2010年09月28日

特撮





ランク
1位

ガメラ2 レギオン襲来 デジタル・リマスター版 [DVD]

永島敏行 , 水野美紀 , 石橋保 , 吹越満 , 藤谷文子 ,

レビュー数
4
レビュー平均得点
5.0

○ 平成ガメラシリーズ第2弾!にして最高傑作!デジタルリマスターで蘇る!
レビュー内容: 平成ガメラシリーズ第2弾!にして最高傑作!

血湧き肉踊る、怪獣映画の醍醐味を満載!

もちろん大人が見て面白い!!



前作を凌ぐ怪獣災害シュミレーション描写、自衛隊の作戦行動などのリアルさ、

そして、ガメラのデザインのかっこよさ(前作ではまだ、丸っこいかわいらしさがあった)、

新怪獣レギオンの生態とデザインの複雑さ、

そしてもちろん対決シーン他、グレードアップした特撮、

などなど、軽く前作を超えてます。



主演俳優陣も、いかにも自衛官・永島敏行、

青少年科学館の学芸員・水野美紀(役名の穂波碧はどこか綾波レイっぽい?)、



「主の問いに答えて曰く“我はレギオン。我ら大軍なるが故に” 」



・・・と、"群獣"を前に聖書の一説を引用するインテリ自衛官・石橋保、

水野美紀が気がかりなNTT技術者・吹越満、

偶然ガメラと再会し、心が通じない寂しさを感じる藤谷文子(浅黄)、

他、脇役も魅力的。



すり鉢状に壊滅する仙台市、

なかなか離陸できないヘリコプターを守って戦うガメラや、

子供たちの祈りを集めて復活するガメラ、

ガメラに敬礼する自衛隊員(全員は敬礼しないところが超リアル)・・・



ざっと考えただけでも、数々の名場面が思い出される、まさに名作です。

○ ダークナイトと同じく
レビュー内容: ガメラが出てこなくても成立してしまう作品です。

レギオンの生態(宇宙植物との共生関係、電磁波コミュニケーション、珪素を摂取する・・・)と、

それに振り回される国内対応という、前作よりリアルになった描写が、パトレイバー2(劇場版)

を上梓した伊藤脚本の真骨頂だと思います。

ガメラがいなくても・・・とは書いたものの自衛隊の協力、怪獣同士のバトルはさすがこなれた感のある

演出と相俟って「日本沈没(オリジナル版)」的な雰囲気を感じます。

落ちのつけ方も、安直とはいえすっきりとしていて個人的には好きですね。

○ この機会にぜひ
レビュー内容: 既に十年以上前の特撮作品だが、今観ても圧倒的に面白い。三部作の中でもっともバランスの良い作品で、シリアスなテーマを扱いつつも、同時にSF映画として可能な限り綿密に宇宙生物の生態系を描き、人類とガメラ、そしてレギオンの戦いを迫力のある映像で魅せる。



ゴジラシリーズになくてガメラシリーズにあるもの、それはスピード感で、怪獣が猛スピードで空を飛びながら地上に降り立ち、火球を吐く画は圧倒的に格好よく、美しい。レギオンの造形も昨今の怪獣たちの中でも最高レベル。テンポも良いしキャラクターも立っている。エンターテインメント作品としての楽しさと、可能な範囲でリアルに描き切った演出の巧みさ、どちらも兼ね備えた、最高級の特撮映画だ。



三部作で行くと、前作はまだ技術的な部分で少々古臭さを感じたり、まだどこか明るさや軽さを感じるし、3の方は暗すぎるし痛快さは少々足りなく、やや難解に過ぎる。そう考えると、やはり素直にすすめるとしたら「2」を選ぶ。

○ リマスター版でこの価格は嬉しいです。
レビュー内容: 公開当時、いわゆる「平成ガメラシリーズ」に一拍遅れ「2」から劇場に行った私ですが、しっかり楽しめた一篇です。この第2作から観ても「大丈夫」というか、第1作もさぞ面白かったろうと思わせる迫力でグイグイ見せます。後にLDで再見した時の興奮といったら!あの予告篇で”戦闘スイッチ”が入った人は多かったのではないでしょうか(BGMは第1作の「ギャオス逃げ去る」でしたが)。

