2010年09月23日

青春






ランク
1位

ソラニン メモリアル・エディション 初回限定生産2枚組 [DVD]

宮崎あおい , 高良健吾 , 桐谷健太 , 近藤洋一(サンボマスター) , 伊藤歩 ,

レビュー数
17
レビュー平均得点
4.0

○ 特典映像は必見
レビュー内容: 連載当時からの原作ファンです。
宮崎あおいさんの芽衣子は、見事なまでに芽衣子でした!
高良くんの種田はナチュラルで良かったけど、種田が馬鹿な乗りをしたり感情を剥き出しにするシーンでも雰囲気がナチュラル過ぎて、ちょっとフワフワした感じもしました。
サンボマスター近藤さんの加藤は、ビジュアルが100%加藤でしたね(笑)

限定版のみに収録の特典映像では、本編で完全には見られなかった『ささやかな』と『ソラニン』のライブシーンがフルで見られます。

他には未公開シーンの、
『芽衣子の母が帰った後』
『卒業ライブでの種田のケンカ』
『ビリーへの手紙』
『加藤のプロポーズ』

メイキング映像
未公開シーン集ですら未収録の『夢の中での種田と芽衣子』も少し見られます。
原作者の浅野いにお氏も登場。

舞台挨拶の映像。

さらに特典として、 キーホルダー型のギターピックと書き下ろしポストカード が付きます。
書き下ろしポストカードはDVDケースと同じサイズであるためケースに納める事は出来ず、通常のポストカードホルダーにも入らないため、正直言って少し邪魔です…。

○ これはないかな。。
レビュー内容: 原作に気持ちを持ってかれた自分としては、この映画はないかな。。



まずサンボマスターだかなんだかわかんないけどベースのやつ!

原作の雰囲気、だ・い・な・し・だ!

演技力はしょうがないからな、演出がサイテーなのかも。。



とにかく、原作のコミカルな軽妙さは皆無。

無駄に小賢しいモラトリアム気取りのやつ等が小声で囁き合ってるだけの話に成り下がってる。。



こういう映画には結構寛容だった自分も、さすがにこれには怒る。


○ うん
レビュー内容: 桐谷健太と宮崎あおいの自転車シーンは感動してしまった。
映画を見て(泣)ことがほぼない自分がウルッときた。
それだけで良作(笑)所々笑えるとこもあり暗くならなかった。

終わった後、人生を考えさせられる映画です。
20代にはより響いてくると思う。おすすめです。

○ 宮崎あおい
レビュー内容: ってアイドルだっけ?なんでこんな良い映画をアイドル映画の一言で片付ける人がいるんだろうか…確かに人それぞれ意見が違うと思いますが、さすがにアイドル映画で見たのも言うのも恥ずかしいって…言い過ぎでしょ(笑)原作は知りませんが、宮崎あおい、桐谷健太との自転車二人乗りのシーンと最後のライブシーンは凄く感動しました…宮崎あおいの歌は上手くもなく、下手でもないけど凄く一生懸命さが伝わってきて最高でした!

○ 特典がいい
レビュー内容: 内容ももちろん素晴らしいのですが、特に特典映像が充実しています。

ライブシーンのフルver.
未公開シーン
メイキングなど

未公開シーンはなぜ未公開にしたのかというほどいいシーンです( ビリーがおじいさんから手紙を受け取るシーンなど)







ランク
2位

「書道ガールズ!!私たちの甲子園」 [DVD]

成海璃子 , 山下リオ , 高畑充希 , 小島藤子 , 桜庭ななみ ,

レビュー数
5
レビュー平均得点
4.0

○ 面白い。
レビュー内容: このての映画が好きな人なら十分満足できるレベル。
難しいことは考えず、素直に泣いて元気をもらいましょう。
このての映画があまり好きでない人には☆二つくらい減で。


○ 終わり良ければすべて良し
レビュー内容: “高校生らが競う文科系の大会”がモチーフって捉えてたから「ロボコン」みたいかなと予想していました。本作はむしろ「フラガール」に近いかな。寂れた町の町おこしにヒロインたちが頑張るとか、はじめは主人公の行動に反対していた親などがが最後は協力するというのも、まさに「フラガール」。また、女子高生の友情譚の部分では、「スウィングガールズ」に近いです。

 

メンバーはそれぞれ個性的で優秀だがチームとしてのまとまりのない書道部に、臨時雇いでクセのあるコーチがやってきて、チームが一丸になるという筋立ては定番というか王道。初登場のシーンこそ印象的コーチが、その後ほとんど活躍しないのは気になりますが、それもまぁ、いいでしょう。(笑)



ただ、2時間という長さはやや長いし、前半に主人公と関わってくる人物が映画中盤で退場し、反対に前半まったく登場しなかった人物が後半に新たに登場して別の話が始まる二階建ての構成にしている点。上手くやれば、面白いのだけれどイマイチ機能していない。後半で出てくる話は前半に前倒しして伏線を張っておくこともできたはずだし、前半に出てくる人物を退場させるタイミングをもっと後半にズラしてクライマックスへの助走に用いることだってできたはず。



ほかにも演出不足で笑えないコミカルなシーンが目立ったりと、小さな不満はあるもののやっぱりこういう映画はクライマックスの『大会シーン』ですよ!! 現役の高校生たちによる出場4校の、それぞれ瑞々しい発想の筆遣い色遣いに彩られ、書道とはこんなに自由なものだったのかと改めて気付かされます。皆、個性的な衣装と音楽でパフォーマンスを披露し、その楽しさと素晴らしさに見入ってしまう。

特に、主人公里子(成海璃子)が一抱えもある巨大な筆で情熱のすべてをぶつけるように墨を滴らせる姿は圧巻でした。『終わり良ければすべて良し』の映画でした。(笑) 

○ 難易度・EASY
レビュー内容: ストーリィは悪くないですが,この手の"部活モノ(俳優が吹き替えなしでムツカシイコトをやる)"作品にしてはその題材が弱いです.

