演できる俳優ばかりで、VFXのレベルも含めて「こりゃ60億円掛かってるわ」という感じだ。神木隆之介に至っては、エンドクレジットで名前を観て「はて、どこに出ていただろう」と思ったら、エンドロール明けで初登場だし・・・。まあ、第一線の俳優たちも「ちょっとでいいから」出たい作品だったのかもしれないね。ちょっと残念だったのが特典ディスクだ。邦画ブルーレイに多い「特典はDVD」パターンをまだ踏襲しており、せっかくの大作なのだから全編HD収録して欲しかったところである。もともと秘密が多い映画なので、前2作ではロクにメイキングも観れない状況だったから、「ルーキーズ」ほど長くなくてもいいので(笑)俳優たちの長篇インタビューなども盛り込んで欲しかった。星は4つです。







ランク
8位

ガンヘッド [DVD]

高嶋政宏 , ブレンダ・バーキ , 円城寺あや , 原田遊人 , 水島かおり ,

レビュー数
30
レビュー平均得点
4.5

○ うれしいサントラ付き
レビュー内容: かつてはYAHOOOオークションで高値が付いていた伝説のサントラCDが付属されているとは!

俺個人的には、これだけでも買う価値充分(^_^)
映画自体の出来も悪くなく戦車のようなガンヘッドと巨大重機のようなエアロボット(三つの単眼がクモのようで不気味)との激しいぶつかり合いの戦闘シーンも当時を考えれば迫力満点!

○ パーティやろうか、ガンヘッド? for ブルーレイディスクへ
レビュー内容: VHS版はテープがすり切れ、カビが生えるまで見ました。

サントラCDを買ったときは小遣いを貯めておいて良かったと思いました。

DVD版は発売と同時に即買いしました。サントラCD付き特典に感動のあまり震えました。

・・・

日本国製の特撮SFリアル指向ロボット映画であり、2010年のコンピュータよりも

超絶な進化を遂げているはずのガンヘッドと主人公の会話(コミュニケーション)が

笑えて泣けるし熱い魂を感じています。



燃料切れで絶体絶命のピンチの際に、諦めかけた主人公へガンヘッドは語りかけ、

一緒に戦おうと説得を続けます、その際の名台詞、

『確率なんか、クソくらえでしょう!』

...。機械が、ロボットが人類に向かってこう言うんですよ...!!!

これで熱くならない漢はいないでしょう。



時が流れ、VHS→DVD→BDへと記録メディアが変遷してゆく中、

特撮SF邦画傑作の映画である『ガンヘッド』に再び光を当てようではないですか!



ブルーレイディスク マイスタークイズ Webサイト(BDA公認)では、

皆様がブルーレイディスクにして欲しいと思っている作品タイトル名の募集と、

そのタイトルへの応援メッセージを2010年現在も募集しております。



「洋画」・「邦画」・「アニメ」・「ミュージック」・「ドラマ、ドキュメンタリー、ノンフィクション、その他」

の5つのジャンルに分けて皆様の熱い思いをBDAがメーカーに届けてくれます。



邦画部門にエントリー中の『ガンヘッド』は、83のコメント数を獲得し、

2010年05月25日(火)現在、1位 / 22 作品中です。



邦画部門投票先URL↓

http://meister.blu-raydisc.com/jp/vote/wantBD/japanese.php?idx=2



この作品に熱き魂を感じるあなた様へ。

あなたの熱きコメントを毎日一票づつ投票してみて下さいm(_ _)m。

※注: お名前と応援推薦文付のみ得票数にカウントされます。

是非是非メーカーへの熱きコメントと、お名前の欄にニックネームを記載して

投票をお願い致します。1日1票を投票出来ます。



ひょっとしたら皆様の応援で、BD化ガンヘッドが世紀を越えて生まれるかもしれません。



ちなみに他の各ジャンル毎にも1日1票ずつ投票できます。

リストにまだ載っていないタイトルは、新たに推薦をすることでリストに登場します。

あなたの意志と行動力が、これからもつづく世界をつくりあげていくのです。



どうか、映画・音楽・映像といった文化を愛している皆様へのお願いでした。


○ 80年代の特撮
レビュー内容: >特撮で頑張った作品。小説のように自由電子レーザー砲も無ければ、ゲームのように飛行機に変形もしないが、ヒトガタ(スタンディングモード)から戦車へと変形するさまは見事。

特撮ゆえか?監督の息子可愛さからか?いらないシーンもいくらかある。

SFなので不自然な事がたくさんあるが、細かい事は気にせずにロボットアクションとサウンドを楽しんで下さい。

好きな人にはたまらない傑作!

