2010年09月21日

史劇






ランク
1位

霜花店(サンファジョム) 運命、その愛 [DVD]

チョ・インソン , チュ・ジンモ , ソン・ジヒョ , イム・ジュファン ,

レビュー数
9
レビュー平均得点
3.5

○ 同性愛を否定?
レビュー内容: この映画は、女を愛する事が出来ない国王が、引き起こす悲劇を描いています。国王に関係する多くの人達が悲劇を迎えます。終いには国王自身も悲劇を迎えます。国王が何故、女を愛せないのか解りませんが、それが原因で人の気持ちが解らずに、傲慢な振る舞いを平気で行います。意見を言える家臣もいません。なんて都合の良いお話でしょう。これでは、悲劇が起こって当たり前。しかし、男は女を愛し、女は男を愛する。こんな当たり前の事が出来なくなったら、世の中どおなるんでしょうか?話は変わりますが、国王の命により、王妃と家臣が夜を共にするようになりますが、国王の目を盗んで互いを求めていく様は、背徳感やSEXの快感を求めていく様子が、上手く表現出来ています。

○ 愛の真実
レビュー内容: 同性愛を題材とした映画は、今まで数多く作られてきましたが、今回のこの映画は最高でしたね。

王妃を愛することのできない王は、お気に入りの家臣と毎夜共にし、ある日王妃との営みをするように家臣に申しつける。

王の頼みは断りきれず、王妃との関係はいつしか愛情に変わり深い繋がりとなり、いつしか王に隠れて逢引きをするようになる、、、。

そして、三人の深い悲しみと憎悪にむかっていくのですが、、、、。

ラストに王が家臣に、そなたは今まで一度でもわしを、愛したことがあるのか!と、刃をつきさしがら放つこの言葉と王の

切ない表情、、、、。

この、三人の演技のうまさ、最高ですね。

韓国映画の同性愛をとりあげた作品はこれで二本みましたが、(後悔なんてしない)いずれも素晴らしいできあがりですた。

イギリス映画のモーリスも(同性愛が禁じられていた時代の青年の苦悩を描いた作品モーリス HDニューマスター版 [DVD]アナザー・カントリー HDニューマスター版 [DVD]後悔なんてしない デラックス版 [DVD]素晴らしいできでしたがこのサンファジョムもひけをとらない素晴らしい作品にできあがっていると思います。

○ 華麗な王朝の美しさを堪能…
レビュー内容: 作品自体を知らなかったので、こちらのレビューを参考にして購入しました。…が、あまりにもストーリーが私のツボにハマり、どこがカットされているのか気になり… ディレクターズ・カット版も購入しました。(韓国版と同内容らしく、メイキング等の特典付きの3枚組)よくありがちな ごそっと10分抜いたのではなく、所々で少しずつカットされただけなので、特に差し障りはありません。内容は他のレビュアーの方が書いてある通りですので、割愛させていただきますが… 王役のチュ・ジンモの演技は真に迫っていて、他の役者陣より群を抜いて素晴らしかったです! ただ、美少年を集めてつくった親衛隊の割に… チョ・インソンは(ファンの方には失礼ですが)美青年とは言いがたく…髭剃り跡が青く浮いていて、どうなんだろう… って感じでした。だったら部下役のイム・ジュファンやシム・ジホに演って欲しかったかも…。同性愛の相手役なんですから、強さの他にも美しさもなければ… ☆が足りないのはその点くらいですが。 特筆すべきは吹替えの声優さん達の豪華さ!鈴村さんの声はピッタリでした。(チュ・ジンモさんの声も素敵ですが…) ラスト近く、王が「余を一時たりとも愛したことはなかったか」の問いに「ありません」と断言した真意は、観た人それぞれの解釈にゆだねられるところだと思います。王妃に対する愛と、王に対する愛は別もので… ホンニムが言切れる直前に王妃から、王に向けた顔が全てを物語っていました… そして、エンディングの二人が草原で馬を駆るシーンは切な過ぎです! たぶん このラストがなかったら、こんなに胸打たれる作品にはならなかっただろうと思います。監督の手腕の素晴らしさは映像美だけではなく、演出にも突出しています。(ディレクターズカット版には収録されていた主演3人による音声解説はつけて欲しかった一つではあります… より深く世界に浸れます…)