その題材,書道パフォーマンス……大きな筆で大きな半紙に,と良く云えば確かにダイナミックですが,悪く云えば,気に入った既存の歌詞を大きな字で書くだけ.

そりゃあ,タイミングを合わせるのに多少練習は必要でしょうが,要は力技.

ぶっちゃけ,誰でもできます(断言).

勘の良い人たちならちょっとの練習で"成功"できると思います.

また,その"成功"の基準がいまいちなのも事実.

「書ききれば成功」と云う感じで(一応,パフォーマンスと完成作品の美を競うのでしょうが),その辺りがぼんやりとしています.



努力は買うが,芸がない,と非難を承知で云いきります.

そして,これで町興しを本気で考えているなら,かなりズレていると感じます

("書道パフォーマンス"で半紙の売り上げが増加し,町が復興するとはとても思えません).



「ウォーターボーイズ」,「スウィング・ガールズ」のような"部活モノ"として高難度なムツカシイコトをしているわけでもなく,「フラガール」のように本当にムツカシイコトでの町興しを描いているわけでもなく,凄みが全然ないです.

せいぜい,新春かくし芸レヴェル

(かくし芸なのに隠さずに一所懸命練習して,成功して喜んでるようですけど).



とにかく,観ていない方に云いたいのは,パフォーマンスに期待して観てはいけない,と云うことです.

観ていない方のためにグッと期待値を下げたので,これから観る方はもう少し満足度が高くなるかもしれません.





ただ,冒頭に書いたように,ストーリィ(と云うか脚色)は決して悪くありません.

劇中,最初の書道パフォーマンス(の終了後)には情緒がありましたし,半紙職人さんの苦悩なんかはかなりグッと来ました.

俳優陣も成海璃子さんは当然のような好演ですが,私的には桜庭ななみさんが思っていた以上に好演していたように思います.



まぁ,私は成海璃子さんを観に行ったので,ヴィジュアル的にはそこそこ満足(と云うか,彼女が出演していなければ観ていない)なんですが(笑).

○ 筆を持つ姿はパワフル。
レビュー内容:  なかなかテンポがよかった。書道パフォーマンスをやろうとするも、今までに見たこともない発想にためらい、いざ始めると息が合わなかったり、ちょっとした衝突もあったり。学生ゆえの葛藤を良く描いていた。そしてこれまた学生だからこそすぐ行動にうつせるパワーも。個々の出演者もいい味を出していた。女優陣がよかったのはまず間違いないのだが、男性陣も女子部員に頭が上がらない男子部員、顧問の先生、成海璃子演じる女子部員の厳格だが、次第にそのやる気に心動かされていく父などよかった。



 実話ベースだから当然かもしれないけどこうした作品ではめずらしいエンディングになっていることも共感を持てた。

○ あきらめるなっ!
レビュー内容:  『書道ガールズ』、『春との旅』、『RAILWAYS』と、ここのところ、日本の地方都市を舞台にした映画を立て続けに観ました。私には全く縁のない土地ばかりですが、田舎町って、観ていると妙に郷愁を誘う感じがあって不思議です。映画的にもすごく絵になるし、思わず行ってみたくなるようなロケーションばかりでした。「書道ガールズ」では、町のどこからでも製紙工場の煙突がみえるような、愛媛の海沿いの小さな町が大好きになりました。

 ストーリー的には、『フラガール』の書道パフォーマンス版とも言えますが、実際、「町おこしのために立ち上がる少女たち」とか、「落ちぶれた先生の再生物語」とか、「家庭の事情で途中で抜けちゃう女の子」とか、「イベント前の事故発生」とか、「主役の女の子と親との、不和と和解」などなど、類似点が多くて、泣き所も似てます。つまり泣き所が多いということなんですが、私などはあの映画が大好きなので、素直に何度も泣けた方です。

 この映画で特筆すべきは、やはり書道部員の5人の女の子のことです。成海璃子、桜庭ななみ、山下リオ、高畑充希、小島藤子の5人、それぞれみんな個性があって魅力的。ふつう5人もいれば、1本の映画で全員のキャラクターを描ききれないものですが、この映画では最小限の説明だけで、彼女たちに命を吹き込むことに成功しています。みんな活き活きとしているから、自然に彼女たちが好きになるし、応援したくなるんですね。DVDの特典には、仲が良いという彼女たちの撮影ドキュメンタリーも収められるようなので、とても楽しみにしています。

 クライマックスの書道パフォーマンスは、本当に感動的でした。最初は、パフォーマンスなんて他愛無いと思ってたんですけどね。「夢を信じて一つのことをやり遂げることの素晴らしさ」でしょうか。成海璃子が決定的な失敗をして絶体絶命のピンチになったとき、先生がつぶやく「あきらめるなっ!」という一言は、きっと観客に対しても向けられていて、私はちょっとした勇気をもらいました。

 

 







ランク
3位

ソラニン スタンダード・エディション [DVD]

宮崎あおい , 高良健吾 , 桐谷健太 , 近藤洋一(サンボマスター) , 伊藤歩 ,

レビュー数
9
レビュー平均得点
3.5

○ 観る価値はある
レビュー内容: 原作自体ファンが多く、この映画も出演者等の環境によって好きな人も多いようで、否定的なレビューを書くのははばかられるが、それでもどうしても語りたい。



はっきり言って、映画としてはまったく出来のいいものではない。演出は間延びしているし、原作にあったと思われる(原作は未読)ギャグっぽいシーンの数々も、かなり不自然な形で挟みこまれていて、「ああ、きっと原作では凄く良い感じにゆるいギャグだったんだろうな」と想像させられる。