今作の敵役レギオンと草体の共生関係とか、正直小さな子には理解するのは難しいかなという所もありますが、むしろ脳内補完を促進させるような勢いがあって、それがこの映画の魅力かも知れません。

この作品は人物を良く描いています。個人的にはレギオンの生態解明に奔走したNTTエンジニア:帯津と自衛隊の花谷一尉、対照的な二人が同じ目的のために行動をともにするうち意気投合するくだりにはグッときます。他にも、葛藤の末にガメラ援護を命令する師団長、群レギオンをおびき寄せるため意図的に電波漏れを起こす送信所職員、娘に近づく男には無言の最大圧力をかけるヒロインの父親、等々印象的な登場人物が物語を盛り上げています。もちろん、ガメラとレギオンの戦いも大迫力でした。

折にふれて観返していたLDもプレーヤーが限界を迎え、ブルーレイ機も高いしなァと嘆いていた私にこの価格は嬉しい限りです。BR版の画質、音質の優位は言うまでもありませんが、DVD機のみの家庭ももまだまだ多いはず。廉価で気軽に楽しめるシリーズが発売されるのは、BRかDVDかを選べる、という意味で良いことだと思います。




ランク
2位

ガメラ 大怪獣空中決戦 デジタル・リマスター版 [DVD]

伊原剛志 , 小野寺昭 , 中山忍 , 藤谷文子 , 渡辺裕之 ,

レビュー数
2
レビュー平均得点
2.5

○ 怪獣映画とは
レビュー内容: いろいろなところで書き尽くされてきたことだが、この映画は怪獣映画ありきで育った人が、

その時持てる技術を総動員して(費用・時間的な制限はあれど)正統的に表現した作品。

良くも悪くも当時ゴジラに招聘されなかったスタッフの、怨念めいた粘っこさも感じる。

10年以上前の作品だし、でかい亀だし、演技はアレだし(笑)、総合的に今の目で見るとマイナスはつけますが、日本で怪獣映画を見るのであればマストアイテムであることは間違いない作品だと思います。

○ 低価格はいいのだが
レビュー内容: 低価格はいい。デジタルリマスターも。だがブルーレイ時代が始まりブルーレイ3Dの声も聞く今、デジタルリマスターDVDを出す意味があるのだろうか。特撮系は特にマニアックなマーケットだ。とっくにマニアはブルーレイに乗り換えつつ有ると思うのだが? それだけにマーケティング的に発売するメリットがあるのか非常に疑問である




ランク
3位

ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒 デジタル・リマスター版 [DVD]

中山忍 , 前田愛 , 藤谷文子 , 山咲千里 , 手塚とおる ,

レビュー数
2
レビュー平均得点
5.0

○ ラストの雄叫びが意味するものは・・・
レビュー内容: 「1」で怪獣映画とは、を提示し、

「2」で、主役怪獣がいなくても成立してしまうディザスタームービーに怪獣映画の可能性を見出したあと、

この「G3」は当時ものすごい期待感を持って公開された(一部マニアも含みます)と記憶しています。

怪獣映画に限らず、映画の文脈を知らない子供や、デートに観るようなものではないと言えるくらい

ストーリーも登場人物も複雑に絡み、状況も二転三転します。同じくらい評価も二分されましたし。

しかし純粋に画作りとか、そこから伝わってくる、あるはずのないガメラの感情や感覚など、敵役のイリス側(人間も含む)と、ガメラ側で対比するように見ているとその対極構造が良くわかります。