○ 確かにすばらしいけど…
レビュー内容: 3人の愛の物語・・・なら、もう少しそれぞれの心の気味合いを描いてほしかったような

気もします。歴史絵巻的なのか、人間性の映画なのか、はっきりしなかったような。



ラブシーンは、これだけ売れている人がここまで!!というほどで、役者根性には、

敬服しましたが、表現がそのものズバリで、引いてしまったのも事実です。



チュ・ジンモさんが、際立って素晴らしかったので、締まった映像にはなっています。


○ 「本物の愛」は王妃か,王か,究極の三角関係
レビュー内容: 高麗時代末期に元から嫁いできた王妃(ソン・ジヒョssi)は,王(チュ・ジンモssi)が同性愛者であったために世継ぎを産むことができませんでした。元から世継ぎ問題を責められた王は,彼が愛した親衛隊長のホンニム(チョ・インソンssi)に代役を務めさせようとしますが,悲劇はここから始まります。禁じられた愛と歴史の狂風にまきこまれた三人の一大叙事詩です。

王妃のヌードと親衛隊長ホンニムとの絡み,そして,ホンニムと国王の同性愛にどこまで踏み込むのか,そんな話題が注目を集めた作品なのですが,単なる話題先行だけではありません。ふんだんにSEXシーンを取り入れ,随所にハラハラ感を演出し,全体的に見ごたえのある映画に仕上げられていて,視聴後は何とも言えない切ない余韻が残りました。





おまけ1:題名となっている「霜花店」ですが,劇中で王妃がホンニムに霜花餅を差し出すシーンからつけられたものだと思います。「霜花」には二つの意味があります。一つには朝鮮に昔から伝わる民謡「霜花店」の内容によるもので,「霜花」を売る店で繰り広げられる,儒教の道理に背く行為,いわゆる不倫を唄ったものと,もう一つは,元の女性たちは愛する人に霜花餅を渡すという風習があり,王妃も故郷の女たちのように愛する人に霜花餅を渡したかったという,二つの「霜花」にまつわるエピソードを考慮してつけられたものだと思います。



おまけ2:話題となりました同性愛の激しさですが,「後悔なんてしない」で見た,イ・ハンssiとイ・ヨンフンssiの方が演技的にも映像的にも優れていたと思います。現代と高麗時代という設定の違いはあるものの,本作でのチョ・インソンssiとチュ・ジンモssiの絡みは,どうみても下手な演技にしか見えませんでした。








ランク
2位

エリザベート ロミー・シュナイダーのプリンセス・シシー [DVD]

ロミー・シュナイダー , カール=ハインツ・ベーム , マグダ・シュナイダー , グスタフ・クヌート , ウッター・フランツ ,

レビュー数
5
レビュー平均得点
4.5

○ シンデラレ・ストーリーの王道
レビュー内容: R・シュナイダーが17歳の時に、皇妃エリザベート(シシー)を演じて、一躍国民的な人気を得た作品です。

当初私は、後にR・シュナイダーが演じた、ヴィスコンティの「ルートヴィッヒ」での成熟した大人のエリザベートの姿しか知りませんでした。

近年「エリザベート」というミュージカルが日本でも大ヒットして、エリザベートブームが起きてから関心をもち始め、エリザベート物を収集した物の一つです。

本作のR・シュナイダーの若さと、溌剌とした清々しさと美しさに、感嘆します。

じゃじゃ馬で、率直な可愛いシシーの魅力と、後の夫となる皇帝フランツ・ヨーゼフの貴公子ぶりは素敵でした。

オーストリアの宮廷を舞台にした恋物語なので、衣装や宮廷内の室内装飾も美しく、楽しめます。

シシーの両親や幼い兄弟達の温かな家族愛が微笑ましく、シシーとフランツとの屈託のない恋愛の王道ともいうべき、シンデレラ・ストーリーは観る者を癒してくれると思います。