ただ、どう考えてもこれらの表現は漫画だったからこそ効果的だったわけで、それをそのまま素直に映画に置き換えたって、そりゃ面白くなるはずはない。



キャストは揃って好演しているものの、脚本や演出に多くの穴がある為、なかなか入り込みきれないのがもどかしい。映像の岩井俊二風とでも言おうか、ぼやけた雰囲気やナチュラル風な演出は別に構わないのだが、ホントに「風」でしかなく、PVならこれでごまかせても、映画として観ると中身の薄さを強調してしまっている。(原作の中身が薄いと言っているわけではなく、この映画自体について)



というわけで、全体的に誉められた出来ではなく、はっきり言えば大部分が退屈な映画なのだが、ラストのライブシーンだけは、魅力あるシーンだったことを認めざるを得ない。これはアジカンによる作曲や、原作者の詞の力のおかげなのだが、映画の一部として大きな説得力を持っている。それまでの流れがあやふやでも、このライブシーンの宮崎あおいの熱唱を観ると、なんだか分からないが、それほど悪い映画じゃなかった寧ろ良い映画であったような気もしてくる。それぐらいのパワーを持った、音楽の力を感じる。



逆に劇中の音楽は、音楽を担当したホリエアツシの性質によるところが大きいのだろうが、メロディがはじめから泣きに入りすぎていて少々つらい。本作のテーマやテイストを考えると、音楽は最初から悲しさや切なさを強調するようなものには、すべきではなかったように思え、最善ではないという印象だった。



というわけで、間延びしていて半端な演出や、まとめきれず漫画を実写に置き換え切れていない脚本、など、大部分に不満はあり、映画としては面白くないものの、ラストのライブシーンをきっちり魅力的に撮れている、という意味で、一見の価値のある映画ではある、と思う。

○ まぁ糞。予告編のがいい
レビュー内容: まずキャストが糞です。 宮崎、芝居がかった芝居、いりません。浮いてます。 高良なんとか、なんでそんなテンション低いの?塚本でよくね? ベース、演技糞すぎ。(マジで) 愛ちゃん役、君は誰? でも桐谷はまだよかったです。自転車で種田思い出して泣く所よかったですo(^-^)o サバ川、かわいい(^ω^) てかキャストとかもっとマイナーでいーからマジで そして監督糞ですね。他の方も言ってますが、あなたは原作を映像化したかっただけなのですか?センス無いです。もっと削るトコは削って映画ならではのトコ入れろよ。自転車と花火のシーンぐらいだな良かったのは。 あーなんか原作まじで好きだったからまじで糞 てか全体的にテンション低い。加藤はキャラ別人。てか全体的に別人。序盤テンション高めで後半落として泣かすとかしろよ。長い平坦な道走ってる様だったわ 2泊3日で借りたのに今から返してくるわ。

○ 元気をもらえた
レビュー内容: 映画でした!最後のライブシーンでの宮崎あおいの歌は上手くもなく、下手でもないけど凄く一生懸命さが伝わってきて、最高でした!高良健吾も喋り声も歌声も特徴があって素敵だなぁ…と思いました!

○ 原作は知りませんが
レビュー内容: 音楽好き、青春映画好きなので期待してみましたが

ラストのバンドの(というか宮崎あおいの)ライブシーン以外

残るものがないというか、告知映像から想像される内容と全くギャップがない。



ちょっとした演出の積み重ねで、

人と人との会話はもちろん、言葉では語られない言葉で物語が紡がれていくのが映画だと思います。

そういう点で薄っぺらい映画だなという印象です。

好きな方もいらっしゃるでしょうがちょっとがっかりしました。




○ 原作既読者には勧められない。
レビュー内容: 数年前に原作を読みました。原作自体の評価は別として映画として酷いものでした。



浅野いにお特有のブラックジョークが各所に映像として再現されていましたが、漫画では自然な表現でしたが映像にすると現実離れしていて間抜けな感じは否めません。間延びもする。わざわざ原作に拘らなくてもいいのではないかと感じました。例えば、河原で警察に追いかけられるとか漫画だと一コマで済む表現も、映像にすると単なるコントに見えます。不自然な再現が多い。そこに拘る必要はないでしょう。全体的にほとんどオリジナリティーは存在しない。単に漫画を映像化しましたという印象。予算さえ揃えれば学生でも作れるんじゃないでしょうか。



見所は最後のライブシーンくらいですので、原作を読んだ方はそこまで飛ばして大丈夫だと思います。宮崎あおいのギターも下手、歌も下手、それでも懸命にギターをかき鳴らすとこは共感した。芽衣子のどうしようもないやるせない感情。ホントそこだけは漫画の雰囲気を再現出来たと思います。












ランク
4位

ボーイズ・オン・ザ・ラン [DVD]

峯田和伸

レビュー数
3
レビュー平均得点
5.0

○ モテない男の映画
レビュー内容: 良かったです!! 田西(峯田和伸)に自然に感情移入できて、10代の頃の切ない気持ちや悔しい気持ち、好きな子に本気になったことを思い出しました。(田西は三十路前ですが) ゴイステや銀杏の音楽に過去に1度でも共感した方には何か感じれる映画だと思います。 20代のモテない男に観てほしいです。

○ 最高の邦画!
レビュー内容: 峯田の出演する映画は全ておもしろい!!

今回の田西は完全にハマり役!峯田以外の役者は考えれない!

アイデン&ティティの中島といい、峯田が演じる役柄には親近感が湧く。最近銀杏BOYZは聞かなくなったけど、これからも”役者”峯田和伸を応援していきたいと思う!

