2010年09月30日

ヤクザ






ランク
1位

アウトレイジ スペシャルエディション(DVD+ブルーレイ+特典DVD)

ビートたけし , 三浦友和 , 椎名桔平 , 加瀬 亮 ,

レビュー数
11
レビュー平均得点
3.5

○ インパクト
レビュー内容: はっきり言って単純なインパクトだけなんですよ。
でも自分は北野監督がこれだけインパクトのある映画を撮れるとは思ってなかった。
幅広く映画を撮れる人は凄い。さすがです。

暴力描写に力を入れてますが、
絶対にやらないんだけど、たま〜に想像してしまう痛みを映像化した感じ。
それは人道的にやっちゃ駄目でしょ!って事をこの映画では躊躇無く普通にやっちゃう。
凄く単純なんですけど、引きつけられました。

役者のインパクトも凄かったですね。石橋蓮司、國村隼の演技が凄く良かった。
これだけオヤジ達が栄える映画もなかなかありませんね。

賛否両論はっきり出た映画ですが、大好きな作品になりました。
続編期待してます。

○ 北野節暴力ギャグ
レビュー内容: ラーメン、歯医者 コノヤロー すべての場面に味があります 役者の人選がいいですね 某作品のショチョウさんは優しいイメージしか浮かばなかったのにこの作品では腹黒悪い 中華料理店の店長を痛めつける場面で椎名桔平が ニヤニヤ、ニヤニヤしているのが良かった。ゼニゲバの親父役もいい味でまくりでしたけど、本当にいい役者 パンフ、ガイドブックと読みましたがもう北野作品映画に出るということは日本人役者とってはステイタスになっているみたいです 北野監督にお願いします 映画秘宝が20ページくらい特集するような最初から最後までブラザー、アウトレイジのノリで あと味さっぱりの男ぐさい痛快暴力アクション映画がみたい。

○ 鮮烈な痛み!
レビュー内容: はい、マイ・ネーム・イズ・キタニスト(笑です。



これでもう15作目ですか、ほうほう。

「その男、凶暴につき」から、全て観てますが、この映画は、(アイタタタタッ!)と、思いながら観るような純正ヴァイオレンス・ムーヴィーです。



映画館で観ましたが、結構観客入っていて、北野映画=あんま売れない というイメージを払拭しました。

観客の人からも「面白かった」という声が聞こえてきました。



さて、僕の場合ですが・・・。

まあ、良かったかな・・・位でした。



少し、過激さに徹しすぎたかな・・・、正直内容が、入りづらかったかも・・・。

でも、良い所も、勿論あります。

今回、発見できたことは、やはり、本職の役者は凄い、というでした。

北野映画には、たけし軍団のメンバーなど、本職の役者ではない人(北野武自身もそうですが、)が良く出ていますが、やはり、「アウトレイジ」に出ている役者は、存在感が半端じゃなかったです。

(ちなみに、たけし軍団の演技がダメ、というわけではありません、むしろ、たけし軍団の方が好きなのですが、純粋に役者としては、という比較です。)



椎名桔平は、カッコよかった・・・。

役者一本の人の力を見せ付けられました。



しかし、この映画、次の月に観た「借り暮らしのアリエッティ」よりは、良かったです。



北野監督には、ずっと映画を作り続けてほしい!

次回作も観にいきます!!


○ 素晴らしい作品
レビュー内容: この作品をみて日本人に生まれて良かったとつくづく思いました(笑)まず草食系俳優の代表のように思われていた加瀬亮に目が釘付けになり、椎名桔平の目つきの鋭さと愛想の良さに演技と思えない迫力を感じます。音楽も控え目ながら自己主張してるし衣装も俳優さんたちに似合っています。星5個でも足りないくらいすべてが完璧な作品だと思います。

○ ザ・エンターテイメント
レビュー内容: 完全にエンターテイメント。

サクサクとテンポ良く殺し合う。

リアルさや芸術的側面は皆無。



単純明快、わかりやすい映画だと思った。

まさに“全員悪人”コピー通りの映画だ。






ランク
2位

アウトレイジ [DVD]