他のレビュアーの方が書かれている通り、結婚式のシーンがもっと多ければ★5個にしたかったと思います。

後にA・ドロンとの婚約破棄など、悲劇的な運命をたどり若くして亡くなった、R・シュナイダーの事を思うと、この作品の中での屈託のない笑顔に胸が痛くなりました。

最近BSで三部作が放映されたのは、この作品やR・シュナイダーをを多くの人が知るきっかけとなるので、本当に喜ばしい限りです。

続編はエリザベートの甘い新婚生活と、子供の誕生、姑との子育てをめぐる確執、オーストリア、ハンガリーとの複雑な政治情勢も描かれます。

○ お薦め作品
レビュー内容: ドイツ・オーストリアで、クリスマスの時期に度々放送されるシシー三部作の第1部です。

魅力的な登場人物、オーストリア各地の美しい風景、民族衣装・宮廷衣裳、家具(当時の家具を使用)等、見所満載。

ドイツ語を勉強している方は、格調高いドイツ語会話も楽しむことが出来ると思います。字幕の日本語訳も、気品ある

ドイツ語会話にふさわしく、上品で映像にあっています。残りの作品も発売が待たれます。

○ DVD発売を切望していたロミー・シュナイダー主演の「プリンセス・シシー」
レビュー内容:  10年以上前に須永朝彦著「黄昏のウィーン」を読んで若き美貌のロミー・シュナイダー主演の独墺合作映画「プリンセス・シシー」3部作(1955〜)の存在を知って以来、10年以上ずっとDVDの発売を切望しておりました。NHKBS映画劇場にも何度も放映依頼の電話要望もしていました。今回、思いがけない東宝からのDVDの新発売で入手でき、無常の感激に浸っております。内容は若きオーストリア・ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世とバイエルン王国皇女の若き美貌のエリザベート(愛称シシー)との出会いと結婚に至るよくある恋愛映画ですが、若き日の元気溌剌の可愛い「ロミー・シュナイダー」を観られるだけでも価値があります。今後も、実際のエリザベートは長男ルドルフの死や自身の暗殺等不幸の後半生ですが「プリンセス・シシー」の続編2部作と彼女主演の「制服の処女」リメイク版(1958)のDVDも是非発売して頂きたい。

○ いろんな意味で感慨深い
レビュー内容: この作品は1955年度のものなのですが、この年はドイツとの合邦の永久禁止を条件に戦勝国による4ヶ国支配を脱し、オーストリアが主権回復した年でもあります。またこの作品が西ドイツとの合作ということも何らかの政治的意図があるように感じさせます。



二人が結婚したのはこの作品のほぼ100年前ですが、その当時からシンデレラ・ストーリーの典型としてこの結婚は語られ、その後の2度の世界大戦により幸福に満ちたロイヤルウェディングが本当におとぎ話の世界の中だけになってしまったことを懐古しているようにも感じます。

この作品の中でも義母ゾフィーに指摘されていたように実際のエリザベートは歯にコンプレックスがあったらしく口を開けて笑っている彼女の写真はほとんど残っていないのですが、ロミー・シュナイダー演じるエリザベートが非常に愛らしくよく笑うのはこうした世情を配慮した演出だと思います。

また本作でエリザベートを演じたロミー・シュナイダー自身も、エリザベート同様に結婚後は世間が思うほど幸せでもなくまた早すぎる死を惜しまれたことは、まるで二重写しのようで運命の皮肉を感じさせます。



作品自体はラデツキー将軍やコミカルな警護役の少佐などの脇役陣もしっかりとキャラ立ちしていて楽しめます。ただ、教会での結婚式でのエンディングがあっさりしすぎて拍子抜けしないでもないので、☆1つ減らしました。