○ 原作を超えた大傑作
レビュー内容: 日本映画の実写化はイマイチなできなものが多いな・・・と思っていたのですが(例・20世紀少年、カイジ)、これは原作をも超えた傑作です。

ただ映画の8割が下ネタで埋め尽くされているから苦手な人は回れ右。



主演の峯田和伸が気持ち悪くて格好悪い男をこの上なく好演してます。

そうそう!もてない男ってこんなんだよ。へたすりゃエロなことばっかり考えているよ!はたからみるとみっともないよ。

もう主人公に気持ちがシンクロしまくりでした。

ヒロインの可愛いと見せかけて空気の読めなさっぷりとか、松田龍平の最低さもYOUの風俗嬢もこの上ないはまり役。



そして特筆すべきは後半の展開だろうな・・。最後の主人公のセリフは笑いながら泣くしかないよ。こんな格好悪くて切なくてばかばかしいシーンはなかなかない。

負けてばっかの男はつらい。この気持ちが伝わる本作はぜひ女性も見てほしいと思った。



また、このDVDは2枚組で、特典映像として

「峯田・オン・ザ・ラン 銀杏BOYZ峯田が走り抜けた21日間」

「三浦・オン・ザ・ラン トラブルやピリピリや涙や感動 撮影の裏側すべて見せます!」

が収録されているそうです。



主題歌も最高で、銀杏BOYZのファンになりました。

原作ファンにも日本映画ファンにもお勧めです。





ランク
5位

パレード (初回限定生産) [DVD]

藤原竜也 , 香里奈 , 貫地谷しほり , 林遣都 , 小出恵介 ,

レビュー数
3
レビュー平均得点
4.5

○ 傑作です。後味はよくないですけど...
レビュー内容: 「今度は愛妻家」を公開したばかりの行定勲監督の新作は、同監督の「きょうのできごと」のような青春群像劇かと思わせて、人間の暗部を描く作品となっており、評価は賛否両論あるようですね。私は『賛』の一人です。



近所の連続暴行事件のニュースが、なにやら不穏な空気を演出してはいるもの、終盤ぎりぎりまで、ごく普通の青春映画風に描かれているため、あの「ラスト」の唐突さ、不自然さは確かにあります。まぁ、その違和感を確信犯的に狙ったんでしょうね。

それで、私は肯定派です。行定監督作としては、「GO」に次ぐ出来だとさえ思います。彼らのユルい共同生活には、表層的な付き合いで充足する人間関係の歪みや、日常化した(?)犯罪への麻痺感覚が透けて見えます。

 

何も接点がない彼らが一緒に暮らしている理由は、ほとんど解説されません。それは、いつ誰がここを出て行っても、すぐに代わりはみつかるという相対性に繋がっているのか。

「ここはインターネットのチャットや掲示板のようなもの。嫌なら出て行けばいいし、居たければ笑っていればいい」と説明する琴美に対し、「うわべだけのつき合いなんだね」と一言で看破する男娼のサトルのセリフが印象的。一番年下のサトルは、実は誰よりも世慣れた少年。彼を狂言回しとして、皆が封印した感情の最もダークで傷みやすい部分に直に触れさせる。

 

人の心の中に潜む「闇」「怖さ」を見事に描き出す。若者たちは、繋がっているようで全く繋がっていない。薄ら寒い平和を突き崩したいという衝動が、暴力という形をとったのは必然だったのかも...。

そして、善意もない代わりに、悪意もない。ただ、いつもと同じように接する。彼らそれぞれの視線が怖い。



p.s.トリビアをひとつ。

藤原竜也演じる直輝が勤務する映画配給会社のオフィスに、クリストファー・ノーラン監督の処女作「フォローイング」のポスターが貼ってあったのは印象深かったです。隣人の行動に不審を抱きストーキングする話ですから微妙に本作と繋がっていますよね。

○ 人間臭い作品
レビュー内容: 映画を見逃した為、DVD化が楽しみ。演出が過剰との話らしいが…豪華なキャストが見所。物語自体はジメっとした人間臭さをストレートに描いている分に憂鬱な気分になりそうだけどついつい豪華なキャスト人に魅せられてラストで驚愕といった展開だろうか?。インパクトはやはり原作のがデカイ為に映像の見せ方が課題になりそうですね。原作さながらに初見の方が軽くドン引するラストを期待したいな★。てか、あんま純粋な方が見たら割りと全体的な心理描写がエグいんで注意下さいね。リアルに同居中の方とかね。
話題の問題作とはまた違った意味で問題作ですよねこれも。失礼かな(汗)

○ 一部の過剰な演出がちょっと残念
レビュー内容: 過去、吉田修一作品の映像化はことごとく原作レイプだったので

(『東京湾景』しかり『7月24日通り』しかり)

ちょっと不安だったけど、さすがの行定勲監督!

原作の世界観を見事に表現してくれました。

吉田修一自身も手放しで褒めているようです。

役者もいい演技をしていて、

特にフワフワした琴ちゃんを可愛く演じた貫地谷しほりと

掴み所がなく胡散臭いサトルを体現していた林遣都が印象に残りました。



残念だったのはクライマックスシーンでの過剰な演出。

ピンクの車の中での核心に迫るセリフの後、あそこで雷鳴らしますかね?