ビートたけし , 三浦友和 , 椎名桔平 , 加瀬 亮 ,

レビュー数
4
レビュー平均得点
4.0

○ 「ワル」の濃厚ドラマが観たかった
レビュー内容: 残念ながら、今一歩の感。北野監督は大好きな監督なんだけど十分満足というわけにはいきませんでした。

一言で言ってしまうと、ドラマ性が淡白。悪人たちの葛藤するもっと濃厚なドラマを期待していたので。



タイトル通り「極悪非道」、確かに出てくる奴らはワル。殺し方や痛めつけ方はかなりエグイ感じ。

でも、想定の範囲の悪さというか・・・。「悪い奴らだからこれぐらいのことは当たり前にやるわな」

という感じで観ている方も済ませてしまう。例えば、「コイツはきっと親分を裏切るんだろう」と

思って観ていると、実際その通りに裏切る。逆に、「コイツは裏切らない役所なんだろう」と思うと、

やっぱりその通り裏切らない。しかも、ビートたけし扮する大友組・組長と配下の組員たちは、

上の親分たちの思惑に振り回されるだけで、動機において本人たちに「極悪非道」がない。むしろ同情される人たち。

それなら、その部分がドラマチックに描かれているかというと、それほどでもない。



ラストも、今回はどういうふうに持って行くか非常に期待していましたが(というのはこれまでの作品と違う

エンディングを考えるのはなかなか難しいと感じていたので)、「うーん、これか・・・」というのが率直な感想。



俳優陣は、椎名桔平、加瀬亮の評判が特に高かく面白かったですが、個人的には北村総一朗とか石橋蓮司なんて

ベテラン陣がやっぱりしっかりしている印象が強く、とても安心して観ていられました。



私のように期待を膨らましすぎなければ、楽しみどころは結構あると思います。そもそも裏社会モノが好きな方なら

「損した!」はないでしょう。でも北野監督自身も今回の作品は「及第点ギリギリ」と言っていたので、

修正ポイントをしっかり掴んで臨む次回作「アウトレイジ2」は期待大だと思います。

○ 北野バイオレンスの原点に近い作品
レビュー内容: 北野武監督の真骨頂といえば,「バイオレンス」と「静寂」です。

この日本のわびさびにも通ずる独特の世界観に私たちは魅せられます。

これが最も上手く出ていたのが「その男,凶暴につき」から始まる初期の作品群でした。

ただ,監督としてメジャーになった後に撮った「burother」「座頭市」などの作品は,この動と静のコントラストが薄く,若干物足りないものがありました。

しかし,本作品は,久しぶりに北野監督らしい,ヤクザを次々と消していくスカッとするバイオレンス,その間にある静寂の間がなんとも気持ちよく織りなされています。

俳優陣も三浦友和、椎名桔平、杉本哲太,小日向文世、北村総一朗ら実力派俳優が揃っており,演技もとても楽しめます。

個人的には椎名桔平のにやっとした表情や恫喝している表情がよかったですね。

その他,単調だが耳に残る音楽も激しいバイオレンスと静寂を引き立たせてよくマッチしています。

ストーリー自体としては,ヤクザの抗争や同じ組織内での駆け引き等それほど目新しいものではありませんが,全体としては見応えのある作品だと思います。

何度か見たいと思える作品でお勧めです。






○ ヤクザの喧嘩
レビュー内容:
観ているこちら側からすれば、小さな事から始まったただの派手な喧嘩。
でも、彼らにとってはとても大切な事なのでしょう。

かっこいい!泣ける!というシーンはなく、ひたすら殺しあいが続くだけの映画。
グロテスクなシーンが多いので、苦手な方や子供にはオススメしません。

シュールなギャグシーンが所々盛り込まれており、グロとギャグのギャップが面白かったです。
白けてしまう人もいると思いますが。

個人的に一番良かったのが音楽です。
ノイズのような、ラジオのダイヤルを回した時の様な音が癖になります。

オープニングの、明るいようで暗い、これから始まる惨劇(喧嘩)を表しているかの様な不気味なBGMが妙に耳に残りました。

とても面白い映画でした。
流行りの泣ける映画ばかりで刺激が足りない方はどうぞ。

○ ヤクザ
レビュー内容: 色々な殺し方があるが、気に入らないのが機関銃を撃ちまくるシーン … どうも好きになれないんだよな〜 普通じゃん 安っぽく感じてしまう。 でもこの映画はすきだけど…


ランク
3位

アウトレイジ [Blu-ray]

ビートたけし , 三浦友和 , 椎名桔平 , 加瀬 亮 ,

(まだレビューはありません)