観終わった後の脱力感と熾火のような高揚感は、ラストバトルに至る一連のシークエンスで、

「単なる娯楽映画じゃないぞ」と言う気概を見せ付けられる、この作品独特のものだと思います。

従来の怪獣映画ではなく、ディザスターMでもなく、怪獣映画のふりをした(陳腐だけど)問題作に

仕上がっている作品だと思います。

劇場公開時ペーペーだった自分が管理職になり、久しぶりに見直したこの作品で、

ファイナルカット、雄叫びをあげる満身創痍のガメラに「漢」を感じない訳にはいきませんでした。

○ 賛否はあるだろうが
レビュー内容: 「2」の後、ファンからは相当な期待を持って迎えられたであろうこの「3」だが、ふたを開けてみると相当な賛否両論だった。それもそのはずで、まずいわゆるアクションシーンが圧倒的に少ないし、過去作のキャラクターを一通り登場させながらさらに新キャラクターも登場し、ガメラの存在や「なぜ日本にばかり怪獣が集まるのか」という疑問など、とにかくてんこ盛りの構成。そこにさらにイリスに関係することになる少女と、少年の物語も加わるわけで、100分程度の作品ではきついのは当たり前だ。



そんなストーリー上の欠陥はありながらも、十年以上たった今改めてみると、それでもやはり観るべき作品であるということがしみじみとわかる。

「1」「2」を経てさらに進化した戦闘描写は短いながらも圧倒的な迫力と美しさだし、特にラストバトルはさながら絵画のようだ。燃え盛る京都の街をバックにたたずむ二体の怪獣。そして京都駅の「中」(!)での屋内バトル。三部作を締めくくるラストバトルをわざわざ狭い室内でやったことに対しては色々な意見があるだろうが、人間たちが入り乱れながら怪獣の戦いも描く為にはこれしかなかっただろうし、最後の最後になっても火球の打ち合いでは終われない。それまでの怪獣映画の限界や定説を覆してきたシリーズ。派手さはないが、痛みと壮絶さが伝わってくる、屈指の名シーンだと私は思う。

渋谷襲撃シーンのさながらパニック映画のような迫力も最高レベルだ。



尻切れトンボなラストは、普通に考えたらありえないが、終末観と、片腕を失くした怪獣の悲壮な、しかし気高い叫び。怪獣映画の中に「ドラマ」を挟んだのではなく、怪獣そのものにドラマを与えた。欠点は色々と抱えているが、それでも尚、語り継ぐべき怪獣映画の最高峰である。いまだに、これを超える作品には出会っていない。







ランク
4位

平成ガメラ Blu-ray BOX

伊原剛志 , 永島敏行 , 中山忍 , 水野美紀 , 前田愛 ,

レビュー数
26
レビュー平均得点
4.0

○ ブルーレイで観るガメラ
レビュー内容: 日本怪獣映画の代表三部作をきれいな画面で見られたいへん満足しております。

○ 作品はもちろん素晴らしいですが、特典映像が大大大不満!!これが本当に「平成ガメラ最終保存版」?
レビュー内容: LD購入後、DVD-BOXは見送っていたので、今回BD発売に飛びついて予約購入しました。

作品の素晴らしさ(もちろん☆5つ)はもう語りつくされたと思うので、今回の製品について。

高画質かどうかも、それほどよいモニタで観ているのではないので、他の方に譲ります。

(私には、際立って高画質になったような感じは受けませんでした。)



しかし、BOXケース裏のコピーで「平成ガメラ最終保存版」とありますが、映像特典が大不満!

特典映像は、各作品の「現在での」スタッフインタビューと特報・予告編・TVスポットのみです。



DVD-BOXはわかりませんが、なぜ、LD-BOXの山のような膨大な映像特典、「当時のメイキング映像」や特番、プロモーション映像などの特典映像をなぜ付けない!

またしても複雑な権利問題か?

作品の素晴らしさに反して、パッケージング、商品化の姿勢に納得がいきませんでした。

本当に本当に本当に残念。

○ ありがとう
レビュー内容: 家にあるだけでこんなに幸せな商品は、なかなかないと思います。

○ 私は 待ってました。
レビュー内容: 画質が ハッキリして無いとイヤって方 購入されると ちょっと残念かな、映画館で見ている感じで、ちょっとザラザラ感の有る画質でした。私は DVD(ガメラ3)を購入していましたが 今回このブルーレイBoxを購入しましたが 良かったですよ 特に ガメラ3でガメラが京都の街へと急降下する場面は、街の灯かり 一つ一つ綺麗に見えて ちょっとビックリでした。 ハッキリ画質に拘らない(最新映画の様に)のであれば 最高の 媒体です。まぁ 画質や 音質には 個人差が有りますからね。