そして肝となるラストシーン、泣き崩れる彼とそれを見る四人の視線、

もいちど彼を映して、その泣き声をぶったぎるように唐突に終わって欲しかった。

あんなにダメ押ししちゃダメでしょ。



原作を読んでいない人は展開に夢中になれるだろうし、

恐ろしいほどの傑作を損なっていないので既読者にもお勧めできます。

あ、あとは森下千里の安い使われ方もお楽しみ下さい(笑)





ランク
6位

「書道ガールズ!!私たちの甲子園」BD [Blu-ray]

成海璃子 , 山下リオ , 高畑充希 , 小島藤子 , 桜庭ななみ ,

レビュー数
3
レビュー平均得点
4.0

○ 若者たちの支える未来
レビュー内容: 製紙工業という斜陽産業の町、四国中央市。

そこで生まれ育った女子高生5人。



書道パフォーマンスの大会である書道甲子園への出場を通して、彼女たちは学んできます。



一つのことに一生懸命取り組むことで得られる充実感。

自分の故郷を愛おしく思うことの尊さ。

仲間を思いやる心の大切さ。



特別な存在ではない、普通の女の子たちが、

「仲間のために、みんなのために、自分たちの町のために何が出来るのか」

を模索していく中で、人として成長し、道を切り開いていく様子が

じっくりと丁寧に描かれていて、好感が持てました。



良い作品です。

○ 筆を持つ姿はまさにパワフル!
レビュー内容:  なかなかテンポがよかった。書道パフォーマンスをやろうとするも、今までに見たこともない発想にためらい、いざ始めると息が合わなかったり、ちょっとした衝突もあったり。学生ゆえの葛藤を良く描いていた。そしてこれまた学生だからこそすぐ行動にうつせるパワーも。個々の出演者もいい味を出していた。女優陣がよかったのはまず間違いないのだが、男性陣も女子部員に頭が上がらない男子部員、顧問の先生、成海璃子演じる女子部員の厳格だが、次第にそのやる気に心動かされていく父などよかった。



 実話ベースだから当然かもしれないけどこうした作品ではめずらしいエンディングになっていることも共感を持てた。

○ 映画自体は面白いです
レビュー内容: 私は元々この作品は、存在自体を知りませんでしたが、映画館のポスターを観て興味を持ち、

実際に劇場で鑑賞してきましたが、映画本編は平成不況の現況を扱ったリアリティーがあり、

かつエンターテイメント性あるものだったので、すごく楽しめました。ただ男性部員の存在が

空気状態なので、そこだけは残念でしたが、主演級3.4人はインパクトあって良かったです。

(成海さん、桜庭さん、高畑さんの3名がメインの話となっています。)



ガールズシリーズでは、「スウィングガールズ」のBDがDVD版と比較して、ゴッソリと

映像特典が削除されていたため批判続出でしたが、今回それは改善されている模様です。

あとは実際に購入した商品を再生してみて、改めて評価したいと思います。






ランク
7位

武士道シックスティーン [DVD]

成海璃子 , 北乃きい , 石黒英雄 , 荒井萌 , 山下リオ ,

レビュー数
3
レビュー平均得点
4.0

○ 原作ファンにはつらいかも
レビュー内容: 原作では早苗が強い理由(日舞をやっていた)が削除されため、なぜ香織に勝てたのかというのが偶然みたいな感じで薄っぺらな印象になってしまった。また香織に強い影響を与える役回りの師匠の存在が削られてしまい、香織のドラマパートのシーンに重みを与えることが出来なくなってしまっている。他にも原作であった場面が変更または削除、しかもそれがうまく機能してない感じがする。

映画そのものでは会話シーンならまだしも動きのある場面でも静かなピアノソロばかりが流れるというのはどうか?「装甲騎兵ボトムズ」では動きのあるシーンにあえて静かな音楽を流してより印象づけるという手法をつかっていることもあるが、全て静かな音楽ばかりというのはやはり問題。



好感が持てた部分では試合用と練習用で防具を使い分けたり、北乃きいが本来ならスタントがやるべきシーンも本人がやっている場合もあるので場面のつながりが不自然でなかったりするところも。(私自身エキストラで参加してるので確認してます。)



良い部分もあるものの、原作の「単なるスポコン物にはさせない」的な雰囲気が無くなってしまったのが残念。それでも北乃きいの役の取り組みの張り切りぶりが画面に出ていて稽古や他のシーンでも早苗のキャラクターとダブって好印象。

○ アイドル映画と侮るなかれ
レビュー内容: 恋愛でもなく、過激でもなく、スポ根でもなく、さわやかな青春映画。アイドル映画的要素はありますが、それはプラスにこそなれ、マイナスにはなっていない。タイトルから、女子と剣道と言う組み合わせの、単なるスポ根パロディーになってしまうのうを少々危惧しましたが、挫折と復活の、しっかり青春友情劇でした。



主役二人のキャスティングがとにかく素晴らしい。よくぞ、このタイミングで、人気、実力が伴ったこの二人の共演が実現したことと思う。それぞれの良さをお互いがうまく引き出してるように思いました。成海璃子の気合の入った圧倒する叫び、北乃きいの逃げまわる俊敏さ、剛と柔の対比で、確かにキャスティングは満点でした。

冒頭、成海璃子が「イヤーァ!!」と剣道特有の気合声を発する。この声が実に素晴らしい。これで、本作が秀作になることが予感されます。ホント。



成海璃子が演じる香織は、宮本武蔵の「五輪書」を座右の書とし、寝てもさめても剣道一筋の剣道バカで、「テメー」「コノヤロー」という野郎言葉を発する男キャラ。なぜか惹かれ近づくお気楽少女の早苗。ストーリー自体は、冒頭のエピソードから構成がしっかりしている。片や母不在、もう片方は板尾創路演じる父が失踪中という設定も生きている。

この二人のつかず離れずのからみが面白、おかしく、そして涙を誘う情景までもが何度となく訪れます。

一方の早苗も、香織の剣道に対する姿勢に感化され、いつしか勝つことの達成感を知っていく。一見、回り道しているようで、ふたりは確実に成長している。『折れてこその心』という顧問の先生の言葉が、“強いだけではだめ”というあらゆる武道に共通する精神を喝破していた。