○ あの名作をもう一度
レビュー内容: ふと懐かしくなり購入してしまいました。調べてみると、最近になってやっとDVD化したらしいですね。

20年近く前の作品ですので、今のCGバリバリの映画と比べると、模型のアクションが見劣りするところもあります。しかし、等身大ガンヘッドと俳優との絡みは、合成では見られないリアリティがあることも事実です。

そしてこのDVDですが、サントラCD付きでとてもお得です。

○ 特撮は良い
レビュー内容: 導入部でいきなりメインキャラが死んでしまい何かと思った。何に襲われているのか分からんから盛り上がりに欠ける。全体的に説明不足でストーリー展開が分かりずらい。特撮は観る価値有り。







ランク
9位

20世紀少年 BDセット (本編BD3枚+特典DVD1枚)※初回生産限定 [Blu-ray]

唐沢寿明 , 豊川悦司 , 常盤貴子 , 香川照之 , 平愛梨 ,

レビュー数
13
レビュー平均得点
3.0

○ おもろい
レビュー内容: テレビを見て無性に欲しく成ったので買っちゃいました。原作も知りませんが自分は本来なら日本映画は見る気が起こらないし購入するまでなんてwこの作品が初めてですわw あの少年達はすごく上手に演じてくれたのであの時代を生きたオッサン(自分)はかなり心うたれたのでした。 総ての関係者に感謝しつつ、購入させてもらいました。

○ しょぼい。1本3時間映画に収まる内容。
レビュー内容: えっ!これで終わり?という内容。原作は読んだことありません。3部作にしながら非常に薄い内容。3時間あれば収まってしまうのではないか。1時代1時間で3時間でまとめれば1本の映画になったのに。無理に3部作にして金を稼ごうとしたとしか思えない。20世紀少年=ともだち(20世紀少年という意味が不明だが)がなぜ地球を滅ぼそうとしたのか、見終わった後もさっぱり分からない。原作にも問題がるのでしょうか?とにかくしょぼい内容でした。

○ 子供も楽しめる映画
レビュー内容: とても、話題性のある映画だったけど、見ると想像してた内容と大幅に違ってそのギャップに感動しました☆

見れば、見る程結末は、奥深く、最後には感動した!
夏休みにもってこいの映画だと思う♪

○ 特典最高です!
レビュー内容: ブルーレイレコーダーを買った記念に、購入しました。20世紀少年最終章もよかったですが、特典DVDは、収録の苦労が採録されていて大変面白かったです。

○ 内容は★★★★★
レビュー内容: まず映画の内容は素晴らしい。三部作による伏線、「ともだち」の正体や真の目的などが気になってしまいどんどん引き込まれてしまいました。
映像はブルーレイのレベルかどうか賛否ありますが、個人的にはただ美しいことにはこだわらないので制作者の意図とパッケージに書かれている通り「あり」だと思います。
しかしながら気になったのは以前TV放送した「もう一つの20世紀少年」で追加された映画未公開シーンが特典にも入っていなかったこと。そのシーンには少年(少女)時代のユキジがケンジに救われる(好きになる?)シーンや、カンナが仲間を求め強運を武器に博打を打つシーンなど物語に意外と重要な場面もあり、一度見てしまったせいか無くなると少々つながりがおかしいと思うシーンがありました。元々DVDやブルーレイは映画の感動を保存、リピートするために買うのであって、二度と見れないシーンがあっては意味がありません。
あとパッケージの構造が不便、ディスク2枚重ね式は不便だし傷がつきそう、そしてパッケージの大きさがブルーレイサイズではなく大きいのが気になります、なので★一つ減らしました。







ランク
10位

戦国自衛隊 [DVD]