○ DVDより確実に上
レビュー内容: DVDをお持ちの方で買うか迷っているなら買い!やはり差は、ありますね。完璧ではないけど合格点と言えます



ランク
5位

大魔神 デジタル・リマスター版 [DVD]

高田美和 , 青山良彦 , 藤巻潤 , 五味龍太郎 , 橋本力 ,

レビュー数
1
レビュー平均得点
5.0

○ すばらしい画質
レビュー内容: Amazonでリマスター版大魔神3部作のDVDを購入し、鑑賞しました。

まず、画質のすばらしさに驚きました。40年前の作品なのに、現在の映画のように感じました。

ただ残念なのは、旧版のDVDにはメイキングなどの特典が入っていたのですが、このリマスター版には予告編しか入っていませんでした。







ランク
6位

ガンヘッド [DVD]

高嶋政宏 , ブレンダ・バーキ , 円城寺あや , 原田遊人 , 水島かおり ,

レビュー数
30
レビュー平均得点
4.5

○ うれしいサントラ付き
レビュー内容: かつてはYAHOOOオークションで高値が付いていた伝説のサントラCDが付属されているとは!

俺個人的には、これだけでも買う価値充分(^_^)
映画自体の出来も悪くなく戦車のようなガンヘッドと巨大重機のようなエアロボット(三つの単眼がクモのようで不気味)との激しいぶつかり合いの戦闘シーンも当時を考えれば迫力満点!

○ パーティやろうか、ガンヘッド? for ブルーレイディスクへ
レビュー内容: VHS版はテープがすり切れ、カビが生えるまで見ました。

サントラCDを買ったときは小遣いを貯めておいて良かったと思いました。

DVD版は発売と同時に即買いしました。サントラCD付き特典に感動のあまり震えました。

・・・

日本国製の特撮SFリアル指向ロボット映画であり、2010年のコンピュータよりも

超絶な進化を遂げているはずのガンヘッドと主人公の会話(コミュニケーション)が

笑えて泣けるし熱い魂を感じています。



燃料切れで絶体絶命のピンチの際に、諦めかけた主人公へガンヘッドは語りかけ、

一緒に戦おうと説得を続けます、その際の名台詞、

『確率なんか、クソくらえでしょう!』

...。機械が、ロボットが人類に向かってこう言うんですよ...!!!

これで熱くならない漢はいないでしょう。



時が流れ、VHS→DVD→BDへと記録メディアが変遷してゆく中、

特撮SF邦画傑作の映画である『ガンヘッド』に再び光を当てようではないですか!



ブルーレイディスク マイスタークイズ Webサイト(BDA公認)では、

皆様がブルーレイディスクにして欲しいと思っている作品タイトル名の募集と、

そのタイトルへの応援メッセージを2010年現在も募集しております。



「洋画」・「邦画」・「アニメ」・「ミュージック」・「ドラマ、ドキュメンタリー、ノンフィクション、その他」

の5つのジャンルに分けて皆様の熱い思いをBDAがメーカーに届けてくれます。



邦画部門にエントリー中の『ガンヘッド』は、83のコメント数を獲得し、

2010年05月25日(火)現在、1位 / 22 作品中です。



邦画部門投票先URL↓

http://meister.blu-raydisc.com/jp/vote/wantBD/japanese.php?idx=2



この作品に熱き魂を感じるあなた様へ。

あなたの熱きコメントを毎日一票づつ投票してみて下さいm(_ _)m。

※注: お名前と応援推薦文付のみ得票数にカウントされます。

是非是非メーカーへの熱きコメントと、お名前の欄にニックネームを記載して

投票をお願い致します。1日1票を投票出来ます。



ひょっとしたら皆様の応援で、BD化ガンヘッドが世紀を越えて生まれるかもしれません。



ちなみに他の各ジャンル毎にも1日1票ずつ投票できます。

リストにまだ載っていないタイトルは、新たに推薦をすることでリストに登場します。

あなたの意志と行動力が、これからもつづく世界をつくりあげていくのです。



どうか、映画・音楽・映像といった文化を愛している皆様へのお願いでした。


○ 80年代の特撮
レビュー内容: >特撮で頑張った作品。小説のように自由電子レーザー砲も無ければ、ゲームのように飛行機に変形もしないが、ヒトガタ(スタンディングモード)から戦車へと変形するさまは見事。

特撮ゆえか?監督の息子可愛さからか?いらないシーンもいくらかある。

SFなので不自然な事がたくさんあるが、細かい事は気にせずにロボットアクションとサウンドを楽しんで下さい。

好きな人にはたまらない傑作!