「私は本当は強いのよ」「そう、知らなかった」「あなたは知ってた、教えてくれてありがとう」「どういたしまして」この台詞こそが、本作を表しています。武士道精神ですね。いや、よかった、よかった。(笑) 原作は、さらに続いているようです。続編期待です。

○ 今年度上半期No.1の感動でした。
レビュー内容: 現代に生きる宮本武蔵のような勝つ事だけが全ての香織(成海璃子)と、楽しむというより遊んでいるような感覚の剣道をする早苗(北乃きい)の出会いからライバルになるまでのストーリーですが、田舎の小さな映画館で上映されてるのをわざわざ、観に行きましたがそれだけの価値は十分にありました。成海璃子と北乃きいと言うキャストもハマり役で孤高の天才がよく似合う成海璃子と天真爛漫な明るい女の子役の北乃きい、全く性格の違う2人が互いに魅かれ会って行く心の動きがスクリーンを通して見ている側にも伝わってくる見事な演技で、とても清々しい気分にさせてくれる映画でした。成海璃子に関しては書道ガールズでも見事に好演してるし、シーサイドモーテルでは、今までしたこともないキャラの演技を披露しています。

現在でも魅力のある演技をする女優さんですが、これからも期待出来る方だと思います。伊達にキャリアが長い訳じゃないんですね、若いと行ってもキャリアはベテランの領域ですから。剣道の試合シーンは迫力に欠けるかも知れませんがストーリーもキャストも良かったので、是非、大勢の人や地方で上映されてなかった彼女たちのファンの皆さんにも見てもらいたい映画です。







ランク
8位

メイキング・オブ 「ピカ☆☆ンチ」 [DVD]

大野智 , 櫻井翔 , 相葉雅紀 , 二宮和也 , 松本潤 ,

レビュー数
10
レビュー平均得点
4.5

○ 嵐最高!
レビュー内容: 嵐5人のいろんな個性がでてて、すごくよかった。
3年ぶりの再会で1人1人が成長している感じがすごく出ていた。
また、切ない部分もあり、感動した!そして、最後には5人の絆が強く見られて、すごくきれいな終わり方だった。絶対見る価値ありです。

○ 映画がとても楽しみになります!
レビュー内容: 地方住みで映画を見に行けないので、DVD化されるまでのつなぎとして購入しました☆チュウがリーゼントから黒髪のサラサラヘアに変わってたり、ハルが妙にピチっとした七三分けになってたり・・・とても映画が楽しみになる構成です。
ただインタビューばかりなので、買ってもリピート率は低いかもしれませんね。。。

○ 公開を待て!!
レビュー内容: 『ピカ☆☆ンチ』のメイキング、公開を前にして発売ですね〜!
うれしい!!やった〜!!
メンバーのインタビューとか『ピカ☆ンチ』『ピカ☆☆ンチ』の
ダイジェストとか満載でこざいます!
公開前に自分の中のピカ☆☆ンチ度のUP!!もはかれます。
劇場に行けない方もこれ見て本編のDVD化まで頑張ってください。

これ見るともう公開がよりいっそう待ち遠しくなりますよ〜。
また映画を見た後にもう一回みたらより一層ハマルかも・・・。
あ〜早く見に行きたい!!


○ 帰る場所は、ここにある。
レビュー内容: 〜前作ピカ☆ンチ☆の続編、ピカ☆☆ンチのメイキングです。
映画公開の前にメイキングが発売なのは??って感じでしたがなかなか楽しいDVDでした。
 内容は前作ピカンチから3年後再会した彼らが巻き起こす(巻き込まれる)騒動、ピカンチダブル(団地青春ムービー!?)の撮影中のオフショット、インタビューなどです。
〜〜
仲の良い素の嵐、演技に向かう真剣な嵐とのギャップが見られます。
堤監督、脚本の河原さんのピカンチダブルに対してのコメントも興味深いです。
♪個人的にはハル役の大野くんがハルになると内股になる…のところのインタビューが良かったです。〜

○ 嵐i・Love
レビュー内容: もうサイコー!っていうか・・・・!
ニノカッコイイ!!!!!!!!







ランク
9位

タクミくんシリーズ 美貌のディテイル【初回生産限定仕様】 [DVD]

浜尾京介 , 渡辺大輔 , 滝口幸広 , 馬場良馬 , 川隅美慎 ,

レビュー数
24
レビュー平均得点
5.0

○ ハマりました
レビュー内容: 虹色の硝子の出来がよく、今回のキャスト陣も気になったので観に行き、結果的には劇場には3回足を運んでしまいました^^;



皆さん主役の2人については皆さんが書かれてるので脇役のキャストさんについて触れさせていただきます。

春風では吉沢と高林、虹色では森田と鈴木の2人が好きでしたが、今回は真行寺と三洲の2人がとても好きでした。個人的な話ですが、タクミくんシリーズでは脇役が好きです。

映画では関係性がよくわからなかったので今回の美貌を観て原作での描かれ方が気になり、原作を購入するきっかけとなりました。横井監督には感謝しております。

原作を読んだら、他にも面白い話がたくさんあり、魅力的なキャラクターが多数登場するので、是非今後も他のキャラクターに焦点を当てた話もやってほしいです。

個人的にはタクミくんシリーズのシリアスな話だけでなくわいわいしている部分も面白さのひとつなので、文化祭の話(夢の後先)や、ギイと三洲が対決オセロ大会の話(「あの晴れた青空」「青空は晴れているか」)も観てみたいですね。



前回もですが今回もキャスティングがとてもよかったです。

三洲役の馬場さんは、ご本人はクールなキャラクターではないですが、雰囲気とビジュアルが三洲のイメージに合っていて渡辺さんや滝口さんや浜尾さん、川隅さんとのバランスがとれていました。