○ 初々しいロミーはかわいくて・・・・
レビュー内容: ロミー・シュナイダーを国民的スターにした作品。

ファンの私としては、待ちに待ったDVD化でした。(半分、あきらめてました・・・・)。



初々しく、凛々しく、そして愛らしいロミー・シュナイダーが観られます。

ロミーが後に、ルキノ・ビスコンティ監督作品で大人になったエリザベートの役をやるのですが、それはまさに神々しく、美しい。

その序章とも感じるこのロミー・シュナイダーは見る価値があります。



衣装も素敵で観ていても楽しいです。



ただ、話が分りずらい箇所もあるんですが、カットされていたりしているのかな?と感じるところもあります。

それを差し引いても、ロミーファン必見の作品。










ランク
3位

グラディエーター ≪初Blu-ray化!!≫

ラッセル・クロウ , ホアキン・フェニックス , コニー・ニールセン ,

レビュー数
16
レビュー平均得点
4.0

○ なぜ戦うのか、死と言う普遍を考える
レビュー内容: 作品的には大きな映画館で見た方が良いでしょう。

それほど壮大です。

かなり残虐バイオレンス(闘いのシーン等)があるので、ご注意あれ。



なぜ、人は戦うのかという普遍な問いに答えているようです。

利己的と利他的、羨望と嫉妬そして尊厳やモラルといった人間の性状とも

いうべき内面的心脳問題を映し出しているように思いました。



死は普遍ですが、その死の迎え方、死の捉え方、死の意味を考えるにもよいかもしれません。

死を美化する必要性はないと思います、ただ主人公の死に至る道程は

美しいし素晴らしく思えます。


○ 素晴らしい出来に。
レビュー内容: DVD版でも結構出来の良かったこの作品。

blu-rayでは画質は鮮明で色合いや深みが良くはっきりと。

音はdts-hd masterで凄い音響に。

明らかにDVDとはレベルの違う出来で凄いです。

やはり映画はblu-rayになってしまいますね。

ロングバージョンの本編でいっそう面白くなっています。

○ 漢泣き映画の一つ
レビュー内容: もはや画質云々抜きにして最高だと思える漢泣き映画の一つであろうこの作品。

男臭い映画だが女性にも是非とも観てもらいたい作品でもある。

やはり名作は何年たっても色褪せない。何度も繰り返し観たが全く飽きない。

見所は沢山あり主演のラッセルクロウとホアキンフェニックスのハマり具合と言い全編を彩る音楽や迫力あるコロシアムの戦闘場面そして感動のラストシーン…
何度観てもラストは泣けるし良い場面だと思う。