○ あの名作をもう一度
レビュー内容: ふと懐かしくなり購入してしまいました。調べてみると、最近になってやっとDVD化したらしいですね。

20年近く前の作品ですので、今のCGバリバリの映画と比べると、模型のアクションが見劣りするところもあります。しかし、等身大ガンヘッドと俳優との絡みは、合成では見られないリアリティがあることも事実です。

そしてこのDVDですが、サントラCD付きでとてもお得です。

○ 特撮は良い
レビュー内容: 導入部でいきなりメインキャラが死んでしまい何かと思った。何に襲われているのか分からんから盛り上がりに欠ける。全体的に説明不足でストーリー展開が分かりずらい。特撮は観る価値有り。







ランク
7位

加藤隼戦闘隊 [DVD]

大河内傳次郎 , 藤田進 , 灰田勝彦 , 黒川弥太郎 ,

レビュー数
10
レビュー平均得点
4.5

○ 軍神・加藤建夫の最期を描く。航空機映画は海軍だけじゃない。
レビュー内容: 本作は昭和19年の3月に公開され、同年のNo.1ヒットを記録した作品だ。軍都・旭川に行くと加藤建夫の展示品が多く見られるが、それもそのはず、加藤は旭川の出身で、当地は未だに陸軍の遺した建物が点在しており、全国でも一番「軍都」の面影を残しているところだ。興味のある方はぜひ訪れて欲しい。陸軍省としては映画の加藤を「神」としたかったのだろうが、山本嘉次郎はあえて「人間」として描いた。よって今観ても違和感のない仕上がりなのだと思う。豪放磊落でカメラ好きという面もきちんと採り入れ、うっかり英語を口にしてしまうエピソードまで映像化されている。陸軍は戦後、もっぱら「鬼の憲兵」「海軍に比べて暗い」「閉鎖的」と悪口を言われるが、本作や木下組の大問題作「陸軍」を検閲で通してしまうセンスは、ある意味で凄い(笑)。国全体の暴走は十分非難されるべきものだが、現代の認識では海軍のムチャが敗戦の糸口になっているし、また関東軍が頑張らなければ今ごろ北海道はロシア領だ。我々もそろそろ正面から歴史を見据えなければいけないね。それにしても「隼」のカッコいいこと!海軍の三菱製・ゼロ戦と陸軍の中島製(現スバル)・隼は、やはり世界に誇る名機だと思う。これをハリウッド帰りの撮影監督・ハリー三村が豪快に撮り上げており、ドッグファイトも凄い迫力だ。特典映像を観ると、敵機も英軍から奪った「ホンモノ」を使用しているとのことで、そりゃ迫力も出るわけだ!加藤役の藤田進は当時の東宝のエースでもあり、黒澤の「姿三四郎」でも主役を張っていた。基地にクリスマスツリーやリースが飾られていたりと、昭和19年なのにかなりお茶目な映像も素敵だ(笑)。映画はもちろん軍神の死で終わるが、大東亜戦争もいよいよ終末に向かう時期であり、そんなことを考えて観ると違う見方が出来るだろう。星は4つです。

○ 加藤隼戦闘隊は心躍らせる名作でした
レビュー内容: 昭和16年ごろを背景とした昭和19年公開の映画であるが、日本映画のレベルの高さを教えられた。

軍隊趣味はあまりないが、戦闘機の戦闘シーンや特攻には感動を覚える者で、何の予備知識もないままこのDVDを手にした。

東映映画のヤクザのような軍人たちと違って、すがすがしい役者たちばかりで戦前の日本人を誇りに思えた。

何よりすごいのが、戦後の映画と違って、本物の戦闘機が登場し、技をお披露目していることだ。

現在もアメリカではプロペラ機の競技があり、テレビで垣間見たことがあるが、違う! 戦闘機ならではの精神的な緊張が心地よく伝わってくる。見てよかった! ゼロ戦の影に隠れてしまいがちだが隼にも注目したくなった。