真行寺の川隅さんはご本人の存在が真行寺のようでした。

紅葉さんの利久はイメージが違いましたが演技がとても利久の雰囲気に合っていましたし、斉藤さんの野沢も新鮮でした。野沢メインの話があったら斉藤さんで観てみたいです。





映画本編に関しては、ほぼ文句なしです。三洲と真行寺の関係性が説明不足でわかりづらいかなあとは思いますが。

欲をいえば3分でもいいのでラスト辺りの三洲とタクミの会話のシーンは映像で観たかったです。





特典に関しては、大体入れてくださってありがたいのですが、いくつかカットされていました。舞台挨拶で、監督がギイだけじゃなくて三洲の好きなシーンもしゃべってくださってた部分があるんですけど、それがカットされていたのはちょっと残念でした。

あと挨拶で三洲の未公開シーンもあるようなことをおっしゃっていったと思うのですが、未公開シーンはほぼ、タクミとギイのシーンに限定されていました。

今回はタクミとギイを中心につくったのかなあとは思うのですが、次回は是非他のキャラクターにも焦点をあてていただければと思います。

真行寺と三洲の2人がイメージ通りだっただけに…続編も横井監督の手腕に期待しています。



特典は皆さん仲良さそうな様子が伝わってきたので、脇役キャストのファンの方にも楽しめる内容なのではないでしょうか。細かい部分で申し訳ないですが渡辺さんのビデオレターに返事する会場のキャストさんがかわいかったです。

コメンタリーはつっこみの滝口さんとボケの馬場さんの掛け合いが面白くて好きでした。

浜尾さんと川隅さんと斉藤さんがいないのは少し残念でしたね。

○ 本物のギイと託生がいました
レビュー内容: こちらのレビューを読んで、思わず購入してから1ヶ月半近くたちます。

休みの度に何度も何度も観ていますが、いまだに見飽きることがありません。



『美貌のディテイル』がとてもよかったので、『美貌のディテイル』メイキング2本、『虹色の硝子』本編・メイキングもまとめ買いして全てチェックしました。

『虹色の硝子』『美貌のディテイル』は両作品ともタクミくんシリーズの世界観をとても大事にしてくださっていて、それは監督を始めキャストの皆さんがタクミくんシリーズの原作をきちんと読んでその世界観を理解しているから表現できたのだと思います。



特に前作から続投してくださった、浜尾京介さんと渡辺大輔さんの役に対する理解力は半端ないです。

メイキングでもお2人が語っていましたが、役に対してきちんと向き合って託生とギイの気持ちを理解して演じようと心がけてくださっています。

原作を理解しているからこそ、託生とギイの気持ちに寄り添うことができるのでしょうね。

お2人の演じる託生とギイは、本物の託生とギイがそこに存在しているようでした。



原作を読んでいる時と同じ場面で涙し、切ない気持ちになり、そしてラストのラブシーンでは観ているこちらも心から幸せな気持ちになる。素晴らしいラブシーンでした。

こんなに綺麗なラブシーンを見たのは初めてで。。。

エンドロールが流れている間も感動の余韻が凄かったです。



エンドロールが終わった後はDVDのTOPメニューが自動で表示されるのですが、そのTOPメニューも幸せそうな2人の写真に素敵な曲が流れているので、感動の余韻をDVDのTOPメニューだけで延々と引きずることができますvv(前作からのタクミくんシリーズは、曲も素敵です!)



時間が許す限り、何度でも何度でも観たくなる。

こんな素晴らしい作品に出会えて本当に幸せです。

ここでレビューを読まなかったらこの作品に出会えてなかったかもしれなかったので、ここでレビューを書いてくださっていた皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。





そして。

この映画を観た人たちの心を鷲掴みにした浜尾京介さんと渡辺大輔さんには、是非とも続編映画に出演していただきたいです。4作目、あるといいなぁ。

もう託生とギイは、このお2人以外には考えられません。



次回作を、期待して待っていてもいいですか?

○ 本当に素敵な作品。
レビュー内容: 何気なくレンタルしたのをきっかけにこのシリーズを知りました。

タクミ役の浜尾くんの演技が本当に素敵でした。場面場面でくるくると表情が変わって、引き込まれました。
窓際にたたずみ微笑むシーンが神秘的で、大好きです。
ラストシーンはかなり驚いてしまって最初は直視できませんでしたが、何度か見るうちに二人の愛の深さが現れたシーンなんだ、と感じることができました。
何度も愛しそうにキスをかわすのがとても美しかったです。

とても切ないお話でしたが、運命の恋、というのがあるならば、二人のような恋なのではないかと感じました。


○ 失敗なし!
レビュー内容: (1作目は置いといて…)
2作目は鈴木&森田ペアに重点をおいて話が進んでいってそれにタクミとギイの絆の話が絡んでいく感じでしたが、今回はタクミとギイを中心としたすれ違いの物語でした。
浜尾君も前回よりも本当に演技が上達して、大輔君もギイの役作りにとても苦労したらしいんですが、ちゃんとまた今回の話ならではのギイでした。
嫌悪症が再発した後の浜尾くんが健気でとても見ていて辛くなりました。でも、そんなところもタクミらしくて好きです。そして、今回『GJな立場』だったのが馬場良馬くん演じる三洲くんです。三洲くん本当に本当にいいやつ!クールでかっこいい!私は今回、三洲くんに惚れました!
あとは特典Diskの試写会のトークとか、初日舞台挨拶とかが最高に面白いです。みんなミュージカルとかで共演しただけあってとっても仲良しで見てるこっちも楽しくなりました。
特典Diskのために買うのでも失敗しないくらい(笑)

○ 恋
レビュー内容:
この作品を見ての感想、切ないです。

「愛の言霊」を見た時も思いました。



浜尾京介君演じる、タクミは儚げな雰囲気が

守ってあげたくなります。



渡辺大輔君演じるギィはかっこええです。

あと、20代の方なので大人な雰囲気が見てて

頼りがいがあります。



そして、おすすめはキスシーンですよ!!