ランク
4位

鬼龍院花子の生涯 [DVD]

仲代達矢 , 夏目雅子 , 岩下志麻 , 仙道敦子 , 丹波哲郎 ,

レビュー数
2
レビュー平均得点
5.0

○ 夏目雅子と成田三樹夫
レビュー内容: 土佐の侠客、鬼政一家の顛末と鬼政に翻弄される女たちを描いた本作。

五社の作品は僕はあまり好きではないのでどうかな?と思ったんですが、「櫂」につづきこれは良かった。

「鬼龍院花子の生涯」、「櫂」それに「序の舞」も宮尾登美子原作。

宮尾さんの本は不勉強なもので読んだことがないのでどれくらい原作に忠実なのかわかりませんが、この三作についていうと土佐のおんなの業、情念のようなものを克明に描き出しているかなと。

夏目雅子、お美しい。

あの啖呵は今の女優さんじゃなかなかできる人も少ないんじゃないかな〜。

夏目さんに限らず、昔の女優さんは実に艶っぽいなぁと古い映画を観るたびに思う。

それにこの作品、仲代達矢の変な踊りも見れるし(笑)。

ただ、なぜ僕がこの作品を購入したかというと、我が敬愛する成田三樹夫氏が出ているからなわけで・・。

で、どうかというと三樹夫氏ほんのちょびっとしか出てこない・・。

無念!

○ 名監督、名優たちの黄昏
レビュー内容:  大正7年、松恵(仙道敦子)は、土佐の侠客・鬼龍院政五郎(仲代達矢)のもとへ養女として貰われた。義父鬼政の任侠道の世界、義母で正妻の歌(岩下志麻)と妾との暮らし、実娘・花子の誕生に翻弄されながらも、松恵は理知的で凛とした女性に成長した。昭和12年、女学校の先生をしていた松恵(夏目雅子)は駆け落ちをし大阪へ。子を宿すのだが・・・・・・。



 大正から昭和、土佐・高知の侠客、鬼龍院政五郎の半生を松恵の回想によって綴られた作品。当時の男と女の愛欲・愛憎、親娘の情愛、つまり、男の征服欲や女の性(サガ)、親娘の親愛を五社英雄監督が実存的で芸術的に描いた名作。



 脇で作品を支える俳優陣、仙道敦子のしおらしい演技、岩下志麻、夏木マリ、夏木勲、室田日出男、梅宮辰夫、丹波哲郎たちの劇画的な演技、また、仲代達矢の肉感的で豪放でありながら繊細な演技にほとほと感心してしまう。松恵と鬼政が心をかよわす仲代の演技は感涙を呼び起こし、花子の行動に親として全てを読み愕然とするラストシーンでは“背中が泣く”というものを見事に演じている。シーンの順序が逆になるが、鬼政との和解の場面では名優夏目雅子は胸にしみいる涙を見せてくれる。血の繋がらない侠客の親娘が本物の親娘になることを体現した日本映画史に刻まれし名シーン「なめたら・・・、なめたらいかんぜよっ!!」は風化することなく燦然と輝いている。







ランク
5位

竜二 [DVD]

金子正次 , 永島暎子 , 北公次 , 桜金造 , もも ,

レビュー数
7
レビュー平均得点
4.5

○ 自分らしく生きるとは、本当の幸せとは
レビュー内容: この映画は、ただのヤクザ映画ではない。

真剣に生きている人間が、生きていく上でぶつかってしまうテーマを真っ直ぐに描いている。

「自分らしく生きるとは何か」「本当の幸せとは何か」

自分を見失いそうになった時に、観るべき映画だ。

それと、映像作品としても優れていると思う。
映像でドラマを描いている。
映画監督や脚本家を目指している人には、とても勉強になる作品。

○ 竜二という男の生き様
レビュー内容: 冒頭から緊迫したシーンが続く。やくざが、やくざらしかった時代の映画だ。初めて観たのは高校生の頃だが今、改めて観ると、竜二という人間が理解できるような分からないような。

やくざから足を洗い厳しい現実に直面する時の気持ちは一般人の俺にも、よく分かる。ともあれ金子正次という男が命を懸け作り上げた作品に男は胸を打たれる。

そしてラストシーンで竜二が街の中へ消えていく時、萩原健一の(ララバイ)が更に男の生き様を演出する。とても竜二のようには生きられないが男としては真似できないからこそ、ある意味、憧れるのだ。