千葉真一 , 中康次 , 江藤潤 , 速水亮 , にしきのあきら ,

レビュー数
33
レビュー平均得点
4.0

○ 史実どころか原作も無視したとんでも作品
レビュー内容:  歴史どころか原作さえ一切無視して、当時の角川の圧倒的パワーで一気に作った滅茶苦茶な娯楽作品。実際に動く1/1の精密な61式戦車プロップなど日本映画では前代未聞だ。おそらく角川映画は自衛隊対武田軍団の川中島合戦を描きたかったのだろうなと思う程、この一戦に全ての力を投入して大規模かつ小気味良く描いている。そのため、このシーンが終わると後はひたすらシュリンクしてなんとも投げやりなラストシーンに流れていく。従って、この作品の見所は川中島のシーンに尽きる。

 原作のラスト、タイムスリップの意味が明らかになるところは、ある意味「猿の惑星」のラストシーンにも匹敵するおもしろさと私は考えているが、その辺が全く映画には反映されていないのは非常に残念だ。とにかく、史実に沿って云々など端から求めてはいけない。リメーク版が変にまじめに作ろうとして面白くなかったのと反対に、これほど金をかけてあらゆるお約束を無視してはじけた作品を撮っていたところに面白さがある。いい意味でこんな馬鹿げた作品は空前絶後かもしれない。

○ 「義」無き戦国時代
レビュー内容: 自衛隊がタイムスリップして、戦国武士団と死闘を繰り広げるという設定だけでも衝撃的なのですが、それ以上に強烈だったのは、長尾景虎(上杉謙信)の描かれ方でしょう。大河ドラマ等では、「義」を重んじる「聖将」として美化されることが多いのですが、この映画では、ひたすら「戦国の論理」(弱肉強食)に忠実な、血の気ムンムンの男として描かれています。その半端ではない激しさは、スワードバトルからだけではなく、「わたしは戦うために生まれてきた人間、わたしは戦うことの好きな人間!」「(命を)捨てにきたのではない、取りに来たのだ!!」等の台詞からも感じられます。これが彼の実像に近いのではないのでしょうか。

武田騎馬隊との戦闘シーンはまさに凄絶です。近代兵器で武装した自衛隊も、戦国武士団の圧倒的な物量と闘志と奇策によって次々と犠牲者を出し、弾薬と燃料を消耗して追い詰められていきます。「銃くれ銃!!なんでもいい!!」「もう燃料がないよ!!」戦車隊員たちの叫びは悲痛です。そして生き残った自衛隊員たちを待つ衝撃のラスト・・・。戦国の世に「義」など無いのです。

○ カウントダウン
レビュー内容: 千葉真一以下、豪華な出演陣に当時では奇抜な「タイムスリップ」を盛り込んだ

自衛隊vs戦国大名との壮絶な戦いを背景に、人間愛とか原理主義とか

相対する文化を卑怯なまでに映像化した作品。

演習中の自衛隊員が突然の嵐に巻き込まれ戦国時代にタイムスリップしてしまう。

始めはどうやって現代に戻るか模索を続けるが千葉真一だけは

この世界を認識し、「天下を穫る」事を誓う。

中には農民の娘に恋をしてそこに留まる者もいれば

千葉真一と天下取に明け暮れる連中がいたが、

結局は「時間の流れ=歴史」にまんまと踏みつぶされると言うラスト。



ちなみに当時15歳だった「薬師丸ひろ子」がエキストラで出演している。

探してみて下さい。

○ 角川映画を楽しもうぜ!
レビュー内容: 色々とツッコミどころ有りすぎの映画ですが…この際理屈言っちゃいかん!楽しくなけりゃ映画じゃない!のノリで造られた作品なんだから、素直に楽しむべきです。実際、楽しめる映画です。いや〜、角川映画って本当にムチャクチャですね(笑)

○ 何でもありの映画
レビュー内容:  僕は、70年代が青春時代でした。この映画を久し振りに見ましたが、まさに70年代映画ですね。ストーリーもさることながら、作りは当時の青春映画です。歴史を変えてはいけないと言いながら、欲におぼれて天下を目指す自衛隊員。歴史に翻弄されながらも、人間としての生き方を問うというのは、物語の落とし所ですね。「ふんどし姿」「男らしさ」など、時代の変わりの映画といえるでしょうね。

 川中島で、武田信玄が死んだ。歴史を覆す出来事ですが、これはタイムスリップ作品ならではの醍醐味ですね。戦車にヘリコプターなどを駆使して、人を殺戮していく光景。何でもありの映画です。しかし、出演者はみな若い!懐かしく、見る事が出来る作品です。



posted by はやぶさ じろう at 19:25| 日本映画