うっとり見ちゃったのは、人生上初めてです。

日本映画ってキスシーンが静止画のように見えて

がっかりしますが、この作品のキスは☆5つです。





見終わったあと、恋したくなります。



また、同じ監督、キャストで続きをお願いしたい!!!







ランク
10位

私をスキーに連れてって [DVD]

原田知世 , 三上博史 , 原田貴和子 ,

レビュー数
18
レビュー平均得点
4.5

○ なつかしの・・・
レビュー内容: スノーボードが登場する前のスキー映画です。夜行のスキーバス、スノータイヤにはき変えた車(映画に登場するセリカに私も乗っていました)、ヤッケやビンディングのデザイン、そしてユーミンの歌、何もかも懐かしく、あの頃を彷彿とさせてくれます。俳優さんたちの「若さ」もたまりませんが、子供たちは「ふ〜ん…」で終わってしまいました。これが、お父さんお母さんの青春時代!なんです!!

○ バブル前夜の幻
レビュー内容:  1987年の夏に公開された、時代を象徴する作品。ある特定の年代にとっては、このタイトルを聞いただけで胸躍るものがあるはず。

 20年ぶりに一回りほど年齢の離れた妻と一緒に見たが、彼女の反応は冷めたもので、ユーミンの曲を聴いただけで盛り上がっている私とは対照的。確かに現在から見ると三上博史も原田知世もやけに野暮ったい。妻は最初、原田知世だということに気づかなかったくらいだ。私自身も主演の2人以外はほとんど記憶になく、布施博、沖田浩之、高橋ひとみ、原田貴和子、鳥越マリなどの共演者のことはすっかり忘れていた。当時としても決して豪華キャストではないものの、時代の雰囲気は十分に反映している。そして、スキー場や都内での彼らのやりとりも、いまにして思えば非常に健全。ちょうどバブルが始まろうという時期だったが、このあと我々は決定的に変わってしまったという気がする。

 ストーリーはどちらかというと古典的。スキーの腕前は初心者レベルの原田知世に夜の山越えをさせるという、本来ではあれば決して許されない行為も「スポ根」の延長として笑って許したい。勇気とか信頼とか愛とか友情とか、斜に構えているようでも素直に受け入れることができる時代だったのだ。


○ skiは楽しい!
レビュー内容: を感じさせてくれる映画ですね。

これを観るとゲレンデに行きたくなるのが悩みのタネですが、

後味の良さは上出来です。


○ 輝かしき80年代
レビュー内容: 1987年。

先の不安を感じることなく、

楽しいことだけを考えて過ごしていた20代。

この映画が公開される以前からホイチョイ・プロダクションズは知っておりました。

ビックコミックスピリッツも愛読していたので間違いなく楽しめる作品だろうとアタリをつけ

当時住んでいた吉祥寺の映画館で公開初日に観た覚えがあります。



作品内容は至ってシンプル。

奥手の男女の恋愛模様をベースにしており、

当時の流行りであるスキーやユーミンの曲を使い、

重くないさらりとした映像を楽しませてくれる作品。

いかにもホイチョイらしいとでもいうか。



見終えた瞬間、正直にあんな世界(仲間内とのスキーや恋愛)に憧れたものです。

すでに学生から社会人として働いてる時期でしたが、トレンドとは無関係な生活を送り

日々仕事に忙殺されていた頃。

週末は仲間連中とスキーに出かけて楽しむ世界もあれば

一方は男ばっかりで居酒屋に行き、朝方まで飲んで騒いでの世界。

まったく罪作りな映画でもあります(笑)



主人公の三上君が初々しく、また原田知世ちゃんがなんとも可愛らしい。

そして、場面場面で流れるユーミンの曲のなんと効果的なことか。

私と同年代のおっさんははまること間違いなし、の作品。

じっくり見直すとどうしても時代を感じてしまいますが、それでも充分。

北の国からの「五郎」さんが若いと感じても

竹中さんがちょい役で出ていても気にしない。

誰もが通り過ぎるであろう、

輝いてる時代の青春期を描いた素敵な作品に違いないのですから。

○ あのときめきを
レビュー内容: 三上博史が、ガレージでスタッドレスに履き替えて、出かけるところ。

カローラ2のリトラクタブルライトがポップアップするタイミングにドンピシャでユーミンの「スキー天国サーフ天国」のイントロの「ジャン!」がかぶる!

あー、これほどスキーに出かけるときのトキメキを見事に表現したものがあるだろうか。



話は、まぁ、たわいのないヤングアダルトのためのおとぎ話な訳ですが、これがまたいいのよ。

後半、徐々に湿っぽい感じになってしまう感はありますが、スキーの楽しさをこれほど感じさせてくれるのであれば、全て許す。



この映画以降、スキー場のBGMが全部変わった、といっても過言ではないほど、スキー業界に与えた衝撃(若者のブームとなった)は大きかったけど、

とにかく、スキーを、晴れたゲレンデで、リフトから周りを見渡し、澄んだ空気の中をすべり降りるときの気持ちよさと、

スキーに出かけること自体の楽しさをこれほど感じさせてくれるものはめったにありません。ボーダーが見たって絶対面白いと思う。



でも、スキー場のBGMはやっぱり「白い恋人たち」が最高なんだよ〜 特に曇りの日はね。



シーズンイン直前に必ずこれを見て、気持ちを盛り上げているバカなおじさんスキーヤー(まさに自分のことですが)のバイブルです!



posted by はやぶさ じろう at 20:00| 日本映画