○ 渋いよね...
レビュー内容: 旧友と飲んでる時、私が高校の卒業アルバムに「花の都に憧れて飛んで...」と使わせていただいた事が話題になり、懐かしく早速持っていたビデオを見ると、かなり劣化しておりDVDを購入しました。すべてのセリフにオリジナリティがあり、竜二が新宿を肩で風を切って歩く姿、背中を丸めて歩く姿、歩く描写だけでも素晴らしい。竜二の弱気で半端な気持ちも伝わってきます。この映画のカッコいい部分のいいとこ取りの長渕と比べるのもおこがましい。刹那さと本物の男の哀愁を感じることができます。

○ NO.179「り」のつく元気になった邦画2
レビュー内容: <元気コメント>

 家族と暮らすごくありふれた生活の中で感じる暖かい思い。

 だが、抜けようとしても抜けきれない時、それはほろ苦い思い出となる。

○ 永島暎子もよかです。
レビュー内容:
夕刻の商店街。買い物カゴを下げて娘の手を引きコロッケを待つ幸せな主婦。

遠くに、白い背広で固めてトランクを手にする竜二と目が合う。

飛行機の轟音。これでよかったんだわ・・・・無言の涙とともに別れ。

ショーケンの歌が入る。

男がオトコであり続けること。これは、ヤクザだけではない。銀行員

でも小学校の先生でも良いんだ。俺はお前のためにあるんじゃぁナイ。

甘い感傷で生きていけるわけじゃない。



20代の若者に是非見て欲しい、後期青春映画。

俺は、コレを見てから、バーゲンセールに並ばなくなった。

タバコは天井を見て吸うようになった。

長生きしたいと願わなくなった。



こんなカッコイイ役者、もう2度と現れないだろう。

こんなにせつないラスト、誰にも真似できないだろう。










ランク
6位

ソナチネ [DVD]

ビートたけし , 国舞亜矢 , 渡辺哲 , 勝村政信 , 寺島進 ,

レビュー数
19
レビュー平均得点
4.5

○ 国舞亜矢のパイオツカイデー
レビュー内容: 国舞亜矢のパイオツカイデーでゲスな

実に実にカイデーですなぁ

コケるでゲス!

○ 感性
レビュー内容: こういう風にものが観れるひとは少ないですよね


感性 センス ってやつでしょう


立川談志 松本人志 太田光


小さい頃に観てたボクは たけしが銃口付けてニヤリッてするとこで何故かニヤッて笑ってました

今 おもえば危ないガキだけど(笑)


感性でしょうね


「アバター タイタニック おくりびと」 家族や恋人と観るならこのくらいの映画でいいでしょ



○ 堂々とした空虚感。
レビュー内容: ひたすら迫ってくる空虚感と風景の美しさが印象に残っています。中でも、たけしの放つ虚無感が際立っていますね。何か起こっても無反応かつ無感情で、見過ごすだけです。

こんなにも空虚感を抱く映画は初めて観ました。こんなにも感想を発することが難しい映画も。

普段聞こえのいいことばかりを聞かされて育ってきましたが、現実の不条理な壁にぶち当たった時に受けるショックとダメージは想定がほとんどない分、大きかったです。

下手なカタルシスは、現実と離れすぎていると幻滅してしまいます。そういう意味では本作はカタルシスが全くなく、非常に爽快でした。

こんなに人が死んで空虚感ばかりが増す一方なのに、不思議と絶望感は抱きませんでした。

虚しくて、苦しくもあるのに見終わった後、気持ちがいい。本当にすごい映画だと思います。

○ 日本人には難しい?タケシ・キタノの芸術。
レビュー内容: 映画を娯楽の一つだとする人もいれば、芸術と捉える人もいる。恐らく日本人の多くが前者

(どうやら私も)で、芸術としてそのエッセンスを汲み取れる人は少ないのだろう。



誰しも感じたことのある、死ぬまでは生き続けなければならない厭世感とその先にある死。

それらを、沖縄の明るさとヤクザの殺伐さのコントラストで浮き彫りにして見せた。

芸術作品として評すればこんなところであろう。フランスでは今も絶大な評価を受けている

タケシ・キタノ。しかし前述の事情により、日本の一般大衆には今一つ理解されない。

お国柄による評価の違いは、マツダ自動車のアテンザ(ヨーロッパでカーオブザイヤー受賞)

を思わせる。



思うに、日本人を意識した場合のこの人の自己表現方法は他にあるのではなかろうか。

例えば詩あるいは絵画にすれば、伝わり方はまた違ってくるのでは?