○ ビデオ版より長い
レビュー内容: 限られたチャンネルだけで発売されていたビデオ版を持っていました。10回以上は観ているので、今更DVD買ってもねと思っていました。が、それは間違いでした。ビデオ版より10分以上長くなっています!!船団上空直援帰還時の夜間飛行や入院中の加藤部隊長の言動など、観た事のないシーンが随所に登場します。パッケージの「昭和19年公開の全長版で初DVD化」とはこういう事だったんですね。ビデオをお持ちの方で、まだDVDをご覧になっていない方、一度ご覧になって下さい。また、音声状態が良くないので、クローズドキャプション方式の字幕も大変有り難い。特にパレンバンに降下した挺身隊員達の台詞等は、DVDで初めて全貌が判りました(ただ、「高度を取って雲の上に出る」は「雲の上に出よ」の間違いでは?←僚機への指示なので)。画質もビデオより良いように思います。「意図の通ずる事多く、部隊長は愉快であるっ!」

○ 一式戦の燕返し(^_^)v
レビュー内容: 一式戦隼の大ファンであります。この映画『加藤隼戦闘隊』でも出てくる一式戦の華麗なる燕返しのモノケロ映像に目が釘付け間違いなし。一式戦というところが抜群です。エンジンナセルに機関銃の銃口二つ。少し盛り上がっているところに、一式戦の魅力が詰まっています。

 レシプロ戦闘機は、近くでは知覧平和記念館で観ることが出来るのですが、小生の産まれる前、60年以上も前に、これを乗りこなし空戦を繰り広げておられた先輩方に畏敬の念をいだきます。

 それにしても、重爆や輸送機もろもろ実機か出てくるだけでもう大感激です。凄いの一言。それに撮影の素晴らしいこと。たいへんなロケが想像されます。映画を越えたものを感じます。

 この物語では、悲観という言葉は相容れない、当時の若者達のひたむきさと優しさ。もう何とも言えない味わいです。コーヒーミルでコーヒーのうんちくをみんなに隊長が談笑されるシーンには、思わず涙です。併せて、水木しげるさんの『ラバウル戦記』も読んで観て欲しいです。

○ 一つのなぞ
レビュー内容: 話の展開といひ、特撮といひ、当時としては見事な映画でせう。特に空中戦の実写映像は他を以て替へられませんね。

それはさうと、映画中で加藤隊長就任(実は再任だけどね)の際に隊員によつて部隊歌(加藤隼戦闘隊の歌)が歌はれるシーンがあります。このシーンは昭和16年4月のことです。この映画の解説でも言及があつて、後に感状を七度受けたと歌はれてゐるのが、この時期ではまだ二度だつたので、歌詞もさうなつてゐるといふ話が出てきます。でもこのときこの加藤部隊に「隼」はまだ配備されてゐないのですよ。配備は16年8月です。映画中でも、加藤隊長就任後数か月を経て最新鋭機「隼」が配備されたといふ話になつてゐます。しかし最初のシーンの部隊歌ですでに「隼は征く、雲の果て」と歌はれてゐます。隼はまだないのに、何ででせうかね。加藤隊長が最初に登場するときも、固定脚の九七戦に乗つてゐるといふのに。


ランク
8位

大魔神怒る デジタル・リマスター版 [DVD]

本郷功次郎 , 藤村志保 , 丸井太郎 , 内田朝雄 , 橋本力 ,

(まだレビューはありません)


ランク
9位

大魔神逆襲 デジタル・リマスター版 [DVD]

二宮秀樹 , 北林谷栄 , 名和宏 , 安部徹 ,

(まだレビューはありません)


ランク
10位

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス デジタル・リマスター版 [DVD]

本郷功次郎 , 笠原玲子 , 丸井太郎 , 北原義郎 , 夏木章 ,

(まだレビューはありません)


posted by はやぶさ じろう at 11:00| 日本映画