購入するならばロングバージョンも入って画質も良いブルーレイ版が良いと思います。

間違い無く名作です。

○ GLADIATOR
レビュー内容:  内容の面白さはもちろん、リドリー・スコットによるこだわりの映像美、大迫力の戦闘シーン、ラッセル・クロウの迫真の演技、

ハンス・ジマーによる壮大で重厚なスコア、。文句のつけようがありません。こんな超大作で感動的な映画はまずないです。

この感動を一生忘れたくないと思い、10年前映画館で4回観ました。今度はブルーレイで感動がよみがえります。もうたまりません。

○ やはり名作
レビュー内容: 私は昔からこの作品が好きで何度も見ていました。

私は画質が綺麗になったと思います。

服の汚れ具合も綺麗に見えます。

改めて見てやはり良いですね。

名作です。








ランク
4位

十戒 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

チャールトン・ヘストン , ユル・ブリナー , アン・バクスター , エドワード・G・ロビンソン ,

レビュー数
5
レビュー平均得点
5.0

○ ヘブライ人の救世主、モーゼを描いた一大スペクタクル
レビュー内容: 舞台は三千年前のエジプト。エジプト人がファラオと呼ばれる王のもと

ヘブライ人奴隷を酷使し、国を統治していました。

そんな中ヘブライ人の子として産まれたモーゼは

川に流され、エジプト人王子として育てられます。



彼は本当のエジプト人王子、ラムセスと対立しつつ

ファラオに指名される直前まで成長しますが

その時、彼は自分の本当の生い立ちを知ります。

そこから、彼の救世主としての苦難の日々が始まるのでした。



製作年は1956年とのことですが、圧倒的なスケールに驚かされます。

エキストラを25000人も動員したそうで、それらや巨大なセットにより

エジプトの権力と技術、そして酷使された奴隷の悲惨さが伝わってきます。



使用者と奴隷。これがエジプト人とヘブライ人という

人種の違いによるもののみであることが、その理不尽さを際立たせます。

そしてそれに立ち向かった救世主モーゼ。

彼の生涯は、まさにヘブライ人を救うための旅でした。



本作は紅海が割れる名シーンで名高いですが

それだけでなく、一人の英雄のドラマとして珠玉の出来です。

そのスケール、映像は技術が進歩した現代映画と比べてもまったくひけをとりません。

このような一大スペクタクルの前には、現実的かどうかは気にならないと思います。

「ベン・ハー」や「アラビアのロレンス」を好きな方には、特におすすめします。

○ 奇跡は
レビュー内容: くまなく現実の中を探し求めても、客観的にはそうそうみつかるものではありません。



ところが、高い確率で、濃縮された時空を形成している「場」があります。



それが、聖書的表現の世界なのですが、その読み解きには、さまざまな立場の先達たちの苦労があったのです。



また、タルムードの世界が傍らにあります。



答えは、今、そこでは、私たち自身のこころに糸口があります。

○ 映画らしい映画を見たという充実感。
レビュー内容: 映画を見る楽しさには2方面の楽しさがあると思う。1つは画面そのものの見事さ、もう1つは内容の感動。

一般的に私が感じるのは前者はハリウッド映画、後者はヨーロッパ映画に多い傾向だと感じる。

名作と言われる映画は当然高度に両方の要素を兼ね備えた映画である。

十戒は完璧にこの要素を満たしている映画といえる。もし苦言を呈する人がいたら、むしろどこをどう直せばより完璧になるのかその指摘に興味が湧くと思う。

私は映画は好きだが、名作といわれる作品の鑑賞をほとんど網羅しているようなマニアではないので鑑賞力は低いかもしれない。しかし、普通に名作といわれている作品でも大体は映画館かレンタルビデオで鑑賞すれば満足する。が、本当の名作は手元に置きたくなる。所有する喜びを味わいたくなる。いつも見るわけではないのに、いつでも見られるという安心感が欲しくなる。

この十戒 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] はマスターフィルムの退色補正もされていて、原作の色がどういうものだったのかあらためて確認できたことは大変感動的なことだった。このような歴史的価値が高まったDVDがこの値段で買える事は素晴らしいことだと思う。

○ ミケランジェロのモーゼ像に似ていたヘストンが起用された
レビュー内容: CGがない時代に、この大スペクタル映画は70代以上の人たちがリアルタイムで映画館で見て、驚愕した。亡き父もその一人。私もさんざん、親に付き合わされて繰り返し見てきた映画の一つ。

今の特撮の基準で見たら若い人たちには、「大したことないじゃない」となるだろうが、旧約聖書の「出エジプト記」を、非常にわかりやすく描いている。

ハリウッドの巨匠セシル・B・デミル監督の最後の作品であり、10年近くの歳月をかけ、今の貨幣価値にしたら「タイタニック」と同じくらいの巨費を投じた、娯楽作。

まだ無名だったチャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナーと大スターが共演。ラムセス役のユル・ブリンナーは、ハンサムで魅力的だった。モーゼ(チャールトン・ヘストン)の赤ん坊時代は、ヘストンの実の息子。

アン・バクスター(イヴのすべて)などの金色に輝く衣装も、美術もみごたえあり。

特に紅海に道ができて、大勢の人々や動物達がわたるシーンは、映画史上に残る名シーン。どれだけのエキストラ、人海戦術を使ったことだろうか?

キリスト教徒でなくても、聖書を斜め読みするような感覚で、見て損はない映画。

この映画が気にいったら、その後のチャールトン・ヘストンの代表作であり、傑作「ベン・ハー」もおすすめ。逆に「ベン・ハー」が面白かった人なら、たぶんこの作品もOKだと思う。


○ 絵画のように美しい映像とともに不朽の名作
レビュー内容: このような作品は二度と出てこないと思えるくらい時が過ぎても価値が変わらない作品です。

価値の普遍性ということで真のクラシック作品と呼べるものと思います。何時見ても素晴ら

しいと思う作品です。シーンの一つ一つがとても丁寧に作られており、まさに完璧です。

DVDは便利なもので、ものは試しにどこでも良いですからポーズをかけてみますと、これが実

に素晴らしいことに静止画として見た場合でもまるで一幅の絵画のような美しさなのです。

これがなんとまるでラファエロの宗教絵画のようなんですね。不朽の名作とはこういう映画

のことなのでしょう。コレクションには必ず加えておきたい作品です。


ランク
5位

スパルタカス 【ブルーレイ&DVDセット 2500円】 [Blu-ray]

カーク・ダグラス , ローレンス・オリヴィエ , ピーター・ユスティノフ , ジーン・シモンズ , チャールズ・ロートン ,

(まだレビューはありません)



ランク
6位

エリザベート2 若き皇后 [DVD]