「オマエさんなんかに言われたかないね。こっちはそんなもん百も承知でやってんだからヨ。」

ご本人の声が聞こえてきそうだが。

○ ロベール・ブレッソンの映画のような雰囲気
レビュー内容: 終始淡々とした雰囲気が漂っているため初めて鑑賞した際は所々眠気を催したが、全体のストーリー構成を把握した二回目以降の鑑賞時には眠気を催すことは無くなった。淡々としたシーンの数々も、唐突に発生するバイオレンスシーンを引き立てるいい材料だと思う。

淡々とした雰囲気のなかで、たけしが演じる村川の無表情かつなげやりな雰囲気が特に印象に残った。バイオレンスシーンにおいてもなげやりな姿勢を崩さない。たけしの独特な演技によって生まれた独特なキャラクターであり、やはりたけし映画に俳優たけしは欠かせないと感じた。


ランク
7位

実録外伝 大阪電撃作戦 [DVD]

松方弘樹 , 小林旭 , 梅宮辰夫 , 渡瀬恒彦 , 丹波哲郎 ,

(まだレビューはありません)



ランク
8位

緋牡丹博徒 お竜参上 [DVD]

藤純子 , 嵐寛寿郎 , 菅原文太 , 山城新伍 , 若山富三郎 ,

レビュー数
1
レビュー平均得点
5.0

○ 予想以上に面白かった
レビュー内容: 緋牡丹博徒シリーズの中でも最高傑作と言われている加藤泰監督三部作のひとつなので、安くなったのをきっかけに買ってみた



見てみたら予想以上に面白かった



カメラワークもかっこいいし

情景は美しいし

悪人はどこまでも憎たらしいし

血みどろになりながらも勧善懲悪ですっきり?解決するし



菅原文太とか他の役者さんとか若いなぁーとは思いますけど

全然古い感じはないです

美術やカメラワークが逆に今より凝っててかっこいいです、芸術的です

この先二度とこんな映画は撮れないかもと思う映画のひとつですね



でも、まぁなんちゅーても

主役の藤純子さんがすばらしいばい

博多弁がしびれるっす

(たぶんほんとの博多ッ子が聞いたら、なんじゃこりゃーって思うような博多弁なんだろうけど)

雪の降る橋での無言のラブシーンもかっこよかとです

「御伴させてもらいます」

「気持ちはうれしかとですばい、けど、これはさしの勝負じゃけん…」



ただひとつ難点はたぶん差別用語とみなされる部分なんでしょうけど

無音になってました

こういうのは醒めます、実にやってほしくない、作品を傷モノにしてます

松竹なんかのDVDはそのままになっているのに

見習って欲しいです



いやー

このシリーズは他も買いたくなりました

とりあえず加藤泰監督三部作の残り二つを揃えてみたいと思います







ランク
9位

仁義なき戦い 広島死闘篇 [DVD]

菅原文太

レビュー数
20
レビュー平均得点
5.0

○ 女優目的で観た
レビュー内容:  梶芽衣子目的で観ました。このシリーズのファンには怒られそうですが・・・。梶は、無表情な「女囚さそり」シリーズと違い、喜怒哀楽がよく出ていて、違った面を観ることができて良かったです。また、男性陣より広島弁が自然に聞こえたので、やはり女性の方が言葉のマスターは上手ですね。



 実は私、広島出身ですが、都会に出てきて出身地を名乗ると、「“じゃけん”ってしゃべるの?」とか「やくざ多いの?」とかすぐに「仁義なき」の話になります。広島を知らない人にとっては、「広島=仁義なき戦い」なのですね。



 その反発のためか40過ぎる今まで観たことがなかったです。ということで、実際に観てみると深作監督の演出は、非常に勢いがあり、ぐいぐいと引きつけられます。中盤のやくざ同士の乱闘シーンは、普通は混乱して無茶苦茶になりそうなシーンですが、凄まじく迫力があり、よく考えて演出されていると感心ました。