ロミー・シュナイダー

レビュー数
1
レビュー平均得点
4.0

○ 王室が身近に感じられます
レビュー内容: 前作での皇帝フランツとの結婚式後の、エリザベート皇后の新婚生活を描いています。

公務で忙しいフランツと新妻のエリザベートは、なかなか一緒に過ごせません。

やがて、子供を授かるエリザベート。子供が生まれると、姑である大公妃と育児をめぐって諍いが起こるという、私達にも非常に身近なテーマが中心に描かれた作品です。

子育てをめぐる嫁姑の争いの際に、夫フランツへの「妻と母親のどちらが大事?」という台詞が笑わせてくれます。

実家に帰ってしまったり、実家の父に甘えたり、自由闊達でまだ若すぎる皇后の等身大の悩む姿が微笑ましい限りです。

宮廷生活を中心に描いていますが、ホームドラマ的要素が多分に含まれています。

悪人が一人もでてこない事にもほっとするかもしれません。

まだ若すぎる皇后が、夫や両親の愛情を支えにして、皇妃として少しずつ成長していく姿が可愛らしくなごみます。

エリザベートの衣装も一層豪華になり、皇帝フランツも凛々しく清々しい姿で、目を楽しませてくれました。

映画ラスト近くの、ハンガリー国王、戴冠式の様子は大変見ごたえもあり、衣装、調度品、小道具に至るまで素晴らしかったです。


ランク
7位

エリザベート3 運命の歳月 [DVD]

ロミー・シュナイダー

(まだレビューはありません)




ランク
8位

エリザベス:ゴールデン・エイジ 【VALUE PRICE 1800円】 [DVD]

クライヴ・オーウェン , ジェフリー・ラッシュ , ケイト・ブランシェット , サマンサ・モートン ,

レビュー数
2
レビュー平均得点
4.5

○ Elizabeth I の現代的解釈ということでしょうか。
レビュー内容: 作品としては,「いいとこどり」の感がある。歴史上の著名な女性たちのカリスマ性を集大成し,残忍な史実も,本人の意向ではなく,国家体制がそうさせたことになっている。エリザベス一世の人間らしさが描かれ,さらにその人間らしさを超えてゆく力が美化され,イギリスも美化されている。それでこそ「ゴールデンエイジ」である。歴史の真実はよく知らないが,一つのドラマとしてはわかりやすい作りだ。ショートヘヤーにカツラの付け替え,「ベス」という女性の「女王の私的生活代理」としての役割と同じ色のドレスの着用など,楽しめる部分も多い。

○ 再販の嬉しい1本!
レビュー内容: エリザベスを描いた作品では、ヘレン・ミレン主演のものが

歴史ドラマとしては重厚な感じがします。が、娯楽作品としての

エリザベスは、このケイト・ブランシェット主演の方が「華」が

あっていいと思います。「華」だけでなく、エリザベス演じる

主演演技の見事さ・迫力に拍手の1本。



女王の持つ荘厳で激しい気性を見事に表現していると思う。

史実を扱う映画が好きな僕ですが、このエリザベスに限っては

前述のヘレン版より砕けてはいるが本作の方が断然好みです。

無敵艦隊との戦いの一連の流れが、個人的には少々描写が

物足りないが、ケイトブランシェットの演技の素晴らしさだけで、

今回是非購入したいと思います。



しかし…

再販はゴールデンエイジだけ? 前作「エリザベス」の再販は

ないのでしょうか?? …切に“同時再販”を願います。










ランク
9位

ガンジー コレクターズ・エディション [DVD]

エドワード・フォックス , キャンディス・バーゲン , トレヴァー・ハワード , ジョン・ギールガッド , ベン・キングズレー ,

レビュー数
11
レビュー平均得点
4.5

○ アカデミー作品賞。っていうか、…
レビュー内容: アカデミー作品賞にしなくちゃいけない映画。今も直、世界のあちこちで行われている紛争や戦争の指導者達がガンジーのような人でそのような思想を持ち合わせているのなら、戦争や争いでなくなる人がすべてとは言わないまでも限りなく減るのではないでしょうか(とくに宗教紛争は最悪、女子供容赦ない上、武器を持たない一般人が残虐行為をするので殴り殺し…)。今を生きる我々は彼のようにならなくてはいけない、いや、なるべきであると教えてくれる映画であります。戦争とは人の殺し合い、愛する人や家族が殺されガンジーのように振る舞える人はそういないでしょうね、復讐は復讐を産み今のアラブとイスラエルやアメリカなどにテロを仕掛ける過激派組織のようになってしまうのが人間といえば人間ななのかもしれませんね…。。

○ マハトマの軌跡。
レビュー内容: この映画は、公開時にスクリーンで見て、25年後にDVDで見た。

公開時は、大きなスクリーンで、ワイドな画面とあの音楽に包まれて

幸福な「ガンジー」体験ができた。



DVDで見直すと、やはり細かいところに感心する。

最初に、「人の生涯のすべてを描き尽くすことはできない。

できることはその人の精神に忠実に記録し、

心のありかに迫ろうと努めることだ」と字幕で出る。

謙虚で力強い声明だ。



40万人が集まったという葬儀のシーン。特典映像でベンも語っているが、

CGではなく実写の大群衆を撮影した最後の映画、ということだ。

棺の上の遺体のガンジーは、ベン本人が演じている。



人々が洗濯するガンジス川の場面で始まり、

ガンジーの遺骨を流し、赤い花で覆われる川面を映しての終わる映画は

どのシーンを取ってみても完璧。



残念なのは、素晴らしいサウンドトラックを収めたCDが

ないことくらい。





このDVDには充実の特典映像がついている。

主役ベン・キングスレーのインタビュー。

彼はキャスティングのこと、役作りのこと、糸つむぎのことなどを、 

知的に、ある時はユーモラスに語る。



面白いのは、ガンジー本人のニュース映像が見れること。

イギリスに渡った時の映像。映画のなかと全く同じシチュエーション、

実際のミラベン(ガンジーに付き添った女性)も登場している。



死の断食を敢行した時、体重わずか39キロになってしまったガンジーの映像もある。



マーガレット(キャンディス・バーゲン)が撮影した写真も見たかったが

それはなかった。


○ 映画に込められたガンジーの「魂」
レビュー内容: 一度でなく、何度でも。

ガンジーに会いたくなったらこの映画を。



この映画を観るまで、マハトマ・ガンジーについて正直あまり知りませんでした。

なぜ彼があの格好をし、なぜ糸を紡いでいるのか、まったく知りませんでした。

そんな私でさえ、この映画を観る事によって、

ガンジーの偉大な魂に触れる事ができたのです。



エキストラの人々が、主演のベン・キングスレーを

本物のガンジーのように迎えている姿がとても印象的でした。

映画の中で今そこにガンジーが生きているようなのです。

いや、この映画は、まさに彼を甦らせているのです。



ガンジーの魂はこの映画に表現されることで、

時代を越え、国を越え、人種を越え、

いつでも新鮮なままで広く伝えられてゆくのだと思います。

この映画が再生される度にカンジーは甦ることでしょう。



狂信的ヒンズー教徒により暗殺された際に、

彼は額に手を当てる動作(イスラム教で「あなたを許す」という意味)

をとったといいます。



この映画を通して、ガンジーの偉大な「魂」に是非触れてみて下さい。

一人にでも多く、彼の魂=意志が広まりますように。

○ 世界的偉人を知るためのきっかけとして
レビュー内容: ガンジーがこれまでどのような活動をされてきたのかが、

この映画を観ると、はっきりしてくると感じます。



多くの人を動かすのは、

ガンジーの行動力と、伝える力などによるものと思いました。

そして、「必要なもの以外何も持たない」という姿勢にも、

感慨深い気持ちになります。



自分の信念を正しく維持するには、

日頃から、正しいと思うことを

忠実に行なわなければならないと

改めて感じさせます。

○ 見た後にたくさん「考えさせられる」映画です
レビュー内容: 3時間、あっという間。大作だがきめ細かい作りで無駄な場面もブレもない。映画自体よりも、ここから色んな事を考えさせられる。「本当にこんなに聖人なのか?もっと人間くさいところはないのか?」「“非暴力主義”はガンジーの普遍の真理なのか?たまたま、あの時のインドとイギリスの状況から判断しチョイスした戦略だったのでは?実際、チベットで中国が行っている民族浄化に対して非暴力を貫いても地球上からチベット民族が消えるだけでは?」「イギリスとインドの不思議な関係。特典の当時のニュース映像を見ても、さほどガンジーを悪くいっていない。そして、扱いも概してマイルドに見える?何故?そして、今、あれほどの事をされて未だに英連邦?」「非暴力主義とは日本人の好きそうなフレーズだが、これには大変なポリシーや勇気、そして、その非道を国内外に訴える広報戦略も不可欠である」。自分にとっては国際政治やインドを考える上で非常に貴重な映画だった。




ランク
10位

エリザベス 【ブルーレイ&DVDセット 2500円】 [Blu-ray]

ケイト・ブランシェット , ジェフリー・ラッシュ , ジョセフ・ファインズ , クリストファー・エクルストン , リチャード・アッテンボロー ,

(まだレビューはありません)


posted by はやぶさ じろう at 08:00| DVD総合