 菅原文太出演シーンが少ないので、文太ファンには物足りないかもしれませんが、出演陣は豪華です。主役と言っていい北大路欣也は、やくざの悲しい一面をよく表していました。脇役ですが成田三樹夫もいい味出していました。小池朝雄は「コロンボ」の声のイメージが強すぎて最初はなじめなかったですが、なかなか好演しています。川谷拓三はかわいそうな役ですが、あの表情に役がマッチしていて意外に印象深いです。



 余談ですが、スラム街が映る時、ちらっと建設中の基町団地が映ります。今も市の中心部に建つ高層住宅で、ちょうど映画が撮影されたころ建設されていました。映画の時代設定が昭和27年から28年なので、本当は、映るとまずいのですが。




○ 番外編だけど濃密
レビュー内容: 番外編だが、個々の役者の細かい演技とシナリオの確かさで優れた作品であることは間違いない。

ただ、山中正治を演じる北大路欣也は、キャストで揉めた上、役柄を十分に演じきっていない。

他の役者に比べると、無骨というより、演技で悲哀を表すことが下手な大根役者であることが歴然。

仁義の墓場の渡の悲哀や鬼気迫る演技に遠く及ばない。ただそれを補う演出の素晴らしさと周りの役者の優秀さ

が光っていたのだろう。その点については、30年以上経った今だからこそ、冷静に評価できるのかもしれない。

○ 戦後日本の抒情詩
レビュー内容: 単なるやくざ映画という範疇を超えた、戦後日本の叙事詩である。いや、山中正治(北大路欣也)という戦争に行き遅れ、死に場所を探すように広島の街で生きる孤高のヒットマンの悲しい抒情詩かもしれない。



戦争で死ぬことを考えていたならず者が、戦後、生きる場を失くしてアウトローの世界に入り、その命知らずの無法さから、名の知れた殺し屋となるという皮肉な人生は、やがて保身を考える組のトップに利用され、使い捨てられる。戦争未亡人であるがゆえに、やくざとの再婚を許されない山中の愛する女性・靖子(梶芽衣子)も、山中同様、戦争に翻弄される人生を送る。組同士の抗争によって一緒に暮らすことができない山中と靖子のロマンスの背後にも、戦後という時代の混沌を見事に写し取っている。



山中が狙う大友勝利(千葉真一)が隠れる「原爆スラム」など、戦後の風景が色濃く残る広島という場所を舞台に織り上げられるこの映画は、戦後日本映画の紛れもない名作である。山中を演じる若き北大路欣也の陰のある演技や、組を支える若頭役の成田三樹夫の存在感も見事である。

○ 血で血を洗う抗争
レビュー内容: 凄い映画です 広島でこういう事が起こっていたことにまずビックリしましたが

それ以前にこの映画の完成度の高さに驚きました アメリカの代表作が「ゴッドファーザー」

なら日本は間違いなくこれでしょう 菅原文太や千葉真一の演技も最高でした

夜の時の映像も見たことのない映像で大満足の作品でした

○ 仁義の最高峰
レビュー内容: 何人かの方が書かれていたが、これこそ最高の「仁義」。広能を中心とした「仁義」のメインストーリーとは関係の薄い外伝風の作品なので、その分評価としては損をしているのかもしれない。

千葉ちゃんのカッコよさ(タランティーノも惚れる訳だ)、文太兄ィの男気、全編侠臭さに溢れかえっている。

しかし作品を引き締め、そこに一抹の哀感を漂わせているのは北大路だ。戦争に行き遅れ、死に遅れたと云う傷を抱えながら戦後を生きた人も多いと思うが(監督の深作自身が正にその世代だ)、予科練の「若鷲の歌」を口ずさみながら殺人鬼と化して行く北大路の姿は、深作が最も思い入れた登場人物であると思う。

普通にストーリーだけを観ても充分面白い作品ではあるが、「若鷲の歌」託されたその背景を知って観なければ、この作品の真の深みは判らない。

戦争の傷は北大路だけでなく、千葉ちゃんも、文太兄ィも、等しく抱えているものなのだ。一作目と本作は、特にその傷が色濃く作品に反映されている。凡百のヤクザ映画と「仁義」を明確に分けている、一つの大きな要素である思う。


ランク
10位

日本暴力列島 京阪神殺しの軍団【DVD】

小林旭 , 梅宮辰夫 ,

(まだレビューはありません)


posted by はやぶさ じろう at 13:00| 日本映画